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アルバムレビュー 米米クラブ |
| 「E・B・I・S」 (1986.10.10) ★★★☆ |
| 1.ストップ・ショット 2.ミッドナイト・レジスタンス 3.OH! 4.I・KA・SU 5.大人物 6.晴晴新人類 7.トラブル・フィッシュ 8.アジテーション 9.グキ・グキ・ウーマン 10.STAY |
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米米というのは本当に多面的なバンドだった。メンバーの多さもそうだし、
全く違うタイプのメイン・ボーカリストを2人擁しているのもそうだし、楽曲自体、例えば「浪漫飛行」「君がいるだけで」のような
ポップ極まりないものから濃ゆいファンクにロック、果ては歌謡曲、演歌や一人芝居のようなおフザケ曲までなんでもやってしまうバンドだった。
そのため、米米の多面性を存分に発揮できるのはどうしてもコンサートであり、CDになるとなかなか
その魅力を全開にすることは難しかった。事実、石井自身「CDはその時々の単なる記録、コンサートとは別モノ」と語っていたし、
所謂ニューアルバムを核にしたコンサートを演ることも、一度もなかった。
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| 「SINGLES」 (1987.6.21) ★★★ |
| 1.Shake Hip! 2.Parodies 3.Gradation Glass 4.Venus 5.加油 6.Blue Wave 7.Party Joke |
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位置づけとしては非常に中途半端なアルバム。だって「SINGLES」つってもこの時点でシングル4枚しか
出てないし、ここに入ってるのはそのうち2枚の表題曲と「PARADISE」の改作、あとはカップリング曲(デビューシングルの「I・CAN・BE」は入ってない)。
形としては1st・2ndアルバムに入らなかった曲のコンピレーション盤、だろうか。
でもこのアルバムのおかげで「Shake hip!」以外の曲をレコードプレイヤーを持っていなくても聴けるので、
後追いファンにとっては非常にありがたいんだけど。
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| 「KOMEGUNY」 (1987.10.21) ★★ |
| 1.Only As A Friend 2.sure danse 3.浪漫飛行 4.Collection 5.Primitive Love 6.Make Up 7.Misty Night 8.Hollywood Smile 9.Hustle Blood 10.Twilight Heart |
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初のLA録音が行われた3rdアルバム。
後年「浪漫飛行」がヒットしたことにより売り上げを伸ばしたアルバムでもあるけれど、
ライヴの米米を知る人にとっては余りにもおすまし顔のポップさに面食らってしまう一枚ではないだろうか。
1曲目の「Only As A Friend」なんかC.C.Bとかカルロストシキ辺り(懐かしい・・・)にあげてしまえ、
って感じの曲だ。
ライヴの定番曲「sure danse」、ポップな曲に忍ばせて猟奇的なアブナイ歌詞を歌う「Collection」や
中華風の味付けが耳を引く「Make Up」、ミュージカル風の「Hollywood Smile」など、
かろうじて「らしさ」を感じさせる曲もあるが、全体的に小奇麗にまとめられたサウンドは
どう聴いても「よそゆき」だ。
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| 「GO FUNK」 (1988.9.21) ★★★★☆ |
| 1.INTRODUCTION 2.美熱少年 3.KOME KOME WAR 4.SEXY POWER 5.BEE BE BEAT 6.あ!あぶない! 7.OH!米 GOD! 8.TIME STOP 9,なんですかこれは 10.FRAKIE,GET AWAY! 11.僕らのスーパーヒーロー 12.いつのまにか 13.宴(MOONLIGHT MARCH) 14.I'M A SOUL MAN 15.MY SWEET SWEET SHOW TIME |
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萩原健太をプロデューサーに迎えた4thアルバム。
「何で「美熱少年」をアルバムに入れないの?」という萩原氏の一言で吹っ切れた、というこのアルバムは、
米米のライヴ感、ビッグバンドならではの賑やかさと華やかさ、楽曲面での多面性etc…を初めて
1枚のアルバムに詰め込むことに成功した作品になった。
所謂ミュージシャン出のプロデューサーではなく、音楽評論家の荻原氏をプロデューサー、という
