比和町牛供養田植
2004牛供養田植・道行き2004牛供養田植・苗取り・祈祷・綱手

毎年10月、やまびこ祭りで行われています。この無形文化財を継承しているのは保存会と中学生です。

■比和牛供養田植(広島県無形民族文化財指定)
比和の地に伝わる伝統芸能「比和牛供養田植」歌曲「大拍子、植拍子」は、もともと出雲文化が流れ来たものだと伝えられています。
今より約700年前、源氏の宿将、首藤通資が高野町湯川の蔀山(しとみやま)に城をつくり、その三代目首藤通友の時代に大仙の社人を迎えこの地に太鼓打の技法を伝えました。その技法が比和牛供養田植の起源とされています。
各地に供養田植は伝えられていますが、比和牛供養田植の特徴は太鼓打の技法が原形のままに伝承されていることにあります。この大拍子の技法は県北唯一のものとされ広島県無形民族文化財として指定されました。

■大拍子
供養田植のみに用いられる田植ばやしです。(植拍子を含む)大拍子は、供養田植における神降ろしに用いられた儀式田植の技法で、調子がゆるやかで、服装は派手やかで、鳴物ぞろいににぎやかに行われる行事です。

■作業田植(仕事田植)
作業能率を本意とした調子田植で、大拍子に比べて調子も早く、サゲ唄、太鼓、早乙女の下唄、三拍子による掛け合い調子で、テンポよく植えていきます。比和の作業田植は、歌曲そのものが早乙女の手さばきに直結した作業行進曲ともいえる特異性があります。

やまびこ祭りにて
やまびこ祭りにて