■進捗管理の目的
プロジェクトが納期を守れるようにコントロールする事。
■進捗管理の方法
- 進捗計画に従い、個々の作業が遅れずに行われているかどうかを確認する。
- 作業毎にかかった時間を記録し、計画と実績の差異を分析する。時間がかかり過ぎているようであれば、何らかの問題が起きていると考えられる為、担当者に事情聴取する。
- 管理対象に優先度をつけ、重点的に管理すべきものとそうでないものを区別して行う。
- 進捗会議を定期的に開催し、メンバーの報告を受けて進捗管理表に記録する。
- 進捗会議のサイクルが短いほど問題の早期発見が可能である。
- 進捗会議は週一回くらいのサイクルで行うのが望ましい。
- メンバーの進捗報告だけでなく、構成管理ツールを使って成果物の完成度や更新状況等からも進捗状況を確認する事。
- 進捗管理表だけでなく、メンバーの様子を見る事も大切である。
- メンバーが疲れていたり、悩んでいたりすると生産性が落ちる為、早いうちに適切な対応を取る。
- 進捗遅延の原因に対して予防策と対策を準備しておく。
■進捗遅延の原因
- 要件が固まっていない。
- 課題が解決せず、保留事項が多い。
- 仕様変更による手戻りがあった。
- 仕様追加等で作業が増えた。
- 見積もりが甘かった(過小評価していた)。
- 仕事に必要な道具や環境が揃っていない。
- 必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの調達が間に合わない。
- 職場環境が悪く、集中できない。
- 管理がずさんである。
- 担当者が病気になったり、怪我をしたりした。
- 担当者にやる気がない。
- 担当者に責任感がない。
- 担当者が退職した。
- 作業と人の割り当てが適切でなかった。
- 特定の担当者がボトルネックになっている。
■進捗遅延の予防策
- 予定と実績の差異を常に監視する。
- ユーザ要件や仕様が固まるまで作業を進めない。それが遅れる場合、納期調整と費用追加の交渉をする事。
- 仕様変更や仕様追加が発生した時、極力プロジェクトの範囲外になるよう折衝する。やる事に決まれば、納期調整と費用追加の交渉をする事。
- ユーザに依頼すべき事項は早目に依頼し、期限を切る。
- 全ての作業に対して期限を切る。
- クリティカルパスを重点的に管理する。
- 必要なハードウェア、ソフトウェア、ネットワークをタイミング良く調達する。
- 情報を収集し、遅れの兆候を察知する。
- 進捗会議を定期的に行い、状況を確認する。その場で解決できる事は即座にやる。
- メンバーのモチベーションが上がるようなインセンティブを設定する。
- メンバーの役割や作業の目的、優先度を明確にする。
- メンバーの健康状態を心身共に把握し、病気を未然に防ぐ。
- 職場環境を常に整備し、働きやすくしておく。
- 日頃から関係者とのコミュニケーションを良くしておく。
■進捗遅延の事後対策
- 要件が固まらないのであれば、プロジェクトを中止する。
- 優先度の低い機能を削る、もしくは次期プロジェクトに延期する。
- スケジュールを見直し、作業の取捨選択を行う。
- 成果物を減らす。
- 納期を調整する。
- 作業の割り当てを変える。
- 増員する。
- 要員の能力不足であれば、より能力の高い要員に交代する。
- 心身共にリフレッシュさせる。
- 残業、休日出勤を増やす。
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