このページは移転する予定です 下記URLをクリックすると移転先にジャンプします
http://www7b.biglobe.ne.jp/~tanaka1942b/fx.html

趣味の経済学

FX、お客が損すりゃ業者は儲かる
仕組みの解明と適切な後始末を FXは金融商品取引法第2条第22項に定められた 合法「のみ行為」 なのですよ   従って、FXとはお金を払って遊ばせてもらうゲーム・娯楽・合法賭博 であって、パチンコのように儲かる時もあるが業者はお客が損した分が売上・利益になるので、所詮、投資・資金運用の対象とはなりません   もしも、皆が儲かれば業者は破綻します    アマチュアエコノミスト TANAKA1942b が経済学の神話に挑戦します     アマチュアエコノミスト TANAKA1942b です 好奇心と遊び心をもって浮世の世事全般を経済学します           If you are not a liberal at age 20, you have no heart. If you are not a conservative at age 40, you have no brain.――Winston Churchill    30才前に社会主義者でない者は、ハートがない。30才過ぎても社会主義者である者は、頭がない。――ウィンストン・チャーチル       日曜画家ならぬ日曜エコノミスト TANAKA1942bが経済学の神話に挑戦します     好奇心と遊び心いっぱいのアマチュアエコノミスト TANAKA1942b が経済学の神話に挑戦します    FXとは金融商品取引法第2条第22項第に定められた合法のみ行為です       アマチュアエコノミスト TANAKA1942b が経済学の神話に挑戦します
2011年11月1日

FX、お客が損すりゃ業者は儲かる  仕組みの解明と適切な後始末を 目次
▲01 投資・資産運用として取引している
▲02 契約締結前交付書面
▲03 株取引は仲介取引、FXは相対取引
▲04 株取引は受渡決済、FXは差金決済
▲05 為替レートは各業者が独自(勝手)に決める
▲06 どのようにレートを操作しているのか
▲07 どのように思い違いしているか
▲08 ベテランが初心者の疑問を潰している
▲09 業者は「契約締結前交付書面」を読むように、と言っている
▲10 「FXは投資・資産運用の手段になる」と宣伝する人々
▲11 テレビも株取引と同じように扱い始めた
▲12 監督官庁はどうだ
▲13 カバー取引の謎
▲14 カバー取引の矛盾
▲15 FXを司法関係から見る
▲16 欲に眼が眩み「視野狭窄」になっている
▲17仕組みの解明と適切な後始末を

趣味の経済学 アマチュアエコノミストのすすめ Index
2%インフレ目標政策失敗への途 量的緩和政策はひびの入った骨董品
(2013年5月8日)

投資・資産運用として取引している
<OKWabeでの興味深い問答> ネットサーフィンをしていて面白いページを見つけた。OK Wabeで「FX業者はどのようにして利益をあげているの?9」と題してhirosi3氏がFXの仕組みを解明している。 そこでhirosi3氏は「FXはパチンコと同じようにお客が損した分が業者の収益になる」と主張している。筋は通っているので、氏の論理を借用しながら「FX、お客が損すりゃ業者は儲かる」を展開していくことにした。最後までのお付き合いのほど、よろしくお願い致します。(引用文の赤字青字はTanakaが指定)
<FXの一般的な説明> FXとはどういうものか?まず一般的な説明から始めよう。
 FX(Forex(Foreign exchange)「外国為替証拠金取引」)とは外国の通貨(為替)を買売して、利益を出す取引のこと。例えば、「1ドル=100円」のときに100万円で10,000ドル買い、円安で「1ドル=110円」になったら、これを110万円で売り、10万円の利益を得る。あるいは、「1ドル=100円」のときに100万円で10,000ドルを売り(空売り、持ってなくても売れる)、「1ドル=90円」になったら、90万円で買い戻し10万円の利益を得る。
 もっとも「1ドル=100円」のときに100万円で10,000ドル買い、円高ドル安になったので、「1ドル=90円」の時に売って10万円の損をすることもある。
 FX業者と会員登録をして、インターネットで取引をする。25倍のレバレッジがあって実際の4%の資金を保証金にして取引する、上の例で、「1ドル=100円」のときに100万円で10,000ドル買うのに必要なのはその4%の資金、4万円。 2011年8月では約1億5,500万円の取引が行われている。
<FX業者の説明> FX取引を始めるには業者の会員として登録することになる。そこで、業者がどのように説明しているか、業者の「契約締結前交付書面」から引用しよう。
1-1 外国為替証拠金取引とは、事前に取引金額の一部を証拠金として預託した上で差金決済による外国為替の売買を行う店頭デリバティブ取引( ▲金融商品取引法第2条第22項▲に該当する取引で、売買の目的となっている通貨の売戻しまたは買戻し等をした時の差金の授受によって決済する事ができる取引)をいいます。(サイバーエージェント)
1-2 外国為替保証金取引とは、事前に取引金額の一部を保証金として預け入れた後に行う店頭金融先物取引(金融商品取引法第2条第22項第1号に該当する取引で、当該売買の目的となっている通貨等の受渡し決済もしくは売戻し又は買戻しをしたときは差金の授受によって決済することができる取引。)で、常に約定日の2営業日後の日を決済日とし、かつ、決済日に反対売買等の決済取引を行わない場合には、自動的に当該決済日が翌営業日に繰り延べられる特約がついたものをいいます。(外為どっとコム)
1-3 本取引は、お客様が所定の証拠金を当社に事前に預け入れることにより、通貨の売買取引を行う店頭外国為替証拠金取引(金融商品取引法第2条第22 項に規定する店頭デリバティブ取引のうち同項第1号に規定する取引)であり、当該売買の目的となっている通貨の新規の売りもしくは買い、これらに対する決済の売りもしくは買いによる差金の授受によって決済する取引です。本取引にはこの決済による売買損益の他にスワップポイントによる損益が発生します。(DMM)

