六甲山トンネル・・兵庫・・・・・・市道(六甲山トンネル)・・・・2843m
新神戸トンネルは六甲山脈を横断する有料トンネルの一つで、新神戸と箕谷を結ぶ。
新神戸トンネルは、1976年に完成(6910m)、当時はトンネルは一本で
対面通行であったため、現在のような暫定対面通行の高速道路が少なかった時代には
高速なすれ違いは珍しかった。
1988年に南行用として7175mの第二新神戸トンネルが完成し、上下それぞれ
1本ずつ2車線のトンネルになった。その後、第二新神戸トンネルは国道2号交差点まで
延伸工事が行われ、延長が8055mに伸びた。
北側からトンネルに入るとずっと3%の下り勾配であるため、
普通にアクセルを踏んでいるととんでもないスピードになっていたりする。
また、長い直線、一定間隔のナトリウム照明、それに排気ガスによる視界の悪さは、
昭和の時代に作られた良き意味での古臭さとあいまって、ある種独特の雰囲気を醸し出す。
北行きではトンネルに入った直後に布引トンネルとの分岐がある。
南行きでは、トンネル出口に近い箇所に2箇所出口分岐がある。2箇所目の分岐付近は、
後からできたこともあり、きついS字カーブや掘割式の四角い断面が見られる。
国道2号出口からは、信号ひとつ渡っただけで阪神高速生田川ランプに接続するし、
ポートアイランド(神戸港島トンネル)へ向かう道路が直結しており、延伸工事によりずいぶん便利になった。
六甲山付近の有料道路トンネルでもうひとつ長大トンネルがあるのが、六甲山トンネルである。
六甲山地を南北に貫く長大トンネルの中で最も古いもので、1967年3月25日開通。
神戸市のトンネル技術の原点ともなるトンネル。有料で普通車200円。
ほかに、表六甲ドライブウェイ、裏六甲ドライブウェイという有料道路(現在は無料化された)があり、
こちらは六甲山地の尾根まで急登する険しい道路である。
もっと東に行くと、西宮北道路の盤滝トンネルも長く1750mある。
雁坂トンネル・・・埼玉〜山梨・・国道140号(雁坂トンネル)・・・6625m
大峰トンネル・・・埼玉・・・・・・・・国道140号・・・・・・・・・・・・・・2200m
雁坂トンネルは平成10年4月23日開通したトンネル。
開かずの国道と言われていた秩父往還(国道140号)の不通区間が
ついに開通し、甲府と秩父が最短距離で結ばれることになる。
雁坂トンネル部分は有料道路で普通車710円。国道トンネルの中では
国道409号東京湾アクアトンネル(9610m)につぐ長さとなる。
開通当初、埼玉県側にオオタカの巣が発見されて埼玉県側の道路の
整備が4ヵ月間遅れたため、その間大型車は通行できなかった。
現在はループや大峰トンネルを含む全線が開通し、大型車も通れるように
なっている。雁坂トンネルは山梨県側が標高1200m、埼玉県側が標高1100m
となっており、雁坂峠が1950mであるので800mくらいは稼いでいることになる。
トンネルの埼玉側はトンネルと橋で豪快に走れる道路、山梨側は紅葉の
名所である西沢渓谷や道の駅みとみなどがあり、休日は渋滞するようだ。
肥後トンネル・・・熊本・・・・・・・・九州自動車道・・・6340m
加久藤トンネル・・熊本〜宮崎・・九州自動車道・・・6260m
八丁山トンネル・・熊本・・・・・・・・九州自動車道・・・2030m
肥後トンネルは九州山地の球磨地域を貫く、九州自動車道でもっとも長いトンネル。
開通当初は2車線対面通行であり、1999年に4車線化された。
新しく掘られたトンネルは上り方向で用いられ、トンネル入口が非常にすっきりした形状なのに対し、
対面通行時代から使われている下り方向のトンネルは、入口がかなり大がかりな形をしており対照的である。
昔から使われているトンネルの例に違わず、オレンジ照明、コンクリート舗装である上、
対面通行時代の名残で、左側と右側交互に非常駐車帯が現れる。ただし右側の非常駐車帯は現在はふさがれている。
このトンネルをはさむ八代IC〜人吉ICの間隔は38.5キロと、
単独自動車道間でのIC間の長さでは最長であるが、トンネルが多くて変化がある区間なので
それほど長くは感じない。肥後トンネルまでは延々と上り、トンネルを過ぎるとすべり落ちるように下る。
トンネルが頻繁に現れながらカーブを繰り返しながらひたすら下るのは、東海北陸自動車道とよく似ている。
加久藤トンネルは95年7月に開通した人吉IC〜えびのIC間にあるトンネルで、下り6260m、上り6250mである。
こちらも開通当初は2車線対面通行であった。九州自動車道では最後まで対面通行だった区間であるが、
2004年、ついに4車線化された。こちらは肥後トンネルとは逆で、新トンネルは下り方向で用いられている。
新トンネルの開通は比較的最近であるので、白照明に音の少ないアスファルトと、走りやすい。また、
壁面に大きく書かれている出口までのキロ数表示は、斜字体でなかなかかっこいいデザインである。
また、単調さを避けるためか、約1kmごとに色のついた照明が出現する。橙、緑、青、紫の順だったと思う。
なお、トンネルえびの側出口付近では、国道221号のえびのループを間近で見ることができる。
このトンネル集中区間には他にも長大トンネルがあり、木原トンネル(上り1900m)、
淡島トンネル(下り1780m、上り1800m)が加久藤トンネルの両側にある。
また、八代ICから2つ目のトンネル、八丁山トンネル(下り2030m、上り1950m)もある。
九州自動車道の八代IC〜えびのICのあたりは、このように長大トンネルを含む山間部であるので、
冬の時期にはときどき雪により通行止めになることもある。
温海トンネル・・・・山形・・・・日本海沿岸東北自動車道・6022m
小波渡トンネル・・山形・・・・日本海沿岸東北自動車道・2496m
日本海沿岸東北自動車道(日東道)の温海IC〜鶴岡ICのトンネル。あつみ温泉付近は
連続トンネルで険しい地形を乗り越える予定で、このうち温海トンネルが6km超の延長になる。
この区間は新直轄方式で建設されるため、温海トンネルが完成したら、日本の道路トンネルの中では
無料で通れる最も長いトンネルとなる。
箕面トンネル・・・大阪・・・国道423号(箕面有料道路)・・・5623m
新御堂筋(国道423号)を北に延伸して、箕面の山を越えるトンネルで2007年5月供用開始。
これまで新御堂筋は国道171号との交点までであったが、この先にひかえている箕面の山を
トンネルで越えて、国道423号の止々呂美までをダイレクトに結ぶ。
最終的にはこの付近を通る新名神高速とつながるようだ。トンネルは箕面有料道路の一部で、普通車600円
と利用するには高い気がする。
阪奈トンネル・・・大阪〜奈良・・・国道308号(第二阪奈道路)・・・5580m
第二阪奈道路(国道308号)のトンネルで、生駒山の下をくぐっている。
このトンネルの完成により、阪神高速13号東大阪線からこの第二阪奈道路を
とおって大阪から奈良へ直通できるようになった。ただし、普通車600円と値が張るため、
個人的には阪奈道路を使うことが多い。
寒風山トンネル・・愛媛〜高知・・・国道194号・・・5432m
99年4月17日に開通したトンネルで、無料の国道トンネルの中では最長のトンネルである。
これまでは1〜1.5車線のくねくねした山道を登った後、旧寒風山トンネル(945m、1964年完成)で抜けていた。
それが新寒風山トンネルの開通によって所要時間が大幅に短縮され、194号の交通量も増加したそうだ。
新寒風山トンネルの高知側と愛媛側とでは標高が数100mの差があるので、
トンネル内はずっと愛媛側から高知側へ向かって3.45%(標識では3.5%)の登り坂が延々と続く。
新寒風山トンネル開通によって、愛媛側に一部1.5車線部分が残るもののずいぶん快適な道路となった。旧道は1999年12月現在国道194号から降格されておらず、また、峠付近で瓶ヶ森林道への接続があるため、すたれることはないだろう。
旧寒風山トンネルの入口付近は、昼間の景色もすばらしいが、夜間は星が非常にきれいに見える。
こちら
の解説もどうぞ。
青崩トンネル・・・静岡〜長野・・国道474号・・・4990m
三遠トンネル・・・愛知〜静岡・・国道474号・・・4525m
矢筈トンネル・・・長野・・・・・・・・国道474号・・・4176m
矢筈トンネルは喬木村から飯田市(旧上村)までのトンネル。結構長く、また標高919mというかなり
