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プロジェクト管理者の道具箱

保守管理

■保守の目的

  1. システムの不具合を修正し、システムの持つ本来の機能を正常に戻す。
  2. システムの操作性や性能を改善し、利便性を向上させる。
  3. ビジネス環境の変化や経営戦略の変更に素早く対応する。

■保守管理の手順

  1. システム管理上の課題を洗い出す。
  2. 課題に優先順位を付ける。
  3. 優先順位付けは、放置すると大きな事故につながる課題を優先し、サービスレベルの向上、コスト削減等の目的や基準を明確にして行う。
  4. 課題に関して達成すべき目標を設定する。
  5. 課題に関して調査を行う。
  6. 調査の結果を踏まえて、目標を達成する為の実施案を検討し、3案ほど候補を挙げる。
  7. 大きな課題は分割し、段階的に解決する。
  8. 実施する為の体制とスケジュールを立てる。
  9. 変更管理ルールに基づき実施する。
  10. 実施効果を数値で捉え、評価する。
  11. 実施効果は定期的に測定と評価を行い、次の行動につなげて行く。

■変更管理の対象

  1. 要件定義書
  2. 各種設計書
  3. プログラム
  4. 標準化規定書
  5. 標準テストパターン
  6. テストデータ
  7. テスト結果
  8. 開発環境
  9. 本番環境

■案件管理項目

  1. 管理番号
  2. 起案日
  3. 起案部署
  4. 起案者
  5. システム名
  6. 案件区分(要望・障害)
  7. 対象区分(ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク・アプリケーション・運用・施設)
  8. 案件内容
  9. 起案目的・理由
  10. 状態(未着手・計画中・実施中・承認待ち・完了)
  11. 実施予定日
  12. 開始日
  13. 完了日
  14. 実施担当者
  15. 承認者

■変更手順

  1. 変更の目的を明確にする。
  2. 変更のリスクを考える。
  3. 責任者に説明し、判断を仰ぐ。変更する事になれば承認を得る。
  4. 変更作業について十分な準備を行い、作業手順書やチェックリスト等を作り、関係者のレビューを受ける。
  5. 変更作業手順の中に必ず稼動確認も含めておく。
  6. 変更計画を立て、責任者の承認を得る。
  7. 変更計画を関係者に連絡する。
  8. 変更作業実施直前にも責任者と関係者に連絡する。
  9. 変更作業手順書やチェックリストに従って、慎重に作業を進める。
  10. 変更作業が完了したら、責任者と関係者に報告する。
  11. 上記を文書化し、運用ルールとして徹底する。
  12. 変更した事を記録し、担当者が変わっても分かるようにしておく。


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