1-4 <何を期待してFXをやっているか?> 株取引と同じように、資産運用・投資・投機としてFXをやっている。それは掲示板やOK Wabeでの問答を読めば分かる。「ゼロサムゲームなので、損する人もいれば儲ける人もいる。業者は手数料収入なので会員の損得には関係ない。」このように考えていて、市販のFX解説書もそのような趣旨で書かれている。
1-5 <FXのメリット> ●24時間できる。株取引と違って月曜日の朝から土曜日の早朝まで取引ができる。●レバレッジがきいていて資金の25倍の売買ができる(4%の資金で売買できる)。●手数料が安い。非くりっくでは手数料との名目では無料にになっている。
 こうしたことも初心者が参加しやすい要因と言われている。
 このような意見もある。
 「レバレッジによってリスクの大きいFXですが、外貨預金や外貨建てMMFの代替として活用してみるのもよいでしょう。他の外貨運用に比べ手数料の低いため外貨運用に比べ金利の高いものであれば外貨建MMFと比べても有利です。」▲マネックス証券且ミ長・松本大『資産運用はじめてBOOK 2012年度版』
1-6 <金融商品取引法第2条第22項> FXが法的根拠としている金融商品取引法は次の通り。
 「金融商品取引法」第二条22  この法律において「店頭デリバティブ取引」とは、金融商品市場及び外国金融商品市場によらないで行う次に掲げる取引(その内容等を勘案し、公益又は投資者の保護のため支障を生ずることがないと認められるものとして政令で定めるものを除く。)をいう。
一  売買の当事者が将来の一定の時期において金融商品(第二十四項第三号の二及び第五号に掲げるものを除く。第三号及び第六号において同じ。)及びその対価の授受を約する売買であつて、当該売買の目的となつている金融商品の売戻し又は買戻しその他政令で定める行為をしたときは差金の授受によつて決済することができる取引
1-7 <店頭デリバティブ取引> 「店頭取引」とは、東京証券取引所・金融商品取引所のような取引市場によらず、取引当事者同士が取引条件を決めて取引すること。ある瞬間に100円で取引されたり、100円1銭で、100円2銭で取引されることもある。FXでは業者が会員個別に違ったレートを配信することもある。「デリバティブ取引」とは、為替・通貨の取引=現物取引ではなく、そこから派生される取引であり、為替・通貨の受け渡し、その代金の受け渡しも行わず、つまり実際には為替・通貨の売買は行わず、売ったつもり、買ったつもりで、差額を取引取引すること。
 「金融株取引は商品市場及び外国金融商品市場によらないで行う取引」とは、金融商品取引所・インターバンクなどによらない取引。会員が10万ドルの買い注文を出すと、同業他社・カバー銀行・インターバンク・東京、大坂金融商品取引所などに取り次がず、業者自身が取引相手となって取引を行う取引。商品先物取引法で規定されている「のみ行為」です。「差金決済」とは、実際には為替・通貨の売買は行わず、決済取引の後に差額を授受する取引。株取引は仲介取引・受渡決済です。
1-8 <商品先物取引法第212条>「のみ行為」を禁じている商品先物取引法は次の通り。
 (のみ行為の禁止)第二百十二条 商品先物取引業者は、商品市場における取引等の委託又は外国商品市場取引等(外国商品市場取引若しくはその委託の媒介、取次ぎ若しくは代理又は外国商品市場取引のうち商品清算取引に類似する取引の委託の取次ぎ若しくはその委託の媒介、取次ぎ若しくは代理をいう。以下この章において同じ。)の委託を受けたときは、その委託に係る商品市場における取引等をしないで、自己がその相手方となつて取引を成立させてはならない。
 「商品先物取引法」で禁じている「のみ行為」を「金融商品取引法」で合法としている。
契約締結前交付書面
 株取引では業者は手数料収入だが、FXでは会員が損した分が業者の売り上げになる。従って、皆が儲かれば業者は破綻する。くりっく365では取引手数料を取り破綻を防ぐ。非くりっくではレートを操作して、会員に損をさせてその分を業者の売り上げとしている。
 このように説明すると、次のような反論が出る。「FXも株取引と同じように手数料収入だ。会員が損しようが得しようが業者には関係ない。業者は会員同士の仲介をしているだけだ。さらに、レートはどこも同じ。特にくりっくなどは取引所取引なのだから、操作できない。」と。
 そこで、この説明をするために業者の「契約締結前交付書面」を利用して話を進めることにしよう。はじめに「契約締結前交付書面」とはどういうものか、から始めよう。
2-1 店頭デリバティブ取引は、その取引の仕組みやリスクが取引所において行われる取引所金融先物取引や外貨預金等とは異なるため、その取引にあたっては本取引説明書および約款等を十分に読み、それら内容をご理解頂き、かつ承諾頂く必要がございます。(みんなのFX)
2-2 店頭外国為替証拠金取引約款・規程集のこの約款(以下「本約款」) は、契約者ご本人 (以下「お客様」) が、株式会社外為ジャパン (以下「当社」) との間で行う店頭外国為替証拠金取引 (以下「本取引」) に関する権利義務関係を明確にするための取り決めです。 お客様が、店頭外国為替証拠金取引約款・規程集(「本約款」・「オンライン店頭外国為替証拠金取引規程」)及び金融商品取引法第37条の3の規定による契約締結前交付書面にあたる店頭外国為替証拠金取引マニュアル(「店頭外国為替証拠金取引のリスク等重要事項について」「オンライン店頭外国為替証拠金取引ガイド」「店頭外国為替証拠金取引の概要・リスクについて」「外国為替証拠金取引行為に関する禁止行為」「個人情報の取り扱いについて」「株式会社外為ジャパンの概要について」)の書面内容を最後まで十分に読んでいただき、本取引の特徴、仕組み、内容、危険性等を十分に理解した上で、お客様の責任と判断で本取引を行う必要があります。 つきましては、当社に本取引口座を設定するに際し、金融商品取引法その他の関連法令及び社団法人金融先物取引業協会の規則等を遵守するとともに、次の各条に掲げる事項を承諾していただくものとします。 なお、本約款における用語の意義は、本約款の第1条(定義)において定めるところとします。(外為ジャパン )
2-3 第1条(本約款の趣旨) 本約款は、お客様とヒロセ通商株式会社(以下、「当社」といいます。)との間で行うインターネット店頭外 国為替証拠金取引(以下、「本取引」といいます。)に関する権利義務関係を明確にするために定めた取り決め です。お客様は本取引を行うにあたり、本約款に同意するものとします。(LION FX)
2-4 お客様が、本約款・取引規定、別紙の「店頭外国為替証拠金取引説明書」(以下「取引説明書」という。)を十分理解し、それぞれに規定したルールに従って取引行うことを同意された場合のみ、当社はお客様との取引を行うものとする。 お客様は、当社から説明を受けた、本約款第2条第1項に定義する本取引の特徴、取引の仕組み等取引に関する内容を十分把握し、お客様の判断と責任において本取引を行うものとする。(外為オンライン)
2-5 店頭外国為替証拠金取引は、その取引の仕組みやリスクが外貨預金・外貨建MMF、その他の金融取引や取引所において行われる取引所金融先物取引とは異なっています。従って、取引をされるにあたっては、約款および本取引説明書を十分に読み、それらの内容ならびに下記の事項を十分に理解し、かつ異議なく承諾して頂く必要がございます。(サイバーエージェント)
2-6 私は、貴社より「店頭外国為替証拠金取引説明書」、「店頭外国為替証拠金取引約款」、「取引所外国為替証拠金取引説明書」、「取引所外国為替証拠金取引口座設定約諾書」、「取引所外国為替証拠金取引規程」を受領し、店頭外国為替証拠金取引、取引所外国為替証拠金取引の仕組み、リスク、および貴社の提供する店頭外国為替証拠金取引、取引所外国為替証拠金取引の内容等について理解の上、私の判断と責任において店頭外国為替証拠金取引、取引所外国為替証拠金取引を行います。(GMOクリック証券)