高いところを通っている。開通当初は、山奥に突如立派なランプと高規格なトンネルが現れることで
ずいぶんと異彩を放っていたものだが、国道152号沿線から飯田市中心部へのアクセスが劇的に改善されたことにより、
現在では地元の足として必要不可欠なトンネルとなっている。
自動車専用道路ということで、トンネル内は対面通行であるにもかかわらず路肩が広くて走りやすい。
トンネルを抜けると喬木ICだが、本線はここで見事なまでにぷっつりと切れており、
飯田市中心部へ行くには県道を通る必要がある。
この県道の案内が少々わかりにくくて、訪れるたびに違う道を通っているような気がする。
あるときはセンターラインのないくねくね道であったり、あるときはうねうね道ながらセンターラインの道だったり。
なお、県道から見た喬木ICのランプ構造は、遥か上空に向かって太い橋脚が乱立しているといった感じで、
なかなか見ごたえがある。
三遠南信自動車道のトンネルとしては、ほかに青崩峠を越える青崩トンネルと三遠トンネルが長大トンネルになる
予定である。三遠トンネルは第二東名引佐JCT(仮称)〜鳳来IC(仮称:R151と接続)間のトンネルで、
もともと2007年度の開通を目標としていたが、中央構造線の破砕帯を横切るなど極めて難工事のため大幅に遅れ、
現在は2011年度に開通する目標で工事が進められている。この区間、ほかには別所トンネル(948m)、
久井田トンネル(1598m)、大島トンネル(172m)、名号トンネル(1056m)が存在する。
静岡〜長野県境のルートは、もともと兵越峠の下を延長約5kmのトンネルで越える予定であったが、
軟弱地盤で建設が非常に困難な上に絶滅危惧種の動植物が存在することから、ルートの再検討が行われ、
大幅に西側へ迂回するルートや、兵越林道を活用するルートなども含めた案の中から、青崩峠の下をトンネルで
抜けるルートが他ルートに比べ比較的地質が良好なため、最有力ルートとなっている。
とはいえ、中央構造線に隣接しているため、屈指の難工事になるであろう。
現在の青崩峠は、国道152号の不通区間となっており、北側端点へのアプローチは、最後の数百mまでは
舗装されているものの悪路が続き、最後は砂防ダムが幾重にも連なる印象的な沢を見ながら道が終わる。
少し手前には青崩峠までの登山道があり、峠まで約20分。
道中は、峠の名前にふさわしく青っぽい石が登山道にいくつも転がっているのを見ることが出来る。
南側端点へのアプローチは、強烈な急坂を登ったところでダートに変わる箇所に車をとめるスペースがある。
ダートを数百m行くと完全に道がぷっつり切れており、そこから峠への登山道が取り付けられている。
登山道入口から約5分で峠にたどり着く。
なお、現在開通している草木トンネル(1311m)はもともと三遠南信自動車道のルートであったが、
上記ルート見直しにより三遠南信自動車道から外れた。
かつては自動車専用道路としての高規格トンネルながら傾斜があってカーブもきつく、
無理して高規格な道路を作っているなという印象もあったが、現在は一般道路に格下げされたため、車道を少し狭めて歩道がつくられている。
樽峠トンネル・・・・・静岡〜山梨・・中部横断自動車道・・・4988m
醍醐山トンネル・・・・山梨・・・・・中部横断自動車道・・・2410m
湯沢第一トンネル・・・静岡・・・・・中部横断自動車道・・・2290m
中部横断自動車道は、新東名高速道路との交点である静岡市の吉原JCTを起点とし、山梨県中央自動車道を経由して、
上信越自動車道に至る延長約132kmの高速自動車国道で、一部の区間のみ開通している。
吉原JCTから最初のICである富沢ICまでは約20kmあり、2017年度の開通を目指して工事中であり、
この区間に湯沢第一トンネルと樽峠トンネルが誕生する予定である。湯沢第一トンネルについては
2007年10月に着工し、2011年2月に貫通している。
富沢ICから六郷ICまでは新直轄形式で建設されるため供用後は無料で通行できる予定である。
身延IC〜六郷ICに醍醐山トンネルが2010年4月に着工、現在建設中である。
えりも黄金トンネル・・北海道・・・・・・国道336号・・・4941m
タニイソトンネル・・・北海道・・・・・・国道336号・・・2020m
えりも黄金トンネルは2005年2月17日に第一次開通、当初は宇遠別トンネルという名称であった。
両トンネルとも、国道336号の通称黄金道路の区間に位置するトンネルで、えりも町および広尾町に位置する。
このあたり一帯は海岸線に崖が迫る地形が続く難所で、海岸線にへばりつくような道筋を多大な費用をかけて完成したことから、
黄金道路と呼ばれている。付近に代替道路がないため、保守にはかなりの費用が費やされ、現在でもよく工事がされているが、
それでも悪天候時にはたびたび通行規制がなされている。これらの規制箇所をバイパスするように2005年2月17日に
咲梅トンネル(473m)、宇遠別トンネル(3215m)、タニイソトンネル(2020m)が開通した。
トンネル化された区間は、黄金道路の区間の中でも崖が迫っている区間で、圧倒的な景色が望めなくなるのは残念であるが
冬季の雪崩災害などを防止するには有効な手法と言える。
なお、宇遠別トンネルについては北側をさらに延伸する工事が行われ、北側坑口付近から分岐して左側にカーブしながら
1927mの延長工事が行われ、2011年2月2日に4941mのトンネルとして開通、北海道最長トンネルとなり、
トンネル名称もえりも黄金トンネルに変更された。分岐している部分は、旧トンネルにつながる側をふさぐ工事が行われるため、
将来的に分岐の痕跡はほとんど見られなくなる予定。
毛無山トンネル・・・・広島〜島根・・松江自動車道・・・4886m
新直轄方式で建設される松江自動車道の県境トンネルで2015年度に開通予定。このトンネルが供用されると
摺鉢山トンネルを抜いて中国地方最長のトンネルとなる。また、無料で通れるトンネルとしても
温海トンネル(現在建設中)、寒風山トンネルに次いで日本で3番目に長いトンネルとなる予定である。
冠山トンネル・・・・岐阜〜福井・・・国道417号・・・約4800m
塚白椿トンネル・・岐阜・・・・・・・・・国道417号・・・・3330m
冠山トンネルは岐阜県揖斐川町(旧藤橋村)と福井県鯖江市を結ぶ冠山峠部分を結ぶ国道417号のトンネル(計画中)。
現在冠山を越えるには、標高約1000mの冠山峠を越える冠山林道を通らなくてはならず、国道417号はこの部分不通区間である。
トンネルが開通すれば、冬季通行止がなくなる可能性が高く、また、この付近、国道157号温見峠など未整備の道路が多いため、
重宝する道路になるだろう。国土交通省近畿地方整備局の資料によると、現在の計画では
塚白椿トンネルの先で1号トンネル(約1.2km)、橋をいくつか渡った後、県境を越える2号トンネル(約4.8km)と続き、
福井県側の田代バイパスにつながるという構想のようだ。
冠山林道は土砂崩れなどでよく通行止めになるし、1車線部分の見通しの悪い小カーブが延々と続き、
鋭利な石が路面に散乱していて緊張感を長時間持続させる必要のある道路(特に福井県側)であるが、
岐阜県側から見える印象深い冠山の奇峰や、峠の立派な石碑、福井県側の山肌を豪快に上る風景など見所がとても多い。
岐阜県側には、巨大なロックフィルダム徳山ダムがある。一時期、無駄な公共工事として
マスコミに騒がれたダムで、奥只見ダムをしのぐ日本最大級を誇る。現在はダムの天端が見学可能なほか、
徳山会館でダムに沈む前の徳山地区の写真を見学することができる。
ダム建設に伴い一車線のすれ違い困難だった国道417号は付け替えられて、山奥とは思えない立派な2車線の道路ができている。
藤橋城あたりから上り始め、しばらくはオレンジ照明でカーブもきつい少し前の規格のような道路(それでも付け替え前からは
はるかに快適)であるが、ダム湖を横断する徳之山八徳橋から先は、
白色照明の最新のトンネルと豪快な橋が交互に現れる超立派な道路になる。これらの中で最長トンネルは、
最も上流にある塚白椿トンネルで3330mで、他には本郷カンタクトンネル(1630m)、カンノセ合掌トンネル(1459m)、
櫨原義徳トンネル(1292m)など1000mを越えるトンネルが存在する。トンネルはどれもうねうねとしており、
橋からはダム建設のために切り出された山の姿を見ることができる。
