ラインセレクターを作る

オーディオラインセレクターを作る

 CDプレーヤー(Marantz CD6002)を通販で購入したものの、このプレーヤーは出力が1系統だけだ。現在所持しているアンプは、プリメインLuxman L-55AとヘッドフォンCayn HA-1Aの2台。将来的にはオーディオ専科のKT88を使った真空管アンプが加わり計3台となる。これを、いちいち背面に回ってRCAプラグをつなぐのはとても面倒。
 ってことで、考えたのが「ラインセレクター」。音質的には劣化すると言われているが、そんなことおかまいなし。とにかく便利であればいい。そんな浅薄な思いで製作にとりかかった。


■材料
アルプス電気製ロータリスイッチ1つ(4回路3接点M36)…千石電商(\220)
つまみ…千石電商(\390)
RCAジャック8つ…秋月電子通商(計\280)
ケース(ナットや足も付属)…千石電商(\680)
配線材…手持

■道具
電気ドリル、リーマ、はんだ一式、ペンチ、ヘキサゴンレンチ


ロータリースイッチは、行き帰りの信号を「2回路」といい、ステレオだから×2で「4回路」。3つのアンプにつなぐので「3接点」となる。

ロータリースイッチの配線はHPでメーカー仕様を見ればOK。どうやらこういう類のものは「常識」の配線らしい。

私は、テスターで導通をすべてチェックしてメモした。


ケース穴空け。

RCA8つの穴を空けるため、紙に穴あけ位置を書き、それをケースに貼り付け6mmの穴を電ドリでズガガガガ。

手持ちの4.2Vドリルは非力で、力作業こそないが、やたら時間を費やした。
リーマで拡大していくのもかなりタイヘン。


穴あけ完成

バリはヤスリでとりましょう

穴の周りには、会社からかっぱらってきた書類の補強シールを貼った。


これ、ロータリースイッチ部分のところ。

実は、スイッチを見ると、2つ穴をあける必要があったりする。(2枚目に画像の左の突起部分がそれ)


難関のロータリスイッチ部分16箇所×2=36箇所の配線。

といきたいところだが、程よい長さに16本の線を予めカットする。今回は均一に15cmほど。


という間に、苦心して配線完了。

集中してハンダごてを握ってたので、デジカメなんか撮ってる場合ナシ。

せっかくメモしてても、何度も間違えた。


ケース単独では、RCAケーブルの強さに負けてスイッチをまわしたとき軽さゆえ本体がズレて動いちゃう。

そこで、コレ!

釣り道具のオモリ
これを1Kg分ケースに入れちゃう。


ロータリースイッチやゴム足を取り付けて本体のカバーを取り付ける。

それらしくなった


シールを貼り付けたが今ひとつ


RCAケーブルを接続して、音出し確認。

ありゃ?おかしい

ケーブル(MOGAMIの安いヤツ)も自作だが、ハンダ不良で導通していなかった。
きちんと再修正する。ケーブル自作もいいが、テスターでの確認は必須。


転写レタリングシートは、A-ONEというメーカーのパソコンで作るヤツにした。ホムセンで売ってます。

ちょっとめくれ上がっているのはご愛嬌。

完成!

 器用な方ならすぐにできるだろう。まあ、こんなものでも買うと結構な値段になっちゃったりする。オーディオは恐ろしいよね。今回はなんだかんだで\1,500ぐらいかな(おもり\968は別)。

 しかし、こういうのは作っているとすぐに夢中になっちゃう。音質劣化を感じられないのは、オレの耳が腐っているからかも?まあ、とりあえず利便性は感じる。こんなものでも、アッテネーターやらいろいろ途中でかませば、結構役立つことうけあい?かもしれない。