2-7 FXは株取引とは違う点が多い。そこで監督官庁は、「契約締結前交付書面」により十分な説明をするように指導している。しかし会員になる人はこれを読んでいない。読まず、理解せずに勝手な思い込みでFXを始めている。その勝手な思い込みで、OK Wabeなどで株取引と同じような、資産運用の手段になるかのように教えている。「契約締結前交付書面」の性質を理解していただいたうえで、話を続けることにしよう。
 ポイントは「相対取引」「差金決済」「レートは業者が決める」の3点だ。
株取引は仲介取引、FXは相対取引
3-1 お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは 異なりますので、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断によりお取引ください。(LION FX)
3-2 「FXブロードネット」は私と貴社との相対取引であり、為替レートが他の情報(テレビやインターネット等)とは必ずしも一致しないことを理解しています。(FXブロードネット)
3-3 店頭デリバティブ取引に係るご注意 本取引は、金融商品取引法において不招請勧誘禁止の対象となっている店頭デリバティブ取引であるため、お客様より事前に要請がない限り訪問・電話による勧誘はできない取引です。(フォーランドフォレックス)
3-4 相対取引リスク  FXブロードネットはお客様と当社との相対取引であり、当社の信用状況によっては損失を被る危険性があります。また、当社が提示する為替レートは他の情報(テレビやインターネット等)とは同一ではなく、不利な価格で成立する可能性もあります。(FXブロードネット)
3-5 株式会社外為オンラインの店頭外国為替証拠金取引は、私と同社との相対取引であり、為替レートが他の情報(テレビやインターネット等)とは必ずしも一致しないことを理解しています。(外為オンライン)
3-6 お客様と弊社が行う取引については、店頭相対取引として行うものであり、弊社が表示する通貨等の売付けの価格と買付けの価格とに差(スプレッド)がある事。(サイバーエージェント)
3-7 店頭外国為替証拠金取引の性質と信用リスク 株式会社サイバーエージェント FX(以下「弊社」といいます。)が提供する店頭外国 替証拠金取引は店頭デリバティブ取引です。従って、インターバンク(銀行間)を含む全ての店頭外国為替証拠金取引は相対取引(OTC=Over The Counter 取引)によって行われます。弊社は、店頭外国為替証拠金取引に関してお客様のカウンターパーティ(取引の相手方)として行動する事になり、弊社とお客様との間の取引は、証券取引や取引所先物取引とは異なる独自の規制に基づいて管理されます。そのような性質から OTC 取引においては、契約の締結や取引の実行は、当事者同士の信頼に依存する部分が取引所取引と比べてより高くなります。従って、お客様には店頭外国為替証拠金取引を開始される前に、取引の性質とリスクについてのご理解をお願い致します。(サイバーエージェント)
3-8 相対取引(あいたいとりひき) 金融取引業者がお客様に対する取引の相手方となる取引。店頭取引ともいう。(DMM) (T注 FX業者が取引の委託を受けたとき、その委託に係る商品市場における取引をしないで、その注文を呑み込んで自己がその相手方(お客様に対する取引の相手方=お客のカウンターパーティ)となって取引を成立させること。即ち「のみ行為」)▲商品先物取引法 ▲ウィキペディア
3-9 相対取引(あいたいとりひき) 取引所などを介さず、売り手と買い手が直接に取引すること。銀行対銀行、銀行対顧客といった1対1の取引。取引価格も、取引の方法も、当事者同士の交渉によって決まる。OTC(Over The Counter)。(パートナーズFX)
3-10 本書面における店頭外国為替証拠金取引は、お客様に一定の証拠金(委託証拠金)を当社に担保として差し入れていただき、契約時の約定代金と決済時の約定代金の差額のみを受け払いする差金決済又は当社所定の決済方法による決済が行われる取引で、当社との相対(店頭)取引であり、取引所(市場)取引ではありません。 (マネックスFX)

3-11 <取引およびそれに関する利害関係は業者と会員の2者で完結する> 相対取引であるということは、取引およびそれに関する利害関係は業者と会員の2者で完結するということだ。1万ドルの買い注文が成立しても、業者は銀行とか、他の会員から何かを仕入れたりはしない。会員の損失は業者の売り上げとなり、会員の儲けは業者の損失となる。ゼロサムゲームという言葉を使うならば、株取引は会員同士のゼロサムゲームであり、FXは会員と業者のゼロサムゲーム。会員皆が儲かれば業者は破綻する。そこで、くりっく365の業者は取引手数料を取り、非くりっくはレートを操作して破綻を防ぐ。つまり、業者と会員との利害も「相対する」ということだ。
 株取引のような取引所での取引は、取引所がルールを定め、会員すべてがそのルールで取り引きし、また、取引所が取引の保証をする。これは、江戸時代の大坂堂島米会所での消合場 が原型で現在はクリアリング・ハウスと呼ばれている。相対取引はこれがないので、当事者同士のローカル・ルールが支配する。従って、取引所での取引である株取引や金融先物取引とは違うルールが適用されることを知っておく必要がある。
3-12 <相対取引なので業者は個別にレートを配信する>  外国為替市場では、株式市場のように「特定の場所」での取引は行なわれません。いわゆる取引所を介さずに、金融機関など当事者同士が、売り手と買い手となり、相対(一対一)で交渉し、値段、数量、決済方法などの売買内容を決定する取引方法のことを、相対取引といいます ▲朝日新聞社 kotobank 出典:(株)外為どっとコム
 朝日新聞社・ 外為どっとコムの説明に従えば、FXが相対取引ということは、それぞれの会員が業者と相対(一対一)で交渉し外国為替を売買する。時にはA会員は1ドル77円で買い、B会員は1ドル77円03銭で買い、C会員は1ドル77円05銭で買うような場合もあるかも知れない。その場合は業者が各会員の指値に応じたか、業者がそれぞれの会員に違ったレートを配信していたということだ。業者がわざわざ「相対取引ですよ」と断るのは「言い難いのですが、これは相対取引なので、すべての会員に同じレートを配信するとは限りませんよ。その辺を分かってください」と言っていると理解するのが良いでしょう。もしも常に会員すべてに同じレートを配信していたら、相対取引の要件である「相対(一対一)で交渉する」に外れることになる。
 「買うとすぐ下がり、売るとすぐ上がる」と言う不満には「各会員に違ったレートを配信しています」ではなく「当社のサーバー、通信回路などの状況、あるいは相場の急激な変動により、情報が正しく伝わらない、というリスクがあることを承知してください」という趣旨の、ちょっと違った口実・言い訳を用意している。

株取引は受渡決済、FXは差金決済
4-1 お客様は反対売買による差金決済を行うことにより、当該お取引を決済することができます。 (フォーランドフォレックス)
4-2 当社におけるお客様との決済は差金決済のみ可能で、お客様の取引口座への入出金によって行います。外国通貨による受渡はできません。(みんなのFX)
4-3 店頭外国為替証拠金取引(「LION FX」) 「LION FX」とは、インターネット環境で行う店頭外国為替証拠金取引の名称です。店頭外国為替証拠金取引とは、一定の資金を取引業者に預けることにより少額の資金で大きな取引を行うことができる取引をいい、その決済方法は、約定代金(想定元本)の受渡を伴わず、買った通貨を転売もしくは売った通貨を買戻すことで、 売買の差額のみを決済する差金決済となっております。(LION FX)
4-4 (差金決済)  本取引にかかわるお客様のポジションについて、お客様が任意にこれを反対売買することができることとします。この場合、当社はお客様の売付総代金から買付総代金を控除し、お客様の本取引口座において預託証拠金に振替えます。益金がある場合は預託証拠金に加算し、損金がある場合、または、取引手数料が発生した場合は預託証拠金をもって充当します。これによってお客様の預託証拠金の額が増減することを、お客様はあらかじめ了承するものとします。(外為ジャパン )
4-5 差金決済 決済は、ポジションの反対売買時に取引の結果生じた差損益金の受払いを行う「差金決済」という方式により完了します。反対売買により発生した売買差損益金は、預託証拠金の残高に反映します。 (外為ジャパン )
4-6 「差金決済」による最終決済とは、売買が相殺方向にある同一通貨ペア、同一決済期日、売買同額取引の対価側売買価額の相殺による決済方法で、お客さまから決済すべき取引(複数)のご指定をいただくことにより、その売買損益を当該商品の取引口座に記帳します。 「受渡決済」による最終決済とは、通貨の約定総代金の受払いによる決済方法で、当該取引につきお客さまより受渡決済指定をいただいた上で、お客さまとの通貨の受渡を行います。当社は、お客さま支払通貨価額のお客さま取引口座への入金確認後、その対価をお客さまの取引口座に振込むこととします。お客さまから受渡決済の注文を頂いた場合、お客さま支払通貨価額は、受渡決済の指示に先立ち当社指定の金融機関口座にご入金いただく必要があります。受渡決済の注文は、発注後如何なる場合にも取消すことはできません。(セントラル短資)
4-7 差金決済(さきんけっさい)  現物の受渡を行わずに、反対売買による差金の授受によって決済すること。(DMM)
4-8 決済に伴う金銭の授受 差金決済のみ可能で、外国通貨による受渡はできません。(DMM)
4-9 差金決済(さきんけっさい)   先物取引やオプション取引の決済にあたり、原商品の受渡しをせず、算出された損失または利益に応じた差金を授受する決済方法をいいます。(サイバーエージェント) (T注 FX業者が取引の委託を受けたとき、その注文を呑み込んでその委託に係る商品市場における取引をしないで、自己がその相手方となつて取引を成立させ、つまり原商品(為替・外国通貨)の受渡しをせず、決済取引が完了した時点で、算出された損失または利益に応じた差金を授受する決済方法。即ち「のみ行為」)▲商品先物取引法 ▲ウィキペディア
4-10 受渡決済(うけわたしけっさい)   先物取引やオプション取引の決済期日に、原商品とその対価の授受を行う決済方法をいいます。取引所為替証拠金取引においては、受渡決済は行われません。(サイバーエージェント)