笹子トンネル・・・・山梨・・・・・・中央自動車道・・・4784m
新笹子トンネル・・山梨・・・・・・国道20号・・・・・・2953m
まず、中央道の方のトンネルであるが、こちらは
中央自動車道で2番目に長いトンネル。上りが4784m、下りが4717m
である。1977年に完成して、
2車線×2のトンネルとなった。換気方式は横流式であり、建設費は
270億である。いくら高速道路とは言え、
トンネルまではかなり標高を稼ぐ上りとなっており、登坂車線もある。
そして、国道トンネルの方であるが、こちらは関門国道トンネルとともに1958年(昭和33年)に開通したトンネル。中央道のトンネルより古いのに「新笹子トンネル」という名前がついているが、これは、峠越えの甲州街道をさけて、新道を建設したときにつけられたため。甲州街道の峠部分には煉瓦色の雰囲気良い「(旧)笹子トンネル」がある(こちらをどうぞ)。
新笹子トンネル、関門国道トンネル級の長さのトンネルは、
当時としては画期的なことであり、この昭和33年開通の両トンネルによって、
日本の土木技術が世界的に注目を浴びるようになるのである。
ちなみに、笹子峠を境に方言がかなり変わってくるそうだ。
金谷トンネル・・・・静岡・・・・・・新東名高速道路・・4594m
富士川トンネル・・静岡・・・・・・新東名高速道路・・4520m
浜松トンネル・・・・静岡・・・・・・新東名高速道路・・3268m
現在建設中の新東名高速道路の長大トンネル。
現在、法律により延長5000mを越えるトンネルは危険物積載車両の通行が禁止されているが、
東名阪間の大動脈となる新東名、新名神とも、やはりといえばやはり、
この規制に引っ掛からないように全てのトンネルを延長5000m以内に収めたようだ。
各トンネルの上り、下りの長さ(予定)はそれぞれ以下のとおり。金谷トンネル上り4440m、下り4594m、
富士川トンネル上り4520m、下り4312m、浜松トンネル上り3154m、下り3268m。
新東名は現在建設中で、2012年の御殿場JCT〜引佐JCT開通を皮切りに段階的に開通し、
海老名南JCT〜豊田東JCTの全線開通は2020年になる予定である。
設計速度も高めに設定されているようなので、最高速度を120km/hに上げるという実験を行う構想がある。
タラガトンネル・・岐阜・・・・・・国道256号・・・4571m
2007年8月3日一般供用のトンネルで、国道256号の郡上市(旧八幡町)〜関市(旧板取村)の間を結ぶ。無料で走れるトンネルで第二位の長さである。もともとタラガ越えと呼ばれていた旧道部分は、1〜1.5車線部分で細かいカーブが続き、対向車が来ると一苦労であった。トンネル開通後は、東側部分に1.5車線の部分が残るものの、厳しい1車線うねうね部分が完全にトンネルでバイパスされており、非常に走りやすくなった。特に、西側は板取川から右折してすぐにトンネルになっているため、あまり峠とは感じない。トンネル内の照明は最近はやりの白色照明で、大型車がとおらないためコンクリートがとてもきれいである。開通したばかりにもかかわらずトンネル内は水で濡れていた。岐阜県では南北に走る東海北陸自動車道を背骨とし、そこから東西に分岐する国道の整備が進んでいるとはいえ、この場所に4000mを越えるトンネルを作るのだからすごい。
子不知トンネル・・新潟・・・・・・北陸自動車道・・・4563m
市振トンネル・・・・新潟・・・・・・北陸自動車道・・・3342m
高の峰トンネル・・新潟・・・・・・北陸自動車道・・・3130m
能生トンネル・・・・新潟・・・・・・北陸自動車道・・・2992m
親不知トンネル・・新潟・・・・・・北陸自動車道・・・2268m
山王トンネル・・・・新潟・・・・・・北陸自動車道・・・2227m
境トンネル・・・・・・富山・・・・・・北陸自動車道・・・2300m
筒石トンネル・・・・新潟・・・・・・北陸自動車道・・・2040m
北陸の荒波が削った親不知、子不知の断崖絶壁。明治16年に「如砥如矢」と喜ばれた
待望の街道が出来るまでは、干潮時に親は子を忘れ、子は親を忘れて波打ち際を駆け抜けるほどの難所だった場所。
その後、国道8号に天険トンネルが開通し、そして第四世代となる北陸自動車道は絶壁の下の海上に支柱をたてて、
橋梁で越えるという荒業で難所を克服している。
海水による腐食を防ぐために支柱、橋桁には腐食を防ぐ特殊な加工をしてあるという。
ちょうど、この橋梁の途中に親不知ICがあり、場所が限られているため、ランプ部には信号があり、
扁平な形状のインターチェンジとなっている。
当初は、この部分を含むトンネル連続区間は暫定2車線であったが、2000年にオール4車線工事が完了し、
きついカーブもなく交通量も少ないのでスムーズに走ることが出来る。後から出来た車線はトンネル内は
アスファルト舗装であるが、開通当時から使われている車線はトンネル内はコンクリート舗装で、
対面通行時代のセンターライン跡をわずかに残している。たしか親不知の橋梁区間をはさんで、
上り下りどちらが新しく作られた車線として使われているかが入れ替わっていたと思う。
以下、トンネル連続区間である朝日IC〜上越JCTのトンネルの長さ一覧。いずれもトンネル入口の案内看板の数値で、
1の位を丸めているようです。また、各トンネルの入口に何番目のトンネルかの案内が
あるのですが、トンネルとトンネルの間をシェルターでつないでいる場合は1本と数えているようです。
この数え方の場合、トンネルの数は全部で26本になります。
- 朝日IC〜越中境PA
3本のトンネルがあるが、いずれも2000m以下。前哨戦。
- 泊トンネル(下り:710m、上り:750m)
- 城山トンネル(下り:1580m、上り:1560m)
- 宮崎トンネル(下り:910m、上り:900m)
- 越中境PA〜親不知IC
4本のトンネルがあり、3本が2000m以上。息つく間もなく4本の
トンネルを走り抜けると、ハイライトである天険親不知の上を通る橋梁を渡る。
特に下り(上越方向)から見る風景は雄大。
- 境トンネル(下り:2210m、上り:2300m)
- 市振トンネル(下り:3330m、上り:3340m)
- 親不知トンネル(下り:2270m、上り:2220m)
- 風波トンネル(下り:520m、上り:560m)
- 親不知IC〜糸魚川IC
4本のトンネルがあり、1本が2000m以上。北陸道最長の子不知トンネルを通る。
下りでは4本目を通った直後に見えるセメント工場が印象的。
- 子不知トンネル(下り:4560m、上り:4560m)
- 寺地トンネル(下り:1240m、上り:1220m)
- 高畑トンネル(下り:560m、上り:550m)
- 岩木トンネル(下り:1670m、上り:1670m)
- 糸魚川IC〜蓮台寺PA
トンネルなし
- 蓮台寺PA〜能生IC
5本のトンネルがあり、1本が2000m以上。明かり区間が多少あるため、
防雪ネットの間から雪を戴いた山々を見ることができる。
- 平牛トンネル(下り:870m、上り:890m)
- 金山トンネル(下り:1250m、上り:1260m)
- 高の峰トンネル(下り:3100m、上り:3130m)
- 鬼伏トンネル(下り:900m、上り:900m)
- 大平寺トンネル(下り:1220m、上り:1140m)
- 能生IC〜名立谷浜IC
6本のトンネルがあり、3本が2000m以上。ハイライトを過ぎ、そろそろ飽きてくる区間。
- 能生トンネル(下り:2990m、上り:2990m)
- 山王トンネル(下り:2220m、上り:2230m)
- 筒石トンネル(下り:2030m、上り:2040m)
- 徳合トンネル(下り:1180m、上り:1150m)
- 名立大町トンネル(下り:800m、上り:810m)
- 名立トンネル(下り:1400m、上り:1400m)
- 名立谷浜IC〜上越JCT
4本のトンネルがあり、いずれも2000m以下。ラスト。
- 花立トンネル(下り:920m、上り:1010m)
- 薬師トンネル(下り:1400m、上り:1470m)
- 正善寺トンネル(下り:870m、上り:810m)
- 春日山トンネル(下り:1020m、上り:1030m)
五里ヶ峯トンネル・長野・・・・・・・・上信越自動車道・・4518m
八風山トンネル・・群馬〜長野・・上信越自動車道・・4471m
太郎山トンネル・・長野・・・・・・・・上信越自動車道・・4303m
