私が運営するブログに、被害当事者の方(以下、Tさんと呼びます)から、下記の読売新聞記事を紹介するコメントがあり、裁判員選任手続き期日に守秘義務のない裁判員候補者に被害者プライバシーが開示されてしまうことを知りました。私のblogでこの問題を取り上げ、知り合いのブロガー様達に「問題の周知」の協力をお願いしましたところ、沢山の方のご協力を得ることができました。

 また、Tさんは関係機関や議員への協力要請を精力的に行ってくださり、アジア女性資料センター様のご協力により、多くの皆様にご署名いただき、最高裁への申し入れを行っていただきました。


 ご尽力いただきました皆様に心からお礼申し上げます。


 以下は、このサイトをオープンした時点(6月3日)までの経緯とそれに関連する拙blogのエントリです。




5月6日 


● 読売新聞九州版にて報道される


性犯罪被害者名も裁判員候補に開示、情報流出懸念の声  <魚拓


ーーーーーーーーーーーーーーー 引用開始 ーーーーーーー


 21日に始まる裁判員制度で、強盗強姦など制度の対象となる性犯罪事件を巡り、裁判所が被害者保護と裁判員選任手続きの両立に頭を悩ませている。裁判員は事件と無関係でなければならず、数十人から約100人の候補者に被害者の氏名などを伝えることになる。選任されなかったほとんどの人は、裁判員法が定める守秘義務を負う必要がない。被害の経験者からは「制度が始まると、ますます被害を訴えにくくなる」との声も上がっている。


ーーーーーーーーーーーーーー 引用終わり ーーーーーーー



5月13日

● Tさんが最高裁に記事の真偽を最高裁に電話で問い合わせ


詳細:被害者のプライバシーは本当に守られるのか(1)


● 管理人がTさんより読売新聞記事の知らせを受ける

 ・管理人→blogにて情報発信を開始


詳細:裁判員制度に新たな問題点が浮上

詳細:裁判員選任手続き 問題は複雑



5月17日 


アジア女性資料センター様が最高裁に対する要請書を作成

 署名を呼びかける。

【緊急署名】裁判員制度における被害者のプライバシー確保を求める要請にご協力ください


詳細:【緊急】裁判員選任手続きに関する署名のお願い(追記あり)



5月19日 


● アジア女性資料センター様 最高裁判所に申し入れ 要請書・質問書を提出(署名 52団体844名)

最高裁申し入れのご報告


詳細:署名の御礼


● Tさん→最高裁より回答を受ける

● 管理人→最高裁、法務省、福岡地裁に電話で問い合わせ


詳細:被害者のプライバシーは本当に守られるのか(1)

詳細:被害者のプライバシーは本当に守られるのか(2)(追記あり)



5月20日 


● アジア女性資料センター様が被害者の安全とプライバシー保護を求める緊急アクション第2弾を告知

性犯罪被害者の安全を保障しないまま裁判員制度を開始しないで!

被害者の安全とプライバシー保護を求める緊急アクション第2弾



● Tさんに最高裁から追加質問への回答拒否を告げる電話


詳細:【性暴力事件】裁判員裁判に持ち込まれる「お茶の間裁判」の危険性



5月21日 


● 被害者の安全とプライバシー保護を求める緊急アクション第2弾 最高裁前でアピール


● 衆議院第二議員会館 「裁判員制度を問い直す議員連盟」総会にて、アジア女性資料センター様が「裁判員選任手続きにおける被害者プライバーシー問題ほか」を説明


参照:八木啓代のひとりごと「裁判員制度、どうなるのか?! どうするのか??」


● 管理人に福岡地裁からの回答(追加質問と回答あり)


詳細:【性暴力事件】裁判員裁判に持ち込まれる「お茶の間裁判」の危険性



5月28日


● 管理人に法務省からの回答(追加質問と回答あり)


詳細:【裁判員制度と性暴力事件】その後とお詫び