4-11 差金決済で現物(原商品・為替・外国通貨)の受け渡しを行わない、ということは、会員が1万ドルの買い注文を出しても業者は銀行とか、他の会員から何も買ってこない。仲介取引ではない。会員は1万ドルはおろか1セントも受け取らない。「買った人がいるということは、売った人がいるということ」はFXの仕組みを理解しようとしない人の発想だ。このことからも「会員の損は業者の売り上げ」「皆が儲かれば業者は破綻する」「FX、お客が損すりゃ業者は儲かる 」がハッキリする。
為替レートは各業者が独自(勝手)に決める
5-1 当社は、お客様に提示するアスク価格及びビッド価格をカバー先の提示する価格により通貨ペア及び市場の状況に応じて決定します。(DMM)
5-2 「外国為替レート」とは、インターバンク市場における取引価格を参考として、当社が独自に提示する価格をいいます。(DMM)
5-3 (外国為替レート) お客様は当社に対し、外国為替市場の取引レートに基づいて当社が提示する外国為替レート以外の外国為替レートを主張できないことをあらかじめ了承するものとします。(DMM)
5-4 株式会社外為オンラインの店頭外国為替証拠金取引は、私と同社との相対取引であり、為替レートが他の情報(テレビやインターネット等)とは必ずしも一致しないことを理解しています。(外為オンライン)
5-5 (外国為替レート) お客様は当社に対し、外国為替市場の取引レートに基づいて当社が提示する外国為替レート以外の外国為替レートを主張できないことをあらかじめ了承するものとします。(FX24インターネット取引)
5-6 「外国為替レート」とは、主要な外国為替市場における主要な外国為替銀行間の外貨の円換算による取引価格及び外貨換算による取引価格を参考として、当社が提示する価格をいいます。(外為ジャパン)
5-7 (外国為替レート及びスワップポイント)  お客様が当社との間で行う本取引にかかわる外国為替レート及びスワップポイントについては、外国為替市場の取引レートに基づいて当社が提示する外国為替レート及びスワップポイントが適用されるものとします。(外為ジャパン )
5-8 お客様は、当社に対し、外国為替市場の取引レートに基づいて当社が提示する外国為替レート以外の外国為替レートを主張できないことをあらかじめ了承するものとします。(外為ジャパン )
5-9 お客様と当社のお取引には、当社の提示する為替レートを使用いたします。当社の提示する為替レートは、複数のカバー先から提示されたレートをもとに市場の状況等に応じて当社によって決定されます。そのため、新聞やテレビ等のメディアの報道で普段目にする為替レート(以下、「市場レート」)とは必ずしも一致するものではなく、市場レートや他社の提示するレートと大きく乖離することがあります。(外為ジャパン )
5-10 お客様はカバー先金融機関から提示されるレートの他に、複数のインターバンク市場参加者から配信されるレートを参考に、当社独自の基準に基づいて当社が提示するレートで取引を行います。 (外為どっとコム)
5-11 相対取引リスク FXブロードネットはお客様と当社との相対取引であり、当社の信用状況によっては損失を被る危険性があります。また、当社が提示する為替レートは他の情報(テレビやインターネット等)とは同一ではなく、不利な価格で成立する可能性もあります。(FXブロードネット)
5-12 当社は顧客に提示する売付け価格を当社カバー先から供給される価格に応じて、通常0PIPから5PIP下の価格で決定し、買付け価格を同じく0PIPから5PIP上の価格で決定します。(FXブロードネット)
5-13 テレビやインターネットなどの情報と当社の価格とは異なる場合がありますことをご了承ください。(FXブロードネット)
5-14 「FXブロードネット」は私と貴社との相対取引であり、為替レートが他の情報(テレビやインターネット等)とは必ずしも一致しないことを理解しています。(FXブロードネット)
5-15 当社は通常、提携カバー先から配信された取引提示価格を参考にして、当社基準にて決定されたオファー価格とビッド価格を取引価格として提示します。オファー価格とビッド価格にはスプレッド差があり、オファー価格はビッド価格よりも高くなっています。ただし、当社提携カバー先にて取引提示価格が提示されない場合など、マーケットの状況によっては、上記の価格決定方法によらず、当社裁量によりオファーとビッドの価格を提示する場合があります。(セントラル短資)
5-16 ひまわりFXにおいて、外国為替証拠金取引は特定の取引所が存在するわけではなく、相対取引で個別に行われるため、お客様がテレビやインターネット等でご覧になる為替レートと当社で配信している為替レートとは異なる場合があります。 またシストレ口座、レギュラー口座、デイトレ口座はそれぞれ取引ルールや提示レート、スワップ金利、取引時間等が異なります。以上のことをご理解いただいていますか。(ひまわり証券)
5-17 提示レートが相場から乖離するリスク 当社の店頭デリバティブ取引サービスは、お客様と当社の相対取引であり、取引所取引ではありません。当社では、複数のカバー先からの配信レートをもとに当社で生成した独自のレートをお客様に提示しております。当社が提示するレートは、カバー先や同業他社が提示しているレートと一致するものではなく、当社独自の判断により、他社の提示するレートと大きく乖離することがあります。このため、同業他社のサービスを利用した取引と比較して損失が拡大したり、ロスカットが発生したりすることがあります。(みんなのFX)
5-18 当社は、SBI リクイディティ・マーケット株式会社がインターバンク市場の実勢外国為替レートを元に提示している為替レート(以下、「カバー取引為替レート」といいます。)に、一定の額を加減した為替レートをお客様に提示しています。なお、取引為替レートは常に買値と売値を同時に提示する「2-Way 方式」を採用しており、買値と売値は同じではなく差があります。また、カバー取引為替レートにおきましても、買値と売値で異なっております。(SBI FXα)
5-19 買値や売値は、当社が、当社のカバー取引先となる金融機関等が提示する価格を参考に提示します。(マネックスFX)