日暮山トンネル・・群馬・・・・・・・・上信越自動車道・・2310m
すべて上信越自動車道の藤岡JCT〜更埴JCT間のトンネル。
開通当時は暫定2車線の対面通行で特に行楽日はこれらのトンネルを先頭に大渋滞であったが、
2004年7月17日に本区間の全線が4車線化され、かなり快適になった。
下り方面では、峠の釜めしで有名なおぎのやが入っている横川SAあたりから軽井沢に向かって5%の強烈な上りが続く。
鉄道でもかつて信越本線が66.7‰の勾配を峠のシェルパ(EF62)が牽引していた難区間であった。
途中、碓氷軽井沢ではゴツゴツした山を間近に見ることができる。
碓氷軽井沢ICからは大山トンネル(下り1625m、上り1720m)、日暮山(にっくれやま)トンネル(下り2051m、上り2310m)、
八風山トンネル(下り4471m、上り3998m)と、長大トンネルが連続して現れる。この区間では、下りが新規増設線を走る。
途中、八風山トンネル内で、上信越道の最高地点(標高952m(下り)、932m(上り))を通過する。
このトンネル、対面通行時代はかなり圧迫感があり、現在も霧などが発生するため難所なトンネルと言うイメージがある
その後、難読トンネル名である閼伽流山(あかるさん)トンネルも下り1960m、上り1700mと長い。
太郎山トンネルは上田菅平ICと坂城ICの間にあるトンネルで下り4303m、上り4264m。上りが新しく増設された線を走るので、
白色照明でアスファルト路面、壁面には青い線が施されており走りやすい。出口までの距離が1kmごとに表示されており、
これが丸ゴシック体であるのが特徴。
下りトンネルは開通当時トンネルなので上りトンネルよりは走りにくいが、
使用している照明がただのナトリウム灯ではなく、
通常だと地図などの赤い文字は白く、青い文字は黒く見えるといういわばモノクロの世界になるわけであるが、
このトンネルの場合、赤い文字は赤く、青い文字は青く見える特殊なランプが使われている。
現在ではあまり珍しくなくなったが、初めて採用されたのが上信越道で、当初は結構感動した。
五里ヶ峯トンネルは、坂城ICと更埴JCTの間にあるトンネルで、上信越道最長トンネル。2004年7月17日に4車線化し、上り方向が新規増設線を走ることができる。トンネルの構成は太郎山トンネルととても似通っている。
対面通行時代は八風山トンネル他と同様圧迫感があり、下り方向の渋滞はこのトンネルを先頭に発生することが多かった。下り4474m、上り4518mである。
新仙人トンネル・・・岩手・・・・・・国道283号・・・4492m
滝観洞トンネル・・・岩手・・・・・・国道283号・・・2996m
仙人トンネル・・・・・岩手・・・・・・国道283号・・・2500m
旧トンネルは1959年完成で、開通当時は有料道路だったそうだ。
釜石街道(国道283号)の最大の難所、仙人峠をくぐるトンネルである。
何十年も前にできたトンネルだけあって幅が少々狭いが、趣があってお気に入りトンネルのひとつ。
ここは峠の東と西とで相当な標高差があり、道路はループをしながら下ってゆく。
並行する釜石線は勾配を緩和するため、線路は南側の土倉トンネルを
抜けた後、かなりの大回りをしてこの標高差を下っていっている。釜石線では
最後に開通した区間である。
2007年3月18日に開通した新仙人トンネルは自動車専用道路である仙人峠道路で
大型車もまったく問題なく離合できるトンネル幅になった。豪快に橋とトンネルが連続する
道路で、特に滝観洞トンネルと新仙人トンネルという2つの長大トンネルの連続は圧巻だ。
勾配は緩和され、ほぼ直線で結ばれているため、時間短縮効果も大きいと思われる。
猪臥山トンネル・・岐阜・・・県道90号・・4475m
2002年7月15日に開通した岐阜県高山市(旧清見村)と飛騨市(旧古川町)をむすぶトンネル。
「いぶしやま」と読み、かつてはふるさと林道畦畑彦谷線に属し、林道では日本一の長さを誇っていたが、いつの間にやら県道90号に付け替えられたようで、県道で日本一の長さとなった。そして、もともと県道90号であった1本北の道路(小鳥峠)は県道から降格したようである。
猪臥山トンネル開通により、東海北陸道清見ICから古川町へのアクセスが非常に良くなった。トンネルは2車線と立派である。古川町の県道に1車線区間がある
ため、大型車の通り抜けは困難で当面は高山経由となるであろうが、
交通の流れが変わることは間違いない。これを見込んで、
清見側ではドライブインいぶしを建設し、地元の産物である
野菜や木工品などを販売している。詳しくは、
ここをどうぞ。
権兵衛トンネル・・長野・・・・・・国道361号・・・4467m
国道361号の権兵衛道路 伊那市〜塩尻市(旧楢川村)のトンネルで、2006年2月4日に開通した。
もともと国道361号権兵衛峠の区間は不通区間となっており、かわりに林道を暫定的に改良した
別線国道が峠越えのルートであった。この不通区間だった部分に権兵衛トンネルができた。
標高は最高地点で1165mにもなるそうだ。また、無料のトンネルでは3番目に長い。
国道361号権兵衛峠のすぐ西、姥神峠部分も不通区間であったが、こちらも2002年12月に姥神トンネル(1826m)が開通しており、
国道19号交点(奈良井)〜国道153号交点(伊那市)が全通したことになり、中央アルプスを横断する幹線ルートが
できあがったことになる。
姥神トンネル西側のアプローチ道路は狭い場所に大掛かりなヘアピンカーブが2連続いており、見所のひとつである。
釧勝トンネル・・・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・4460m
鍛高トンネル・・・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・2775m
庶路トンネル・・・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・2265m
道東自動車道本別IC〜釧路ICの長大トンネル群。道東自動車道は、本別JCTから釧路へ向かう線と北見へ向かう線に
分岐し、釧路に向かう線は本別ICから東側が新直轄区間となる。
最も長い釧勝トンネルは、道東自動車道の十勝支庁と釧路支庁の境界に位置するトンネルである。
猿投山トンネル・・・愛知・・・・・・・・国道475号(東海環状道)・・・4410m
愛岐トンネル・・・・・愛知〜岐阜・・国道475号(東海環状道)・・・3290m
東名高速と伊勢湾岸道が交差する豊田JCTから瀬戸市、土岐市、岐阜市などを結ぶ
東海環状自動車道(国道475号)のトンネルで、2005年3月19日に供用を開始した。
猿投山トンネルは「さなげやま」と読む。トンネル入口看板表記では
外回り方向が4410m、内回り方向が4310mあり、愛知県最長トンネルである。
愛岐トンネルは、名前の通り愛知と岐阜の県境にあり、外回り方向3270m、内回り方向3290mある。
トンネルのすぐ北には土岐笠原トンネル(外回り方向1260m)がある
中央道分岐〜東海北陸道分岐の区間は暫定2車線となっており、11のトンネルがまんべんなく
ちりばめられている。この中では川小牧トンネル(1280m)、白山トンネル(1350m)、柿田トンネル(1540m)、久々利大平トンネル(1400m)あたりが長い。また、かもフルーツトンネル(630m)という珍しい名前のトンネルもある。
東海環状道のトンネルは路面が滑らかで、すべて白色の明るい照明とあって走りやすい。なかには片方向だけ照明が取り付けられているトンネルもあり、その非対称性が斬新だ。
安房トンネル・・・長野〜岐阜・・・国道158号(安房峠道路)・・・4370m
平湯トンネル・・・岐阜・・・・・・・・・国道158号・・・・・・・・・・・・・2430m
ついに97年12月6日安房トンネルが開通。安房(あぼう)トンネルは
地熱地帯(活火山焼岳の直下)を通るため、世紀の難工事といわれ、
水蒸気爆発による工事中断もあり、結局爆発箇所を迂回することになった。中の湯交差点付近では、
もともと出口になる予定だった箇所に橋脚の遺構を見ることができる。
安房峠区間は1.5車線の狭小な峠越え道路であった上に冬季は通行止めになり大幅な迂回が必要であったが、
このトンネルを含む安房峠道路の開通で通年通行可能となり、相当便利になった。
ただ、有料(中部縦貫自動車道の一部)で、普通車750円と少し高めだ。
