「潜入! アンダマン海の真珠 プーケット島
  驚異のイヌ科哺乳類! まぼろしのひらき犬を追え!」






行けー!行けー!川■浩・・・・♪




我々アタック隊はこの歌に励まされるようにベースキャンプを出発した。



いかなる困難が我々を待ち受けているのか。



捜索から2時間後、アタック隊のメンバーの1人



石持ちのKが突然何かを指差した。



あっ、あれは!



我々一同に緊張が走った。







「俺の後ろに立つな!」



まっ、まさか! ゴルゴ13?



「・・・・・」



危なかった・・・もう少しでライフルが火を噴くところだった。




気を取り直した我々はさらに奥へと捜索の手を広げていった。



しかし何の手がかりも得られず時間だけが過ぎていく。



隊員一同に焦りと疲労の色が濃くなってきた。



そのとき、我々の目の前に突然白い影が!


まっ、まぼろしの・・・・







「あん?知らねーなあ。今、ひとっ風呂浴びてきたとこよー」



・・・・・・


またしても・・・。



イヌ科哺乳類



ひらき犬



いったいどこへいるのだ。



落胆したまま休憩をとることにした。



何かに見られている



するどく突き刺すような視線



もしや!



身構えて眼下に目を凝らすと



あっ!







「何んか、くれ」



地べたに顔はぺったりつけている!しかし開いていない。



違った



ただのおねだり犬だった。



日が沈み疲労した体を引きずるように歩いていると



暗闇の中に何かものすごいオーラを発してる物体が!



ラストアタックだ!



隊長の声が響き、我々は奮起した。



慎重にそのオーラを発してる物体に近づくと







ゴロン



・・・・・



捜索は打ち切られた



連日アタックしたがついに我々はまぼろしのひらき犬を



発見する事はできなかった。





ひらき犬・・・それはうつぶせの大の字になって手足・胴体を地面にぺったりとつけ
毛皮の色さえ違わなければ、あまりの地面との同化っぷりに
危うく踏んづけてしまいそうな、まるで魚のひらきのように
開いたイヌ科哺乳類のこと。




特徴・・・何かを悟ったかのように外界の騒音など意に介すことなく
生きてるのか、はたまたそうでないのか判別するのも
困難なくらい微動だにしない無我の境地のドリーマーな奴。



「ひらき犬」についてnanaさんの
「行きたい!活きたい!生きたい!」
「旅行記&現地情報」「台湾〜アユタヤ〜バンコク」「アユタヤ編」で紹介されています。
nanaさんがタイのひらき犬のページを作られました。(2004.11.15)



今回登場の犬たちは「タイ・プーケットの犬たち」にのっています



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