5-20  独自のレートを配信しているということは、会員の売り希望、会希望に基づいたレートではない、ということ。レートの直近に会員はいないかも知れない。買い希望を入れたとき他の会員から買ってくると言う人もいるが、このことからそれが不可能であることが分かる。
 カバー先銀行とも違うレートならば、カバー先銀行との取引も難しくなる。会員の売り希望、買い希望を業者に振るのは難しい。カバー取引も難しい。当然仲介取引はできない。
 カバー先銀行とかインターバンクという言葉を使うことによって、カバー先銀行を通じてインターバンクと取引するかのように思い違いさせる効果がある。
 Bid Ask という言葉を使うことによって会員の売り希望・買い希望に基づくレートであるかにように思い違いさせる効果がある。
 株取引は仲介取引、取引所取引、直物取引で受渡決済。それに対しFXは相対取引、店頭取引、デリバティブ取引で差金決済。そしてレートは業者が勝手に決めている。これをシッカリ理解すれば「FX、お客が損すりゃ業者は儲かる」が理解できるでしょう。
どのようにレートを操作しているのか
これに関しては企業秘密でハッキリしないが、それと思われる例を取り上げてみよう。
6-1 レートの長いヒゲ OK Wabeで「下図のような長いヒゲは」との質問があった。
 8月2日、誰もが「ドルは下落するだろう」と考えてドルを売って、下がったところで買い戻そうと考えてドルを売り、ショートポジションをとっていた。下落するしょっぱな、あのようにとてつもなく上がれば、ロスカット、逆指値、「早めの損切を」の教えに従って多額の損失が発生した。 その損失分は業者の収益となった。多くの人が多額の損失を蒙った。これで臆病になり、多額の資金を賭けるのをためらった。少しでも上がるとまた急騰するかも知れないと「早めの損切りを」の教えを忠実に守り、決済処理をしたであろう。結局一段落してみると、ドルは急落したにも関わらず、結局損切りが多く、勝負は負けであったろう。 複数の業者のレートがそうだった、ということはどの業者のコンピュータプログラムはうまくできていた。経営戦術は正しかった、ということだ。
 ドルが下落したので多くの会員が儲かっただろう、というのは浅い見方。業者は十分な作戦でレートを作成している。
 「FXはゼロサムゲームだから、損した人がいるということはどこかに儲けた人がいるはずだ」という主張によると誰もが、「ドルは下落する」と考えていた時に、乱高下を予測し、全保証金をロングポジションにかけ、あの一瞬に売り抜けた人たちがいる、ということになる。考えられません。「会員の損は業者の儲け」との考えの方が自然ですね。
 業者は「為替相場の急激な変動はさまざまな要因が考えられます」と変動要因の説明を用意していて、これで納得する人も多いだろうが、これはFXのレートであり、インターバンク市場のレートではない。非くりっく業者のレートはインターバンク市場のレートやカバー先のレートを参考に独自(勝手)にレートを作成しているので、インターバンク市場の変動要因の説明では不適当だ。
 質問者は理解できないようです。これからも業者に貢ぐことになるのでしょう。
6-2 ドル円 昨夜の一瞬異常な動きの理由 上の質問と同じような質問がある。 「ドル円 昨夜の一瞬異常な動きの理由これも多くの人が「ドルは下落する」と考えていたときに、一気に上昇させた、と考えると理解できる。
 質問者は理解できないようです。これからも業者に貢ぐことになるのでしょう。
 このようにレートを一瞬下げて、すぐ元に戻し、ロスカット・損切りで業者の利益を確保するのを「FX業者のストップ刈り」と言うようだ。FXはインターバンクの動きに直接連動しているのではないからヘッジファンドなどには直接動かされないのですが、直接連動していると思っている人がいるので、業者はやりやすいでしょう。「FX業者のストップ刈り」はこの点を理解しています。
 スワップポイントがあるため、会員はロングポジションを維持する傾向にあり、業者は急激に上げるよりも急激に下げた方が収益確保に効果がある。(ロスカット・逆指し値・あわてて「早めの損切りを」の教えを忠実に守る)このため相場の動きは「下げの方が角度が急だ」と感じている人もいる。たとえば徐々にレートを上げて買いを誘い、すべての会員のポジションを見て、ある時急にレートを下げ、すぐに元に戻す。5分足でも捕らえられない位の短い時間ならば後で検証することもできない。
 「パニック売りはあっても、パニック買いはあまりない」と、結果的に業者を擁護する発言も出る。
6-3 「買えば下がる・売れば上がる・・FX会社に操作されているとしか思えませんこのような質問は多い。 「なぜ為替価格が一般投資家の考えた逆に動くの?
 多くの人が上がると考えてロングポジションをとっているときに、急激に下げて会員の損失を発生させ、業者の利益を確保する手段。しかしこれをやっていると会員の不信感を増大させ客離れを起こす。下手な手段だ。、
6-4 デモ取引も操作している業者のレート操作は当然デモ取引でも起こる。
「デモトレードと本番の違い」や「FX デモなら勝てるのみリアルでさっぱりです」や「FXのデモトレードなどの質問がある。答えは簡単なはずだが、誰も「契約締結前交付書面」を読まず、自分勝手な思い込みで質問に答えている。無責任なことだ。上田ハーローのホームページ のデモトレードのご案内には「操作方法はもちろん、実戦に近い為替レートでのお取引を体験することができるので、是非ご活用ください。」とある。「実戦に近い」とは「実戦とは違う」ということ。もし実戦と同じなら「こんなに勝てないのなら、FXなんてやめよう」となるに決まっている。
 「デモ取引で勝てて実戦では勝てない」の質問に「実際に保証金を賭けると緊張するから」との答えならば、「FXで勝つには、デモ取引と同じように精神的な安定を保つことができれば良いのであって、チャートを読む訓練など必要ない」となる。
6-5 説明書を熟読し十分ご理解して頂いていても、実際にお取引を行った場合との齟齬(そご)があり ますので必ず事前にデモ取引を行ってください。(LION FX)その本心は=((初心者にも慣れていただくように,やさしく、勝てるようにしてあります。「自信がついたら是非当社への会員登をどうぞ」実戦ではしっかり儲けさせていただきます))
どのように思い違いしているか
 FXは株取引とは違って会員が損した分が業者の売り上げになる。従って、会員が儲かると業者は赤字になる。くりっくは赤字を防ぐために取引手数料を取る。非くりっくはレートを操作して会員に損をさせ、赤字を防ぐ。どのように操作しているかは企業秘密になるが、上記「下図のような長いヒゲは」はその典的な例と思われる。
 しかし「買えば下がる・売れば上がる・・FX会社に操作されているとしか思えません」や「なぜ為替価格が一般投資家の考えた逆に動くの?」などは会員に不信感を持たすという意味で下手なやり方と言える。
「9割が勝てないって本当の本当ですか!!!」とか「多数の方がFXで勝てない理由を教えてください。」とか「FXで勝ってる人って本当にいるのですか?」のような質問が出てくる。
 こうした疑問も「FX,皆が儲かれば業者は破綻する」の立場に立てば答えはすぐ出てくる。それが出てこないのは、勝手な思い込みで間違っているからだ。そこでどういう具合に間違えているのか、ネットの掲示板やOK Wabeを見て検討してみよう。
7-1 スプレッドが手数料になる 「スプレッドも取引回数が多ければ結構巨額の利益になる」との答えがある。たとえば「Bid80.00、Ask 80.02の時、80.20で買って、80.00で売ったとすれば、0.02の手数料がかかって、これが業者の利益になる」との説明。この説明は面白い。会員の損失が業者の利益になる、との説明になっている。ところが突っ込んで聞くとおかしくなる。たとえば「Bid80.00、Ask 80.02の時、80.20で買って、Bid80.05、Ask 80.07になった時に売ったすれば、会員は0.03の利益が出る。この利益は誰が負担したのか?」との質問を発すると「Bid80.00、Ask 80.02の時、80.20で買ったということは、業者が誰か他の会員から80.00で買って、 80.02であなたに売った。Bid80.05、Ask 80.07になった時に80.05で、売ったということは業者が他の会員に80.07で売ったのだから、業者は、それぞれの取引で0.02づつの利益を出した、ということ」と説明する。つまり、「会員の損失が業者の利益になる」との説明から「業者は手数料で利益をあげている」に変わる。
 SBI証券SBIFXαは手数料が無料でスプレッドだけを(証券会社の)利益としているので、取引所取引より少しの為替レートの上昇で利益が上がるのです。▲SBIグループ代表北尾吉孝(監修)『一目でわかる あなたの最適資産運用法2012年度版』▲
7-2 仲介取引=買った人がいるということは、売った人がいるということ 7-1で説明に困ると、相対取引から仲介取引に説明が変わる。FXが仲介取引でないということは、取引をしてみれば誰でもわかるはずだ。1万ドルの買い注文が成立して、何を業者からもらうのか?よく考えれば分かるはずだ。
 FXは相対取引であり会員と業者だけで取引が完結すること、差金取引であるので現物(原商品・為替・外国通貨)の受け渡しは行わない。株取引とは違う。
レートは業者が独自に(勝手に)つくるのだから、Bid、Askともに会員の買い希望、売り希望、に基づいた数字ではないので直近に誰もいないかも知れない。
 FX業者を「ブローカー」と呼ぶことがある。しかし業者はブローカー行為(斡旋・仲介)は行っていない。この言葉を使うことによって仲介をやっているかのように思い違いさせる効果がある。