入口の案内標識も「中部縦貫自動車道」となっているそうだ。
国道158号は、福井〜松本を結んでいるのだが、高山〜松本がハイライトである。
途中、上高地への入口である中の湯交差点や、巨大なアーチ式ダムである奈川渡ダムをとおり、
さらには、トンネル内で道が分岐する入山トンネルがあるなど、
大変見どころの多い国道である。
安房峠区間は1.5車線の急傾斜のヘアピンカーブが続く難所で、トンネルが開通するまでは、
トラックや観光バスとの離合が大変な殺伐とした峠であったが、旧道となった現在は静かな
峠となっている。こんなに雰囲気の良い峠がかつては大渋滞に見舞われていたとは、
いくら昔の惨状を撮った写真を見てもピンとこない。長野県側は11連ヘアピンカーブがあり、この部分が最も急で、カーブのところは
コンクリ舗装になっている。安房峠は、長野県側は穂高連峰が真正面に見え、岐阜県側は
乗鞍四ツ岳が見えるすばらしい景色である。
ちなみに、この「中の湯」交差点から上高地にはいる道には
有名トンネルのなかでも地名度がひときわ高い「釜トンネル」がありますね。
人の手で掘ったためかつては壁の岩が露出し、上下左右に曲がりくねった
このトンネルは一度は通る価値があったのですが、たびたびの改良工事により、
コンクリの壁面になり、ついには付け替え工事により今は普通のトンネルになりました。
小鳥トンネル・・・岐阜・・・・・・国道158号(中部縦貫道)・・・4346m
福井と松本を結ぶ中部縦貫自動車道(高山清見道路)として岐阜県高山市(旧清見村)に位置するトンネルで「おどり」と読む。2004年11月27日開通。
東海北陸自動車道の飛騨清見ICから東に分岐してすぐに現れる。飛騨清見ICの標高が高いので、
ここから高山方面へは一方的に下っていく。反対の飛騨清見IC方向は上り坂にあえぐことになる。
すぐ北に位置する猪臥山トンネルもこのトンネルも4000mを越えており、このあたりは長大トンネルが量産されつつあるような感すらある。
この小鳥トンネルには、トンネル側面に青色のラインが不規則に設置されているが、
これはシーケンスデザインと呼ぶそうで、眠気防止になるほか、
開放的なイメージによりドライバーに快適性を与える効果があるそうだ。
確かに、特に高山側のパターンは視野の隅がわずらわしく?変化するので、単調さは防止でき、
スピード感が実感できる。
甲子トンネル・・・福島・・・・・・国道289号・・・4345m
国道289号の不通区間である甲子峠(かしとうげ)を結ぶトンネルで、2008年9月21日に開通した。
甲子道路の橋梁に施工ミスがあり工期延長があったり、きびたきトンネル付近の既供用区間が地すべりによって新トンネルによる道路付け替えがあったりと、難産の末の全線開通だった甲子道路、本当に山深いところを走っており、甲子トンネル最高部は標高1004mに達する。
トンネル内は照明少な目で若干暗いものの、路面はきれいで快適に走行できる。
特筆すべきはトンネルまでのアプローチ道路であろうか。
下郷町側(西側)は不通だった時代のものがそのまま使われている区間と新しく付け替えられた区間が混在しているが、
新しく付け替えられた区間は、ゆるいカーブと登坂車線により非常に快適に登ることが出来る。
中でも、晴れた日は眼前に三本槍岳?の山容が広がり特にすばらしい。
一方、白河側(東側)はトンネルをいくつかくぐってのアプローチになる。直線主体で走りやすいが、
前述のきびたきトンネル付け替え工事により、直線だった同トンネルは、
地すべり区間を迂回するように急なカーブでつなげられており、カーブが始まるところにその痕跡が残っている。
きびたきトンネル西側では現トンネルの向こうに旧トンネルの坑口が見えているが、入口はふさがれている。
開通以前は秘湯甲子温泉の一軒宿大黒屋を越えた登山道に289号の国道標識が設置されていて、何かと話題になっていたが、甲子道路全線開通直後、残念ながら撤去されたらしい。
甲子道路の開通により旧道となった甲子林道、この林道は雪割橋で国道289号から別れ、
ダートをひたすら上るが、かなりの悪路なのでオフロードバイク以外はお勧めできない。
穂別トンネル・・・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・4318m
大夕張トンネル・・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・4175m
占冠トンネル・・・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・3825m
狩勝第2トンネル・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・2576m
東占冠トンネル・・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・2493m
狩勝第1トンネル・・・北海道・・・・・道東自動車道・・・2361m
シューパロトンネル・・北海道・・・・・国道452号・・・2310m
赤岩トンネル・・・・・北海道・・・・・道道136号・・・2115m
道東自動車道夕張IC〜十勝清水ICに位置する日高山脈越えのトンネル群で2000〜4000m級の長大トンネルが連続する。
狩勝第1、第2トンネルは、2007年10月に開通した道東自動車道のトマムIC〜十勝清水ICのトンネルで、
日高山脈を越える。また、2009年10月24日には占冠IC〜トマムICが開通し、同区間内の東占冠トンネルが供用開始した。
占冠ICまで開通したことにより、高速道路による日高山脈越えが事実上可能になった。これにより、
かつては標高1022mの国道274号日勝峠を越えていたのが、道東自動車道の最高標高地点626mですむようになるので、
特に冬季は高速道路開通の恩恵を受けられると思われる。
赤岩トンネルは、北海道道136号夕張新得線のトンネルで2007年3月の開通で、国道からトマムICまでのアクセス道路として使える。
2011年10月29日に夕張IC〜占冠ICが開通し、千歳から道東を結ぶ区間が全通した。
開通したトンネルの中では穂別トンネルが最長となる。
また、これら以外でもユーパロトンネル1955m、ホロカトマムトンネル1989mがある。
国道452号のシューパロトンネルは、シューパロ湖の夕張シューパロダム建設による付け替えとして2011年12月16日に開通した。
建設時の名称は大夕張トンネルであった。
宇治トンネル・・・京都・・・・・・国道1号(京滋バイパス)・・・・・4313m
天王山トンネルを越えた後、京都市街を通過して瀬田方面へ行く時に使える京滋バイパスのトンネル。
昭和63年8月29日の開通でもともと国道1号バイパスであったが、現在は高速道路網に組み込まれた。
名神大山崎JCTから分岐し瀬田東ICで再び合流するこの京滋バイパスは、
全線通して通過すれば名神経由と料金は同じなので、京都南IC付近の渋滞を避けるには京滋バイパス経由
がおすすめである。ただ、お盆シーズンなど年に数度の大混雑時期は、大山崎JCTから京滋バイパスへのランプウェイがボトルネックとなり、上り(名古屋方面)は天王山トンネル内部まで数珠繋ぎの渋滞になるため、
このような時期に限っては、どちらのルートが良いかは一概には言えないかもしれない。
通常は名神京都経由に比べてずいぶん交通量が少ないのだが、それは、前述の大山崎JCTの構造やら
上り方向では瀬田東JCTでの270度以上回らなければならないランプ構造、そして、宇治トンネルより東側で
細かいカーブが連続する線形がめんどくさがられているのではないかと思う。
宇治トンネル付近は以前は制限速度が70km/hだったが、2006年に80km/hに変更されたそうだ。
一方、出口付近を除けば直線が続く見通しの良いトンネルなのであるが、車線変更は禁止となっている。
かつて国道の中で最長のトンネルであった。現在でも国道1号では最長トンネルである。
笹ヶ峰トンネル・・・・愛媛〜高知・・・高知自動車道・・・4307m
明神トンネル・・・・・高知・・・・・・高知自動車道・・・3728m
法皇トンネル・・・・・愛媛・・・・・・高知自動車道・・・3120m
檜生トンネル・・・・・高知・・・・・・高知自動車道・・・2536m
新角谷トンネル・・・・高知・・・・・・高知自動車道・・・2500m