よりアドバイザーに迎えたことによって、客観的に米米のオイシイところをそのままレコーディング
出来たのではないかと思う。
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| 「51/2」 (1989.11.11) ★★☆ |
| 1.BIG WAR 2.Funk-a-ねーちゃん 3.FUNK FUJIYAMA 4.Beautiful 5.Let's Go! 6.マグニチュード 7.Lollipop 8.Javaza Hat 9.Kung-Fu Lady 10.Mellon Tea 11.俺をもとめてる〜Everyone Is Searching For Me 12.Forever 13.SAFACA 14.ア・ゲ・ハ |
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前作「GO FUNK」で評論家筋を中心に評価を上げ、
シングル「FUNK FUJIYAMA」のヒットでお茶の間にも浸透、うなぎ上りに人気を上昇させて行く中
リリースされた「5 1/2」枚目のアルバム(「1/2」は「SINGLES」ね)。
しかしそんな状況に反して、またしてもなんともヌケの悪い作品に逆戻りしてしまった感じがする
アルバムなのだ。
恐らく、前作「GO FUNK」のライヴ感を踏襲しながらも、より音楽的に洗練
したものを作りたかったのだと推測されるが、それが見事に失敗している(笑)。
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| 「米米クラブ」 (1991.4.25) ★★★★★ |
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【Disk1】1.愛の歯ブラシセット
2.We are 米米CLUB
3.あたいのレディーキラー
4.東京Bay Side Club
5.東京ドンピカ
6.二人のアンブレラ
7.オイオイオイ マドロスさん
8.I LOVE YOU
9.パリジェンヌ ホレジェンヌ
10.スーダラ節〜赤いシュプール
11.インサートデザート
12.ホテルくちびる
13.AWA
14.私こしひかり
15.ポイのポイのポイ 【Disk2】1.踊れシュークよ!踊り子よ! 2.東京イェイイェイ娘 3.チョビットダンス 4.プラムジュース |
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米米のポップな面を見事に凝縮した米米の上半身、「K2C」から3ヶ月という
スパンでリリースされた問題の「下半身」。ライヴでしか演らなかった悪ノリ、シュール、おフザケ、
ナンセンス・・・そんな曲をほとんどライヴ音源そのままで収録してしまった問題作。
で、これが5つ星です(笑)。や、これは誰が聴いても満点か0点か、というアルバムだと思います。
米米のアイデンティティはこれだと言ってしまっても過言ではないと思うし、本気で最高傑作だと
思います(笑)。マジで。これを演れてしまうバンドは米米しかいなかったし、今でもそんなバンドは
出て来てない(っていうか、演りたくないか)。ていうかこれ出したの、「浪漫飛行」が大ヒットした次の年
ですからね(笑)。今考えても物凄くアナーキー精神に満ち溢れてます。
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| 「Phi」 (1993.11.1) ★★☆ |
| 1.抱きしめたい 2.DAY DREAM 3.紅い人 4.ときの旅路 5.日常の私 6.愛はふしぎさ 7.AURA! 8.FARAWAY 9.TELEPHONE 10.追いかけて 11.上を向いて唄おう |
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特にコンセプトは設定されず、米米のポップな面を てらいなく見せたという感じのアルバム。「抱きしめたい」「ときの旅路」「愛はふしぎさ」 といった良作もあるが、全体的には米米の、というより石井のポップサイドだけが 突出している感じで、米米というバンドのトータルな魅力を詰め込むには至っていない。 特にバラード3連発の「FARAWAY」〜「追いかけて」の流れなどは米米のアルバムでやる必要があったのか?と 思えてしまう。 まあ、これだけ多面的なバンドの魅力を1枚のCDに収めるっていうのはなかなか難儀だし、 それが成功したのは「GO FUNK」と、あと「K2C」「米米CLUB」の変則2枚組だけだと 思うんだけど・・・。やっぱりライヴバンド、というかエンタテインメントバンドだったんだね、今更だけど。 (記・03.9.30) |
| 「Phi II」 (1994.12.10) ★★☆ |
| 1.日々米米 2.OH!MY ANGEL 3.ア・ブラ・カダ・ブラ 4.ジャムチ-砂漠の駅- 5.俺色にそまれ 6.日本人 7.SANDBAGなあいつ 8.Child's days memory 9.My Love 10.それぞれの理由 11.SO COOL 12.言の葉 |