7-3 カバー先から買ってくる 業者が独自に(勝手に)レートを 作っているのだからカバー銀行とレートが違う。会員の1万ドルの買い注文が成立しても保証金口座から資金は移動しない。その段階で業者がカバー銀行に資金を移動させるとは考えられない。
7-4 業者が会員の希望によりインターバンクで取引する 業者は会員からの資金を運用してインターバンクで取引する、との説明。保証金口座の資金は担保なので業者はこれを使わず、市場から米ドルを借りて売却して日本円を買い、買った円は貸し出す、との説明。 会員が知っているレートは業者が独自(勝手)に作ったものだからインターバンクでのレートと違う。
 日本のインターバンクでの取引の最小単位は100万ドル、それ未満の注文は扱わない。決済は日銀ネット(日銀の当座預金口座)で行われる。このためFX業者がインターバンクで取引することはない。数量がまとまったら大手の金融業者を通してインターバンクで取引するとの説明は、時間がずれていればレートが違うので会員の希望による取引ではなくて、自主取引ということになる。
 インターバンクで取引するとの説明は、会員の注文を業者がカバー銀行へ取り次ぎ、カバー銀行がインターバンク市場で取り引きし、銀行間取り引き(インターバンク市場)で機関投資家と取り引きすることになる、との説明だ。個人投資家の少額な注文も業者はまとめて注文するので高額な取引になる、と言う。レートは瞬間的に変わるので、Ask 83.77 が83.78, 83.80, 83.82と変わって、業者は83.82でカバー銀行に取り次ぐことだってあるだろう。そうすると、業者はカバー銀行から83.82で買い、会員に 83.77で売ることだってある。業者は赤字取引ですね。
 会員と業者はレバレッジの利いた差金決済、業者とカバー銀行はRTGSの受け渡し決済、会員の注文を取り次ぐには膨大な資金が必要になる。その資金量は「14-8 カバー取引のために用意すべき資金量は?」を参照して下さい。
7-5 為替に統一された価格がある  株と同じように為替も統一された価格があり、業者が独自のレートを作っているとすればそれは違反だ、との思い違い。FXは相対取引であり、レートは業者が独自に(勝手に)決めるので、正式な、統一されたレートなどはない、ということがわかっていない。
 FXは大きく分けて相対で行われる「店頭取引」、画一化されたルールで行われる「取引所取引」があります。 (T注  取引所取引・くりっく365 も相対取引・店頭取引なんですよー。)
7-6 くりっくは取引所と取引する  FXは業者との相対取引であり、くりっくは取引所との相対取引であるとの勝手な思い込み。
 FX取引には店頭方式と取引所方式があります。店頭FXは投資家とFX業者が1対1で取引を行うもの、取引所FXは投資家と取引所が1対1で取引を行うもの。どちらも1対1というところは同じなのですが、取引の相手方がFX業者か取引所かの違いがあります。なお、取引所FXは東京金融取引所が扱っており、『くりっく365』というサービス名称で呼ばれています。
 さて、ここで株式取引の経験がある方は疑問に思うかもしれません。株式取引では、投資家同士の注文を証券取引所に集めてマッチングさせます。つまり取引の相手方は特定されないのです。証券会社は単に投資家の注文を取引所につないでいるだけで、取引の当事者にはなりません。しかしFX取引の場合は、FX業者か取引所が取引の相手方になるのです。これを相対取引(あいたいとりひき)と言います。この点もFX取引の大きな特徴と言えます。(FX取引入門 )
 取引所取引とは金融機関を通じて公設取引所と取引することをいいます。▲SBIグループ代表北尾吉孝(監修)『一目でわかる あなたの最適資産運用法2012年度版』 (T注  取引所取引・くりっく365 も相対取引・店頭取引なんですよー。)
7-7 クリックは取引所取引なのだから、東京金融取引所での取引所レートである、との思い違い。  これに関しては、くりっく365の公式ホームページ の「マーケットメイク制度」を理解していただきましょう。
 「くりっく365」では、外国為替市場における世界有数の、複数の金融機関から価格の提供を受け、その価格の中から最も安い売り価格(売り気配)と、最も高い買い価格(買い気配)を抽出し、リアルタイムで提供しています。 そのため、投資家の皆様はその時点における最も有利な価格で取引を行なうことができることとなります。
 この付合せの方式は、マーケットメイク制度と呼ばれ、世界の為替相場を反映した取引機会を投資家の皆様にリアルタイム提供するもので、公正かつ健全で有利な価格提供の仕組みと言えます。
 金融取へ価格の提供を行っている金融機関を、マーケットメイカーと呼んでいます。
7-8 よく分からないけれど、株取引と同じだろう 多くの人がこういう考えなのだと思う。何か良く分からないけれど多くの人がやっているし、解説書も出ているし、もしかしたら儲かるのではないだろうか?と思ってやっている。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」FX、みんなでやれば怖くない。「自己責任」ではなくて「他人任せ」。自分の責任ではなく、他人・社会の責任へ転嫁する。フレデリック・バスティアの言葉が思い出されます。
 「政府とは、他人に金を払わせ、自分だけが得をすると誰もが信じている虚構の制度である=Government is the great fiction through which everybody endeavors to live at the expense of everybody else.」
ベテランが初心者の疑問を潰している
FXをやり始めて初心者が疑問を持つ。それに答えてベテランが間違ったことを教え、初心者の自然な疑問を潰している。OK Wabeからそうした例を引用してみよう。
8-1 業者がレートを操作している
買えば下がる・売れば上がる・・FX会社に操作されているとしか思えません
なぜ為替価格が一般投資家の考えた逆に動くの?
相対のFX業者が提示するレートはユーザー毎に異なるのでしょうか?
FX レートはどのように決まるの??
買いポジションが増えると値が下がるのはなぜ?
証券会社が操作するレートとは?
某FX業者のスプ操作疑惑動画
*FXのチャートを2人でならべたら??
FXの裏を教えてください
サイトによる為替データの違い?
すべてのポジションは管理されている?
8-2 FX業者の利益
FX業者の利益について
FX業者の儲けって
FX業者の儲け・・・・
FXは客が勝つと証券会社が損をするんですか?
FX会社の利益はどこからでているのですか?
FXの手数料を取らない業者はどうやって利益を得ているの?
クリック証券スプレット0手数料0で、何で儲ける?
FX会社の相対取引について
FX取引のしくみが謎です
客が、為替取引で「1億円」の利益を出した場合、
FX取引業者はどうやって儲けてますか?
FX会社はどうやって儲けていますか?
FXでは顧客投資家が損すれば損するほど証券会社が儲かると言うメカニズムについ...
FX業者は客が損をすると儲かるのですか?
FX業者の儲け
FX業者は客が負けないと儲からない?
8-3 実際の売買
FXでの売買は実際の売買なんでしょうか
FXは本当の売買でないと聞いたのですが本当ですか?
FXは現物の現金を実際に動かしてるのですか?
8-4 稼いでいる人
FXX初心者だけど
FX取引で本当に稼いでいる人はいますか?
FXで年間、1億円以上コンスタントに稼いでいる人が
みなさん、毎年100万以上稼いでいるのでしょうか?
FXの実績
FXについて
多数の方がFXで勝てない理由を教えてください。
FXで勝ってる人って本当にいるのですか?
FXに関しまして。
なぜFXは9割が負けるのか?
FXって本当に儲かりますか?
なぜFXが儲かると思うのか(未経験者)?
FXって本当に儲かるの?
8-5 勉強すれば稼げるのか
FXを勉強しようと思っていますが・・・。
FXって頑張って勉強すれば儲かるものなんですか?
どうやったら勝てますか?教えてください!
FXは何故勝てないのですか?(2)
FXは何故勝てないのですか?
多数の方がFXで勝てない理由を教えてください。
9割が勝てないって本当の本当ですか!!!
FXやはり勝てない!
どうしても損大利小
FXでほんとに儲けてる人なんているの?
FXで勝ってる人って本当にいるのですか?
FXで
FXって頑張って勉強すれば儲かるものなんですか?
8-6 儲けると誰かが損する
FXは自分が儲けることができるのは
FXはゼロサムゲーム!誰が勝っていますか?
くりっく365の取引は誰を相手に戦っているのですか?
「くりっく365」でドルはどこから調達するのですか
FXブローカーと顧客との関係は?
8-7 ロスカットの行方
FXのロスカットされた投資金の行方を教えてください
FXで大損した資金は一体どこへ行っている?
FXで失ったお金はどこに?
FXのロスカットされた投資金の行方を教えてください
8-8 FXで生活する
投資資金の借り入れ
FXを本職にしようと考えています、間違いでしょうか?
FXで生活できますか
FXで生活できますか?
相場観や自分の立ち位置について
8-9 デモトレードについて
デモトレードと本番の違い
FX デモなら勝てるのみリアルでさっぱりです
FXのデモトレード
8-10 急激な乱高下
1分足で、値が急激に動いたときの上下運動について
ドル円 昨夜の一瞬異常な動きの理由
FXで大きな上げ下げについて
下図のような長いヒゲは