影野トンネル・・・・高知・・・・・・高知自動車道・・・2392m
よさこいトンネル・・・高知・・・・・・高知自動車道・・・2079m
焼坂第一トンネル・・・高知・・・・・・高知自動車道・・・2053m
急峻な四国山地を横断する高知自動車道、川之江JCT〜南国IC間は延長50キロのうち半分以上の26キロがトンネル区間である。
トンネル数は下りで19本に上る。開通当時は対面通行であり、長大トンネルを含む走行は結構難儀であった。
その後行われた4車線化により、現在は高知ICまでは4車線になり、上り車線が新しく出来た車線として用いられている。
川之江側からぐいぐいと標高を上げていき、高知道最長トンネルである笹ヶ峰トンネルは標高400mに達する。
高知自動車道は橋梁とトンネルの繰り返しになっているが、これは
吉野川の支流である谷にそったルート(北山越え・土佐北街道)を
利用して作られているからである。このルートは江戸時代はメインルートで、
参勤交代でも使われたルートであるが、近代になって鉄道が別ルートで建設され
メインルートの座を明け渡すことになる。しかし、再び高速道路のルート
として使われることになるのだが、同じような例を中央自動車道恵那山トンネルや
浜田自動車道などに見い出すことができ、なんか時代を感じる。
ちなみに、川之江側から入って最初のトンネル、法皇トンネルは中央構造線を横切っていて、
下りトンネル(3112m)の側壁には中央構造線が赤線で示されている(川之江側から入ってすぐ、斜めに引かれている)。
上りトンネル(3120m)の側壁には示されていない。
2002年に高知自動車道は須崎東ICまで延伸。須崎東ICから2つ目のトンネルが
延長2000mを越えており、よさこいトンネルという名前がつけられた。建設時は市野々トンネルという
仮名称だった模様である。よさこいトンネルにすぐ近接して、これまたひらがな名称のためさだトンネルが続いており、
トンネル入口の看板には両トンネルを合算して長さ2.7kmと表示されている。
現在は須崎道路を経て、新直轄区間で中土佐ICまで開通している。
須崎西IC〜窪川ICはかなりの区間がトンネルになり、複数の長大トンネルができつつある。
須崎西ICの西側すぐに、新角谷トンネルと焼坂第一トンネルが連続し、中土佐IC〜窪川IC間に
影野トンネルができる予定である。
坂梨トンネル・・・秋田〜青森・・・東北自動車道・・・4265m
東北自動車道でもっとも延長が長く、かつ唯一の延長2000m以上のトンネル。
東北自動車道で次に長い竜ヶ森トンネル(岩手県)が1922mである。
東北自動車道というとなんとなく岩手県から青森県に入るように思ってしまうが、
JR東北本線と同じ八戸方面へ行くのは八戸自動車道で、東北自動車道は、安代JCTから八幡平の北側を
迂回するように西に向かって秋田県に入る。このあたりの区間は左右にうねうねとカーブが続き、
東北自動車道では珍しくトンネルが連続する区間である。
坂梨トンネルを抜けて青森県にはいると奥羽本線、国道7号と並行する。
網野子トンネル・・・鹿児島・・・・国道58号・・・4243m
新和瀬トンネル・・・鹿児島・・・・国道58号・・・2435m
三太郎トンネル・・・鹿児島・・・・国道58号・・・2027m
奄美大島にあるトンネルで、いずれも名瀬市と奄美大島最南端の瀬戸内町とを結ぶ国道58号沿いにある。
島嶼部にあるトンネルで延長2000m以上のものは東京都の新島と、奄美大島のみであり、2本あるのは奄美大島だけである。
網野子トンネルは、瀬戸内町の勝浦(かちうら)集落から北上する網野子バイパスのルートであり、
すでにバイパスの一部である勝浦トンネル(1122m)は開通している。網野子トンネルが開通すれば、
久七トンネルを抜いて県内一の長さとなる見込みである。
野塚トンネル・・・北海道・・・・・国道236号・・・4232m
日高山脈南部をくぐるトンネルで、1997年9月25日に開通、道央と道東を結ぶ新ルートが誕生した。
開通当初は北海道最長トンネルであったが、現在は2011年2月開通のえりも黄金トンネルにその地位を譲った。
野塚トンネルの完成で国道236号(愛称が「天馬街道」と決まったそうだ)は全通したことになるが、
標高585mまで上るものの、えりもを経由した国道336号ルートからの距離短縮や、
黄金道路に災害が発生したときの代替ルートとしての役割が期待できる
石榑トンネル・・・三重〜滋賀・・国道421号・・・4157m
大型車両の通行を阻止するコンクリートブロックで有名な石榑(いしぐれ)峠の直下を走るトンネルで、
2011年3月26日に開通した。国道421号は三重県桑名市と滋賀県近江八幡市を結ぶ国道で、国道307号などと組み合わせると
関西から名古屋に向かうルートとしては最短ルートに近いコース取りを取るものの、石榑峠が狭小であるため
これまではあまり使われてこなかった。トンネルの開通と付近の拡幅により通行が劇的に良くなり、そこそこの交通量がある。
トンネルまでは両方向ともかなりきつい上り坂ながら登坂車線が整備されており、旧道を知る人にとっては
その変貌ぶりに驚くであろう。隣の鞍掛峠や鈴鹿スカイラインよりも走りやすい。
トンネルは滋賀県側入口が最も標高が高く、三重県側に向かって一方的な下り勾配が続く。
トンネル照明はオレンジ色、センターライン部分にポールが設置されている。
旧道は、峠の入口では巾員狭小、2t以上通行不能の標識が現れ、
しばらくは1.5車線が続くが、三重県側の中腹と峠の2箇所に問題のコンクリートブロックがあり、
これらにはさまれた区間が1車線、コンクリート舗装、急坂というハイライト区間がある。
トンネル開通以前は休日の交通量は意外に多く、この狭小区間でも対向車が容赦なく現れ、
ぎりぎりの離合を迫られることも多かった。
新佐呂間トンネル・・・北海道・・国道333号・・・4110m
北海道道東の国道333号のルクシ峠を越えるトンネルで、2009年3月14日に開通した。
野塚トンネルに次いで北海道2番目に長いトンネルとなる。
2006年には竜巻により工事関係者9人が亡くなるという痛ましい災害があった。
これまでは、望郷橋やサロマトンネル(1651m)によってルクシ峠を越えていたが、
1988年に完成したサロマトンネルもわずか21年で新佐呂間トンネルに現役を譲る。
摺鉢山トンネル・・岡山・・・・・・・・米子自動車道・・・4099m
三平山トンネル・・岡山〜鳥取・・米子自動車道・・・2257m
中国道落合JCTから米子を結ぶ米子道のトンネル。
摺鉢山トンネルは米子道最長のトンネルで久世IC〜湯原ICにある。ほぼ一直線なので一点透視画法のように照明が
直線に並んでいる。もともと2車線対面通行だったが、
2004年にこの区間は4車線化され、南行用にトンネルが新規供用された。このあたりのトンネル群は、
北行は従来のトンネルでナトリウムランプの古いままだが、南行の新しいトンネルは白色の明るい照明で、路面も非常になめらかである
(ただし摺鉢山トンネルだけは北行も白色照明に置き換えられたようだ)。
かなり差があるので、米子道を使う際は南に行くときに使うほうが得した気分になる。
三平山トンネルは岡山鳥取県境のトンネルで、米子自動車道のハイライトとでも言うべき区間。
おそらく三平山トンネル付近が最高標高地点と思われ、鳥取県側は左手に大山を見ながらひたすら高度を上げていき、
岡山県側は蒜山の牧歌的風景が広がり、食事がおいしい蒜山高原SAもある。関西方面に向かう場合、
米子自動車道江府IC〜中国自動車道院庄ICは、付近の一般道路(国道)がルート的に大回りをしており、しかも険しい山越えルートも
あったりして意外に時間がかかるので、高速道路の利用価値が高い。
しかもハイライト区間では高速道路といえども景色がよく飽きないのが良い。
時間帯によっては、津山や美作の混雑を避けるため、中国道作東ICまで粘るのも一手だ。ちなみに江府IC〜作東ICは92.6kmと
ETCの通勤割引に程よい距離である。国道を通った場合は、国道482号が三平山トンネル部分を内海峠で越えている。内海峠の
西側にはロックフィルダムがある。
北大雪トンネル・・・・北海道・・・・・国道450号・・・4098m
愛別トンネル・・・・・北海道・・・・・国道450号・・・2995m
北大雪トンネルは国道450号(旭川紋別自動車道)のトンネルで2002年3月30日に開通した。
