保守管理
■保守の目的
- システムの不具合を修正し、システムの持つ本来の機能を正常に戻す。
- システムの操作性や性能を改善し、利便性を向上させる。
- ビジネス環境の変化や経営戦略の変更に素早く対応する。
■保守管理の手順
- システム管理上の課題を洗い出す。
- 課題に優先順位を付ける。
- 優先順位付けは、放置すると大きな事故につながる課題を優先し、サービスレベルの向上、コスト削減等の目的や基準を明確にして行う。
- 課題に関して達成すべき目標を設定する。
- 課題に関して調査を行う。
- 調査の結果を踏まえて、目標を達成する為の実施案を検討し、3案ほど候補を挙げる。
- 大きな課題は分割し、段階的に解決する。
- 実施する為の体制とスケジュールを立てる。
- 変更管理ルールに基づき実施する。
- 実施効果を数値で捉え、評価する。
- 実施効果は定期的に測定と評価を行い、次の行動につなげて行く。
■変更管理の対象
- 要件定義書
- 各種設計書
- プログラム
- 標準化規定書
- 標準テストパターン
- テストデータ
- テスト結果
- 開発環境
- 本番環境
■案件管理項目
- 管理番号
- 起案日
- 起案部署
- 起案者
- システム名
- 案件区分(要望・障害)
- 対象区分(ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク・アプリケーション・運用・施設)
- 案件内容
- 起案目的・理由
- 状態(未着手・計画中・実施中・承認待ち・完了)
- 実施予定日
- 開始日
- 完了日
- 実施担当者
- 承認者
■変更手順
- 変更の目的を明確にする。
- 変更のリスクを考える。
- 責任者に説明し、判断を仰ぐ。変更する事になれば承認を得る。
- 変更作業について十分な準備を行い、作業手順書やチェックリスト等を作り、関係者のレビューを受ける。
- 変更作業手順の中に必ず稼動確認も含めておく。
- 変更計画を立て、責任者の承認を得る。
- 変更計画を関係者に連絡する。
- 変更作業実施直前にも責任者と関係者に連絡する。
- 変更作業手順書やチェックリストに従って、慎重に作業を進める。
- 変更作業が完了したら、責任者と関係者に報告する。
- 上記を文書化し、運用ルールとして徹底する。
- 変更した事を記録し、担当者が変わっても分かるようにしておく。
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