8-11 業者の説明、「契約締結前交付書面」を読まずに勝手な思い込みで間違ったことを教えている。無責任なことだ。多くの人が多額に資金をFX業者に貢いできました。たとえ悪意がなかったとしてもこの人たちの影響の大きさを無視することはできません。OK Wabeも結果的には「FXバブル推進に利用された」と言えますね。
業者は「契約締結前交付書面」を読むように、と言っている
9-1 OK Wabeなどの回答(怪答?)<初心者の疑問を潰している>と題してOK Wabeでの問答を取り扱ってきた。誰も「契約締結前交付書面」を読んでいない。どの業者も「読んで、理解し、納得してから会員になるように」と書いている。
9-2 店頭外国為替証拠金取引は、リスクが大きく、大きな損失を被るおそれがあります。弊社で店頭外国為替証拠金取引口座を開設して頂くにあたっては、原則として次の要件を満たして頂く事が必要となります。 @ 店頭外国為替証拠金取引の特徴、仕組み及びリスク、並びに本取引の特徴、取引条件、仕組み及びリスク等について、約款及び本取引説明書を十分に理解し、かつこれらに異議なく承諾して頂く事。(サイバーエージェント)
9-3 店頭外国為替証拠金取引はリスクが大きく、大きな損失を被る可能性があります。当社では店頭外国為替証拠金取引口座を開設して頂く場合には、原則として次の要件を満たして頂くことが必要となります。 1. 店頭外国為替証拠金取引の特徴、仕組み及びリスク、ならびに本取引の特徴、取引条件、仕組 み及びリスク等について約款及び本説明書を熟読し承諾及び同意して頂くこと。(DMM)
9-4 本取引は、説明書にしたがって甲と乙とが相対で行う店頭外国為替証拠金取引である。 第4条(自己責任およびリスクの確認) 甲は、本取引を行うに際し、乙よりあらかじめ受領した説明書および本約款を熟読し、本取引の内容およびリスクを十分に理解したうえ、金融商品取引法その他の関係法令および諸規則を遵守し、自己の判断と責任において本取引を行うものとする。 2 甲は、次の各号に掲げる内容を十分把握し、承諾したうえで本取引を行う。 (1) 本取引は、甲と乙との相対取引であり、甲の乙に対する債権は、乙に対する他の一般債権と同等の立場にあること。(FX24インターネット取引)
9-5 店頭デリバティブ取引はお客様と当社の相対取引であり、取引所取引ではありません。(みんなのFX)
9-6 本取引は金融商品取引業者が金融商品取引法第2条第22項に規定する店頭デリバティブ取引のうち同項第1号に規定する取引に該当する通貨の売買取引である店頭外国為替証拠金取引にあたります。従って、本取引は取引所取引とは異なり、相対取引(お客様の注文を当社が受け手となり、それぞれが売り手と買い手となる取引)となります。相対取引ではお客様と当社の利益が相反することになりますので、当社ではお客様のポジションをカウンターパーティーでカバーします。(外為ジャパン )
9-7 外為どっとコムが提供する外国為替保証金取引は店頭金融先物取引です。従って、インターバンク(銀行間)を含むすべての外国為替取引は相対取引(OTC= Over the counter取引)によって行われます。当社では取引所で行われる証券取引や先物取引の場合と異なり、外国為替取引に関してお客様のカウンターパーティ(取引の相手方)として行動します。外国為替取引は証券取引や先物取引と比べて規制が少ないため、取引所取引とは異なる独自の規制に基づいて管理されます。そのような性質からOTC取引では取引の執行を当事者同士の信頼に依存する部分が取引所取引と比べてより多くなります。お客様は外国為替保証金取引を開始される前に、取引の性質とリスクについて理解する必要があります。(外為どっとコム)
9-8 私は、「店頭外国為替証拠金取引に係るご注意」・「店頭外国為替証拠金取引説明書」・「店頭外国為替証拠金取引約款・規定集」の内容について熟読の上、理解しています。 私は、店頭外国為替証拠金取引の仕組みを理解しています。 (外為オンライン)
9-9 第2条 (自己責任の原則) お客様は、「『選べる外貨』・『選べるHIGH・LOW』お取引のご案内」(「取引ガイド」、「外国為替取引約款」、「電子取引約款」及び「 取引要綱」)を熟読し、本取引の内容及び仕組みを理解の上、次項を含む本約款に記載されている事項をすべて了解して、自らの判断と責任において当社と本取引を行うことを承諾するものとします。
 「取引ガイド」、「取引要綱」、「外国為替取引約款」、「電子取引約款」、「取引報告書」、「取引残高報告書(兼入出金通知書)」の電子交付について承諾される場合は、下の「承諾します」のボタンを押してください。 同意します (FXプライム)