北見峠の直下を通るトンネルで、建設時は上川と北見のそれぞれの頭文字を取って
上北トンネルという名称だった。国道333号北見峠は、北見側が7%くらいの急勾配と
ヘアピンカーブが連続し特に冬は危険であるが、北大雪トンネルの開通により、
簡単に峠越えを行なうことが可能になったと思われる。
愛別トンネルは、旭川紋別自動車道の一部である愛別上川道路の愛別IC〜愛山上川IC間にあり、
2004年10月の開通。こちらは道央自動車道からの直通となっており、便利である。
旭川紋別自動車道はどちらの区間も現在暫定無料で、道路の案内看板にも「無料」と目立つ表示が
施されている。
長峰トンネル・・・・和歌山・・・・・・阪和自動車道・・・・4047m
川辺第一トンネル・・和歌山・・・・・・湯浅御坊道路・・・・2682m
藤白トンネル・・・・和歌山・・・・・・阪和自動車道・・・・2136m
長峰トンネルは、阪和自動車道海南IC〜有田IC(旧吉備IC)にあり、長大トンネルにより直線的に両ICを結ぶ(北から藤白トンネル1828m、下津トンネル1240m、長峰トンネル3831m)。
もともと海南湯浅道路(国道42号)という自動車専用道路であったが、
2005年4月1日よりこの区間が阪和自動車道の一部となり、これにより料金が引き下げとなった。
10kmに満たない有料道路だったにもかかわらず普通車920円と割高な印象だったので値下げは大歓迎である。
かつて、長大トンネルが続くこの区間は片側1車線の対面通行であったため、
行楽日は特に夕方の北行きが長峰トンネルを先頭にして大渋滞が起こり、
関西地方では宝塚トンネル渋滞と並んで最悪の渋滞箇所として悪名高い場所であった。
トンネル入口〜トンネル内での上り勾配や、対面通行の長大トンネルが続きスピードを低下させる車が多かった上に、
トンネルの断面も少し狭く、実際に走ってみると対面通行による圧迫感は、
湯浅御坊道路などの他トンネルに比べると大きかったように思う。
2010年になって現在のルートのすぐ東側に既設の避難坑を利用する形で、
藤白トンネル2136m、下津トンネル1287m、長峰トンネル4047mが開通し、下り車線として供用開始。
続いて、2011年5月に既存のトンネルをリフレッシュする形で上り車線も2車線供用開始し、
道路状況は大幅に改善された。上り方向の場合、有田ICを境に1車線から2車線に増えるが、有田ICからの流入がそのまま左車線に
なるようなつくりであるため、ICでの流合による輻輳が緩和されている。長峰トンネルは白照明に置き換えられて、従前よりは
トンネル内が明るく感じられるようになった。ただしトンネル壁面は煤にまみれて真っ黒なままである。
湯浅御坊道路は阪和自動車道と直通しており、こちらも長大トンネルがある。川辺第一トンネルのほかには、鳥松山トンネルが1856mと長い。有田IC付近は上り下り1車線ずつながらも中央分離帯が設置されており、暫定2車線高速で
おなじみのポールによる対面通行と趣を異にしている。
湯浅御坊道路の終点である御坊ICから先は再び阪和自動車道となり、現在、紀伊田辺ICまで供用している。
この区間では、東岩代トンネル980m、高田山トンネル1710mなどのトンネルが存在する。
ここから南は新直轄方式で建設される予定である。
鈴鹿トンネル・・・・・三重〜滋賀・・・新名神高速道路・・・4010m
金勝山トンネル・・・・滋賀・・・・・・新名神高速道路・・・3840m
甲南トンネル・・・・・滋賀・・・・・・新名神高速道路・・・2560m
2008年2月23日に開通した新名神高速道路亀山〜草津田上間の長大トンネル。
新名神と伊勢湾岸を乗り継ぐ新たなルートができ、関が原付近をとおる従来ルートよりも
30kmくらいの距離を短縮できる。また、勾配を2%以下に抑え、曲線半径もずいぶんゆるく
従来より高規格で設計されているので、ずいぶん遠くまで見渡せる。そのため、距離感が狂うというか、
案内標識では1km先になっている出口が、すぐ先にあるかのように感じる。また、(特に開通当初は)
舗装が鏡面みたいに凹凸がないので、とても快適な走行が出来る。
鈴鹿トンネルは、鈴鹿山脈を横切る、ちょうど安楽越の真下に位置し、上り4010m、下り3960mである。
3車線規格の大断面、白の明るい照明であり、天井がはるか上にあるので、
70km/hくらいで走ると40km/hぐらいに感じる(入口から出口までゆるやかなカーブが続く金勝山トンネル、
甲南トンネルはともかく、ほぼ直線の鈴鹿トンネルは特にその印象が強い)。
亀山JCTからはずっと上り勾配で、トンネル内も勾配が続き、滋賀県側出口で標高313mに達する。
甲南トンネルは、上り2560m、下り2530mであり、トンネル内のジェットファンが照明のすぐそばに設置されているため、ジェットファン前面のふちが白く浮かび上がっているのが特徴である。
金勝山(こんぜやま)トンネルは、草津田上IC〜信楽ICの間に位置し、上り3840m、下り3770mである。
夜間、東向きに走っていると、金勝山トンネルを越えて橋を渡った後、白くピカピカ光る構造物があって
結構驚くが、送電線の鉄塔のようだ。西向きに走っているときは、甲南トンネルを抜けてまもなく
この送電線の鉄塔が見える。
猪ノ鼻トンネル・・・香川〜徳島・・・国道32号・・・約4000m
高松〜高知のメインロード国道32号の猪ノ鼻峠に計画されているトンネル。猪ノ鼻峠には、現道もトンネルがあり、
前後の区間はヘアピンがあるうねうね道ながらも2車線確保されており、そこそこ流れは良い。ただ、四国は意外に雪が降ることが
多く、猪ノ鼻峠部分に積雪することも珍しくない。これにより、通行が規制されることもあるようで、猪ノ鼻道路として、改良を施すそうだ。
ただ、猪ノ鼻峠に積雪があるときには、国道32号は大歩危区間で積雪+凍結していてさらに状況が悪く、
高知自動車道は通行止になるため、猪ノ鼻峠だけの改良では抜本的な解決にならない気もする。
新八鬼山トンネル・・・三重・・・・・・国道42号・・・・3992m
大吹トンネル・・・・・三重・・・・・・国道42号・・・・3306m
亥谷山トンネル・・・・三重・・・・・・国道42号・・・・3161m
逢神曽根トンネル・・・三重・・・・・・国道42号・・・・2343m
矢ノ川トンネル・・・・三重・・・・・・国道42号・・・・2075m
矢ノ川トンネルは国道42号のかつての難所区間であった矢ノ川峠を短絡する
トンネルで「やのこ」と読む。矢ノ川峠は壮絶な断崖があり、高低差も600mくらいは
ある大変な峠であったが、なんと路線バスも走っていたそうだ。
現在は峠西側は自然に帰って完全に通行ができない状態になっているそうで、
かつての路線バスの苦労さえも忍ぶことができない。
矢ノ川トンネル開通によってどれだけ峠越えが楽になったか計り知れないだろう。
ただ、それでもなお矢ノ川トンネル西側にある大又トンネル(1626m)付近は
標高350mくらいあり、海抜0mの熊野市大泊から登る急坂「佐田坂」は
大型車にとっては現在も難所である。また、降雨による通行規制が敷かれる場合がある。
このため、この難所部分に現在高規格道路である熊野尾鷲道路が建設中である。
熊野から尾鷲を大吹トンネル(3306m)、新鹿トンネル(704m)、逢神曽根トンネル(2343m)、
亥谷山トンネル(3161m)、新八鬼山トンネル(3992m)の長大トンネルで結ぶもので、
このうち新八鬼山トンネル部分が2008年4月10日に開通した。新八鬼山トンネルはセンターポールが立っていて
幅広の白色照明といういかにも自動車専用道路といったトンネル。現時点での終点である三木里ICから集落までの
アクセス道路には林道が使われており、途中の狭小区間には信号による片側交互通行が取られている。
熊野尾鷲道路の全通は2013年ごろの予定。
久七トンネル・・・熊本〜鹿児島・・・・・国道267号・・・3945m
熊本県人吉市と鹿児島県大口市を結ぶ久七峠(きゅうしちとうげ)部分のトンネルで、
高速道路を除くと、九州で最長のトンネルである(2004現在)。2004年4月28日の開通と新しく、
最新設備、白の照明で、まっすぐのトンネルである。トンネル入口には、東洋のナイアガラ曽木の滝の絵が描かれている。
旧道の久七峠はほとんど荒れておらず、おおむね走りやすい。標高730mの峠付近は、送電線が目立つ。
なお、熊本、鹿児島県境は分水嶺から600mほど熊本側にずれている。この理由は諸説あって現在もわかっていないそうだ。
