

および 新対向型カソード
あなたは

シーエムシー出版 2011年3月「ロール to ロール技術の最新動向」に「ロールtoロールスパッタプロセスにおける成膜速度の向上」執筆
シーエムシー出版 2011年4月「最新ガスバリア薄膜技術」に「反応性高速スパッタ技術」執筆

コストと成膜速度の関係
成膜速度がX倍になったとすると、そのコストはルートX分の1になるという試算があります。すなわち成膜速度が3倍になると、同じ装置で検討すると約0.6倍になります。成膜速度が9倍になるとコストは3分の1ということになります。これは、反応性スパッタが従来は非常に成膜速度が遅く、そこがなかなか化合物膜である酸化物や窒化物にスパッタプロセスを使われていなかった原因となっていました。反応性スパッタの高速化技術により急速にスパッタを使った化合物膜が量産に使われてきています。特に、プラスチックフィルムなどの幅広でかつ基板温度の上昇に弱い材質では、標準的な手法となってきています。コストを考える場合には、減価償却費に係るこの成膜速度以外のファクターとして、歩留りと装置稼働率もよく考えねばなりません。また、ランニングコストは、別途かかります。詳しくは「現場のスパッタリング薄膜Q&A」参照ください。
日刊工業新聞社より「現場のスパッタリング薄膜 Q&A」出版しました。2008年8月、384ページ 3150円(税込)小島啓安著。 一部分訂正、増刷しました2010年4月。
追加増刷しました2012年1月。この本は、初めてスパッタリングで薄膜の作製をしたり開発する方のための手引書として、また薄膜技術者の参考書として利用して頂けるように具体例をたくさん載せました。
現場にいれば、失敗から学ぶことも多いと考えて、敢えて失敗例も加えました。
本の内容についてのご意見、ご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。 ご連絡お待ちしております。 earth-tech@r9.dion.ne.jp 小島宛


1月18〜20日 ネプコンジャパン 東京ビッグサイト
4月11〜13日 ファインテック ジャパン 東京ビッグサイト

UP dated ,2012,4,2
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TEL046−205−1270
earth-tech@r9.dion.ne.jp
小島啓安
博士(工学)
名古屋大学 客員准教授
ドライプロセスコーティング(スパッタリング・蒸着)での
研究・開発・生産をサポートします。
| 遷移領域制御/高速成膜の応用例 |
|---|
| 光学膜 レンズ、プリズムなどに使う反射防止膜、フィルターなどの光学膜は、基板がガラスから樹脂に変わりつつあります。レンズなどに使う透明で硬いプラスチックは、ガラス転移点が低く、低温での成膜が必要です。光学膜は、従来、蒸着プロセスが主流でしたが、低温で密着性の良いスパッタ膜へ変わりつつありますが、従来のスパッタ方式では、成膜速度が遅く、基板温度上昇が大きな問題となります。PEM(プラズマエミッションモニター(コントローラー))を用いた高速成膜方法は、基板温度を上げずに、密着性の良い膜を作成可能です。 |
| 装飾用膜 時計、デジタルカメラや、携帯電話など多くの商品でその外観に、鮮やかな色が求められています。PEMを使った方法としては、2通りあります。一つは、ZrNx,TiNx膜などの窒化物を使って、遷移領域制御によりその化学量論性を高めて、この膜のxを1.0に近づけて金色を出す方法、2つ目は、金属膜の上にTiO2などの透明膜をつけ、2層にして干渉色を使う方法です。この場合には、透明膜の厚さを変えれば、多くの鮮やかな色が出せますが、膜が厚いために高速に成膜出来ることが、コスト、基板温度の面で鍵となります。 |
| 透明導電膜 タッチパネルや有機ELなど市場が広がっています。ITOを例にとりますと、2通りあります。1つは、ITOターゲットを使う場合、比抵抗値を最適に保つためのO2ガス導入の自動化です。酸素空孔量を制御するために、O2ガスを微量導入しますが、ターゲットのIn発光値を用いてO2量を制御することにより達成します。2つ目は、ITターゲットを使った高速成膜です。TiO2膜やSiO2膜と同様に金属の発光(ここではIn)を制御することにより、遷移領域制御してITO膜を高速成膜します。 |
| バリア膜 プラスチック基板を用いて、有機ELなどのフレキシブル化を行うには、水、酸素などのバリア膜が不可欠です。透明バリア膜には、SiOxNy膜のような多元の組成が有望視されていますが、このような膜の高速化も可能です。またSiO2膜からSi3N4膜に徐々に変化する傾斜膜も有効と考えられますが、導入するガス組成をO2からN2に変えることで出来ます。 |
| 光触媒膜 TiO2膜のアナターゼ型の結晶構造が必要とされています。触媒活性を出すには、結晶粒が小さく、酸化還元の程度が重要となります。TiOx膜のxの値を制御するのに、遷移領域制御が有効です。プラズマ発光で制御する発光のポイントを変えることで、xの値を微量調整することが可能となります。 |
| ハードコーティング膜 Al2O3膜のような酸化物を使ったハードコーティングでは、膜厚が厚くなり高速化が必須です。 |
| 英国GENCOA社製 遷移領域制御/高速成膜用PEM(プラズマエミッションモニター)コントローラー の用途は広がっています。 |
| PEM方式とインピーダンス方式の制御が1台のコントローラーで可能です。(4チャンネルまで同時に制御できます)GENCOA社は、独自のシミュレーション技術を生かして、高効率カソードも制作しており、スパッタのコストダウンに貢献しております。 |
| GENCOA社日本代理店 |
| (株)富士交易 東京支店03−3274−2310、担当 菊地氏、松岡氏 関西支店06−6398−6760、担当 入学氏、大岡氏 |