9-10 「契約締結前交付書面」は業者の会員登録のページから読むことができます。中には証券会社の総合口座に登録しないとページへ進めない意地悪な業者もあります。それでもこのページから読むことはできます。
9-11 インターネット上で、FXは仲介取引であるとか、インターバンク市場に注文を出すとか、業者は手数料収入であるとか、しっかり勉強すれば儲かるとか、資産運用の有効な手段であるとか、誤ったことを教え、それを信じた多くの人が多額の資金をFX業者に貢いできました。悪意はなかったにしてもこの人たちの影響の大きさを無視することはできませんね。後始末が始まれば話題になることでしょう。

9-12 例題  Bid 83.75 Ask 83.77 の時に買って、Bid 83.87 Ask 83.90 になった時に売りました。
(1) この取引において業者はどのようにして、幾らの利益をあげたのでしょうか?
(2) 投資家は利益をあげて、保証金を増やしました。この増えた保証金は誰が、どのようにして提供したのでしょうか?
「FXは投資・資産運用の手段になる」と宣伝する人々
<タップリ儲けた人がFX解説書を書いている>アマゾン.comでFXをキーワールドに検索すると1千件以上がヒットする。ほとんどがFX解説書で「FXで勝つ方法」のような、勝つための教科書となっている。どの本も「FX、お客が損すりゃ業者は儲かる」との認識はない。FXで勝つ方法などはないのだが、それ以前にFXの仕組みを理解していない本が多い。出版社としてはダイヤモンド社が多くのFX解説書を出版しているのが目に付く。
10-1 取引所取引が始まった くりっく365がどのようなものか、「今まで為替は相対取引で行われていたが、取引所での取引が始まった」との説明がある。くりっくでどのようにしてレートが決まるか、くりっく365の公式ホームページを見ていただきましょう。
 「くりっく365」では、外国為替市場における世界有数の、複数の金融機関から価格の提供を受け、その価格の中から最も安い売り価格(売り気配)と、最も高い買い価格(買い気配)を抽出し、リアルタイムで提供しています。 そのため、投資家の皆様はその時点における最も有利な価格で取引を行なうことができることとなります。 この付合せの方式は、マーケットメイク制度と呼ばれ、世界の為替相場を反映した取引機会を投資家の皆様にリアルタイム提供するもので、公正かつ健全で有利な価格提供の仕組みと言えます。 金融取へ価格の提供を行っている金融機関を、マーケットメイカーと呼んでいます。
 これを読むと、取引所取引と称しているが特定の取引所でのレートではないことが分かる。
10-2 スワップポイントの説明 スワップポイントとは、たとえば日本円を米ドルに替えてアメリカの銀行に預金すると、日本円・日本の銀行よりも金利が高く、受け取り利息が多いので、その分を会員に還元しようというものだ。しかしFXでは現物(原商品・為替・実際の通貨・札束など)の受け渡し・売買は行わない。従って実際にはスワップポイントは発生していない。スワップポイントがあることによって実際に為替の取引を行っているかのように勘違いさせる効果がある。
10-3 デモ取引の説明 デモ取引では勝てるのに、実戦では勝てないとの質問に「実際に保証金を使うと緊張してデモ取引のようにはいかないので、緊張しないように、リラックスしてやってください」のような説明がある。
 この説明を信じると、「FXで勝つには、チャートの研究などせずに平常心を保つ訓練をすれば良い」となる。
 デモ取引は7-4で書いたように業者がレートを操作している。
10-4 FXでタップリ設けた人がなぜ本を書くのか? 「1日、10分から20分程度の作業で毎月50万円程度の利益を生み出している」とか「6,00万円稼いだ」という人が、なぜ本を書くのか?FXは10万円の保証金で1万円稼ぐのと、100万円の保証金で10万円稼ぐのと同じ努力だ。保証金をいっぱい積み、複数の業者に口座を開き、いっぱい稼いでどこかに寄付したほうが社会的意義もあるし、満足感も多いだろうと思う。本当に稼いでいるのかな?本当に業者に損させているのかな?業者としては宣伝してくれるのだから4億円でも広告宣伝費としては安いのでしょう。
 FX解説書を読んで、FXを始めて、業者に多額の資金を貢いでいる人は多いに違いない。
10-5 業界人もFXを扱った本を出している。▲マネックス証券且ミ長松本大・『資産運用はじめてBook 2012年度版』 ▲SBIグループ代表北尾吉孝(監修)『一目でわかる あなたの最適資産運用法2012年度版』 ▲岡安盛男フォレックスドットコムジャパンチーフアナリスト岡安盛男・『岡安盛男のFXで稼ぐ47の法則』
 いずれも「FX、お客が損すりゃ業者は儲かる」といった空気は読みとれません。ご自分の会社がどのようにして利潤をあげているのか、ご存じないようです。怖がって忠告しない人だけを周りに集めているのです。それとも、ひょっとして確信犯?後始末が始まれば話題になることでしょう。
10-6 FXバブルに群がる人々 公認会計士も、レバレッジ規制を逃れるために法人組織を作ることを勧める本を書いている。 ▲公認会計士柴崎照久著「Q&A FX個人投資家のための「法人口座」をつくるメリット」
テレビも株取引と同じように扱い始めた
FXのテレビコマーシャルが流れている。内容は別に問題ないが、多くの人は株取引と同じように資産運用の手段と思っているので、「テレビもFXをまともな投資手段と判断している」と思うだろう。間接的にテレビが保証していると安心してFXを始めている。
 市場ニュースで、為替の動きをFX業者の社員が解説する。
 テレビは「FX、お客が損すりゃ業者は儲かる」といった意識はまったくない。FXバブルを推進する主要な役割を果たしている。
 テレビCMやFXを扱っているテレビなど、テレビ関係のサイトを探してみた。株取引かFXかハッキリしないものも取り上げてみた。
西山茉希 外為オンラインCM オフィス篇 NISHIYAMA Maki
西山茉希 外為オンラインCM カフェ篇 NISHIYAMA Maki
外為オンライン CM 2本の傘篇
外為オンライン CM 帽子篇
FX(外国為替証拠金取引)のマネパ ペンギンCM
ビクトリーFX
FX攻略プロジェクト☆FXセブンストラテジー〜レイバスFXの最終章
FXジャパンドリーム鮮烈の資産増殖全自動ロボット登場!
Rays・FX 0001
FXオンライン TVコマーシャル
外為どっとコム CM
ヒロセ通商のCM【日経CNBC放送分】
DMM FX TVCM
DMM TV CM
DMM FX ヨシケンCM 
GMOクリック証券 FXroid
GMOクリック証券 FXroid
GMOクリック証券 『株少女、出現』篇
ホットパンツ 恒吉梨絵 CM センントラル短資FX
LION FX TV CM
「サクソバンクFX証券 テレビCM」
クリック証券 iPhone用FXアプリ「iClickFX」  
サイバーエージェントFXのCymo iPhone版
FX(外為)を扱うTV番組の放送はありますか?
 テレビ業界の人たちも視野狭窄です。日本人の文化的遺伝子ミーム
からグローバリゼーションの因子はなくなってしまったのでしょうか?
 後始末が始まれば話題になることでしょう。

▲top    ▼次ページ 
▼12 監督官庁はどうだ
▼13 カバー取引の謎
▼14 カバー取引の矛盾
▼15 FXを司法関係から見る
▼16 欲に眼が眩み「視野狭窄」になっている
▼17 仕組みの解明と適切な後始末を