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タイトル通り、前作「Phi」の双子盤。 「Phi」が比較的ポップでおとなしめの曲を集めたとしたら、こちらは長らくライヴの人気曲として親しまれていた「So Cool」「言の葉」 やライヴUFOのテーマ曲「ア・ブラ・カダ・ブラ」を収録するなど、ライヴ感を意識した一枚かも。 しかし、それでもどこかこじんまりとポップにまとめられた曲が多く、例えば「GO FUNK」辺りの破天荒な弾けぶりがイマイチ感じられない。 1曲1曲取ってみると悪くないのだが、どうも流れの中でなんとなく作られたアルバムに感じる。 しかし和の情緒に溢れる「言の葉」は名曲だ。 |
| 「Sorry Music Entertainment」 (1995.11.23) ★★★ |
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【Disk1】1.I'm Sorry
2.ボッサボサノバ
3.男同士 -POSTホモ伝説-
4.VIVAみたいなもの
5.ワンダブルSUNでぃ
6.サマーラブストーリー
7.0721
8.THE HAIR
9.日本の夏
10.DEEP IN YOUR BODY
11.いただきました
12.虫の息
13.露骨にルンバ
14.ポンコツ君とガラクタ君
15.アンジュール
16.サンサルバドルの雪
17.世界ミュージックアラモード
18.タトゥーレ
【Disk2】1.伴天連の人魚 2.スカンジナビアで逢いませう 3.金・金・金 4.てんぱってんだよ 5.プロは大変だ 6.プヨプヨ 7.鶴のしかえし 8.オーチャンガ 9.パパは893 10.ヤスちゃん 11.でましたプルルンじーさん 12.VIVA PEPE 13.アバンギャルド 14.マンボ踊り 15.DRY MAN 16.MY GIRL 第3章 17.ハードでゆこう 18.芸術家 19.コロンビアのお花畑 |
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'91年の「米米クラブ」に続く、ナンセンス曲(この頃から「ソーリー系」と自称していた)を集めた、こともあろうに2枚組の
大作(笑)。この頃、米米は初期メンバーのRYO-JとJ得能が脱退して大幅なメンバーチェンジがあった時期であり、そんな時にこんな
アルバムをリリースするとは一体どういうことかと思ってしまった(笑)。「米米クラブ」のときは、ポップな「K2C」から間髪入れずに
リリースすることで米米の上半身と下半身を見せるというラジカルな精神が感じられたが、これに関してはなんだか場当たり的というか、
ヤケクソな感じがしてしまうなあ。「ワンダブルSUNでぃ」をシングルカットしたっていうのも、迷走ぶりを象徴してるような。
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| 「PUSHED RICE」 (1997.3.1) ★★☆ |
| 1.SARACENIAN BEAT 2.FOXY-危険な恋 3.Special Love 4.MOMENT 5.せつない気持ち 6.ROPPONGI-雨 7.STELLA 8.GUTS SHAKER 9.HARMONY 10.MONGOLOID 11.RICE DREAMEER 12.ひとりの朝 ふたりの夜 13.Runaway Faraway 14.迷路'97 |
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米米のラスト・オリジナルアルバム。 最後ということで、ライヴでしか演らなかった曲、ポップな曲、バラード曲、おミズな曲、ライヴっぽい盛り上がり曲、 果てはラストを飾るムード歌謡「迷路'97」(おいおい)まで、たとえ雑多であっても詰め込めるだけ 詰め込んだ感じの全14曲。全くバンドとしての生気を感じられなかった、抜け殻のような作品だった 前作「H2O」に比べると、一変して溌剌さは感じられるアルバムになった。 でも、解散という前提がなければこれが出来なかったというところに 後期の米米のフットワークの重さを感じてしまい、寂しい気もするし、 J小野田のボーカル曲が1曲しかないってのもちょっと、どういうことだ!って感じだ。 米米は、やっぱ巨大なプロジェクトになりすぎちゃったんだね。ラスト「迷路'97」でのおフザケも どっちかっていうと、「ヘンな事をする」っていう義務感がさせたようで笑えないっす。 (記・03.10.1) |
| その他のアルバム |
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「シャリ・シャリズム」(1985.7.2) 「聖米夜」(1992.12.10) 「H2O」(1996.3.21) 「HARVEST SINGLES 1985-1992」(1997.3.31) 「HARVEST SINGLES 1992-1997」(1997.6.1) 「THE LAST SYMPOSIUM 〜米米CLUBラスト・ライヴ in 東京ドーム〜」(1997.8.8) |