アーステックは、
技術コンサルタントの会社です。皆様の会社を技術面からサポートします。コンサルティングに関しましては、次の5コースを用意しております。詳細は、料金表をご覧ください。
| スパッタ膜、スパッタプロセストラブル、コストダウン、コスト比較などのご相談に応じるコースです。現場の打ち合わせになります。 |
| |
| ご希望のテーマについてのセミナーを各企業に出向いて行います。 |
| 反応性スパッタのコストダウンのための成膜レートUP(約5〜10倍/同一パワー/同一装置)に対するスパッタ条件最適化業務を行います。 |
| 薄膜製品開発、スパッタプロセス開発、改造、立ち上げなど長期テーマでのコンサルティングを行います。透明導電膜、バリア膜、光学薄膜など。 |
オープンイノベーションが注目されています。グローバル市場での競争の激化、消費者ニーズの早い変化に対応するために、従来型の自前主義の閉鎖的方法ではなく、必要な研究開発能力、技術、を広く外部市場から調達し効率的なイノベーションを目指すいわゆるオープンイノベーションが世界の潮流となってきています。これらの動きに、貢献することが、目標です。

*足利フラワーパークの藤,つつじ
*ひたち海浜公園のネモフィラ、チューリップ
*セブ島のクマノミ
など
2009年5月撮影

エロージョンを広げることで、ターゲット利用率を向上しアーキングを低減出来ます。
さらに、GENCOA社ロータリーデュアルカソードを用いて、磁場を両カソード間でリンクさせ、また内側に傾けることで、プラズマをカソード側に閉じ込めること(特許)により、基板へのダメージを減らしたスパッタが可能です。
既存の
スパッタ装置に
取り付けられます


プラスチック基板、
プラスチックフィルムへの成膜(スパッタリング) ![]()
携帯電話や、メガネ、デジタルカメラなどへのニーズを中心として、軽く、割れない、しかもフレキシブル可能というようなニーズから、基板としてプラスチック材料への転換が進み、低温での膜形成が従来にも増して必要になってきました。成膜速度を上げようとすると、通常は、T-S間(ターゲット基板間距離)を小さくして、パワーを上げることになります。そのため、内部応力が急激に大きくなり、密着性に問題が生じたり、基板温度が大きく上昇し、基板に歪が生じたりします。PEM(プラズマエミッションモニター(コントローラー))を用いた反応性高速スパッタ方式を用いることで、解決可能となります。
料金改定
しました。
GENCOA社コントローラーの利用(同一装置)
酸化膜 5〜10倍に
窒化膜2〜3倍に成膜レートUP