久七峠のすぐ南には、熊本県、宮崎県、鹿児島県の3県の県境ポイントがある。この3県の県境ポイント
の南側は宮崎・鹿児島県境になるが、一部境界未定地域がある(えびの市と吉松町の境界)。
大峠トンネル・・・福島〜山形・・・国道121号・・・3940m
1992年に開通したトンネル。旧道の大峠を避ける形でトンネルを作
っている。国道121号(米沢街道)が北側(米沢方面)から分岐して、
東側が旧道、西側が新道となっている。新道は日中湖(昔、喜多方
から日中線が走っていたのだが)の西側をとおって、県道に合流し、
そして、喜多方市にはいる。
この新道の開通によって、旧道は通行止めとなり荒れ放題となっている
のが残念でならない。旧道についてはこちらもどうぞ。
17号隧道・・・・新潟・・・・・・県道50号・3920m
19号隧道・・・・新潟・・・・・・県道50号・3130m
18号隧道・・・・新潟・・・・・・県道50号・3057m
13号隧道・・・・新潟・・・・・・県道50号・2252m
神戸長田トンネル・・・・兵庫・・・・・・阪神高速・・・3906m
稲荷山トンネル・・・・・京都・・・・・・阪神高速・・・2537m
新唐櫃トンネル・・・・・兵庫・・・・・・阪神高速・・・2077m
神戸長田トンネルは阪神高速31号神戸山手線のトンネルで、2003年8月26日の長田ICまでの開通時は延長2184mであった。
その後、2010年12月18日に湊川JCTまで延伸開通し、現在の延長は北行が3906m、南行が3364mである。
神戸山手線の開通により、長田ICと3号神戸線湊川JCT間が乗り換え可能となり、第二神明須磨料金所の渋滞時、
伊川谷JCT〜7号北神戸線〜神戸山手線〜湊川JCTというルートを通ることにより、
渋滞を回避することが可能となった(さらに第二神明東区間の200円を浮かせることができる)。
湊川JCTは既設の湊川ICを多少付け替えてJCTとICとの兼用にしたもので、北行の場合、地下へ降りてからの大きな
ヘアピンカーブがあるため、南行に比べてトンネル延長が長い。
長田IC〜湊川JCT間は急なカーブが連続し、断面が長方形をしているので市街地の地下を通っている雰囲気が漂う。
なお、この区間は水底を通るため危険物積載車の通行は規制されている。
新唐櫃(しんからと)トンネルは阪神高速7号北神戸線、有馬温泉付近にあるトンネルで、神戸長田トンネル開通前まで
阪神高速最長のトンネルであった。東行が2077m、西行が2071mである。その他北神戸線のトンネルとしては、
藍那トンネル(東行1176m、西行1171m)、長坂山トンネル(東行745m)、北有馬トンネル(東行1811m、西行1778m)などがある。
また、2008年に阪神高速8号京都線が一部開通した(1月に油小路線部分、6月1日に新十条通部分)。
新十条通部は、鴨川を渡ってすぐに地下に入り、そのまま稲荷山トンネルで山科までをダイレクトに結ぶルートで、もともと国道1号しかなかった山越えルートに新たな選択肢が加わる。
西風トンネル・・・広島・・・・・・広島高速道路・・・・3876m
広島市中心の市街地から広島JCT付近の大塚を一挙に抜けるトンネルで、
下りが3876.3m、上りが3873.5mある。2001年10月2日の広島高速4号線の完成により、
広島県最長は牛頭山トンネルから西風トンネルに取って替わった。
広島高速4号線という位置づけにはなっているが、路線の大部分の区間がこのトンネルとなっており、
「都市高速道路」というよりはむしろ「有料トンネル道路」の感がある。
和賀仙人トンネル・・・岩手・・・・・・秋田自動車道・・・3776m
山内トンネル・・・・・秋田・・・・・・秋田自動車道・・・2440m
湯田トンネル・・・・・岩手・・・・・・秋田自動車道・・・2413m
秋田自動車道のトンネルで、すべて暫定2車線の区間となるため対面通行である。
秋田方面から北上方面に走るときにまず現れるのが横手ICの先にある山内トンネルである。
白色照明がトンネルの片側だけ取り付けられており、照明が帯のように流れていくように見える。
県境に向かって上り坂であるため、トンネル内は多少苦しく、団子走行になり巡航速度も下がり気味である。
また、トンネル内が排気ガスで充満している。県境を越えるとようやく次のICである湯田ICに達する(横手ICから
20km以上あり、結構長く感じる)。次に現れるのが湯田トンネルで、こちらは従来のオレンジ照明、北上方面に
向かって下り坂である。最初だけゆるいカーブで、その後は直線が続く。なお、トンネルは次の鷲ノ巣トンネルと
シェルターで接続されている。その後現れるのが錦秋湖SAである。
ここは、SAへの分岐から駐車場までのアプローチが1kmくらいもある。
SAの施設は上下線で共通だが、駐車場がべつべつなのでUターンは出来ない。
施設自体は若干手狭であるが、ハイウェイオアシスもあり、さらに錦秋湖が望める散歩道もあるので、
結構雰囲気の良いSAだと思う。
最後の長大トンネルが和賀仙人トンネルで、延長が富士山頂の標高と同じ3776mである。
従来のオレンジ照明で、トンネルの中は左右にうねっている。
このトンネルは一つ前の大荒沢トンネルとシェルターで接続されている。
なお、秋田自動車道の長大トンネルが続く区間は、追い越し車線があまりなく、
あっても距離が短いので前方の低速車をほとんど追い越せないのが難点である。
蘇武トンネル・・・兵庫・・・・・・国道482号・・・3692m
兵庫県神鍋高原の国道482号の未開通部分を結ぶトンネルで、平成15年11月8日に開通した。
交通量が少ない上、路面が非常に良く、一定間隔でコンクリート路面の継ぎ目を通る音と、照明の暗さが見事にコラボレートして
快適な眠りに誘われそうなトンネルである(運転手は寝てはいけません)。入口は特に特徴はないが
トンネル断面が非常に広い。車道は1車線×2であるが、歩道が車道1車線分と同じくらいの幅が取られている。果たしてこれほどの長さの
トンネルを自転車か徒歩で抜ける人はいるのだろうかと疑問に思いながら走っていると、なんと、
出口付近で歩いているカップルを発見。トンネル長さから考えると1時間近く歩いてきたのだろうか。
トンネル開通前は荒れたダート林道で峠を越える必要があったが、蘇武トンネル開通で道は劇的に良くなり、
ほとんど登らなくて良くなった。なお、国道482号は、かつて他に2箇所不通区間があったが、鳥取県の鳥取市(旧用瀬町)〜八頭町(旧船岡町)は
まぢトンネルが開通(2車線確保)、鳥取兵庫県境の氷ノ山部分は桑ヶ仙林道の舗装化により一般車でも通行可能になった。
ただし、元桑ヶ仙林道部分(兵庫県側)は、完全1車線で路肩に背の高い草が多い茂っている非常に濃い道のため、
気合を入れる必要がある。
竜ヶ岳トンネル・・福島・・・・・・磐越自動車道・・・3660m
焼山トンネル・・・新潟・・・・・・磐越自動車道・・・2990m
黒森山トンネル・・福島〜新潟・・・磐越自動車道・・・2760m
鳥屋山トンネル・・福島・・・・・・磐越自動車道・・・2600m
西山トンネル・・・新潟・・・・・・磐越自動車道・・・2400m
七折トンネル・・・福島・・・・・・磐越自動車道・・・2360m
磐越自動車道会津若松IC〜阿賀野川SA間のトンネル群。会津盆地と
越後平野を直結するが、福島側からは七折、鳥屋山、竜ヶ岳、黒森山、
焼山、西山の順に通ることになる。竜ヶ岳トンネルと黒森山トンネルは、
1997年10月1日の磐越自動車道全通の際に開通したトンネルである。
また、七折トンネルのみが白色照明であり、照明の間隔が短い。
磐越自動車道は、2005年5月現在、この山岳区間では暫定2車線である。
一部区間は追い越し車線が設けられているが、長大トンネルの区間は対面通行になる。
このため1台でも遅い車がいるとすぐに数珠繋ぎになり、巡航速度は大きく低下する。
こうなると、高速道路ではなく無料バイパスを走っているように錯覚してしまう。
時間見積りの際は注意が必要である。
地蔵トンネル・・・・京都・・・・・・国道312号・・・・・・・・・3660m
大江山トンネル・・・京都・・・・・・国道478号(京都縦貫道)・・・2126m
地蔵トンネルは、鳥取豊岡宮津自動車道の宮津天橋立IC〜与謝天橋立IC間(無料)のトンネルで、2011年3月12日開通。
トンネルは自動車専用道路の対面通行形式であり、最近できたトンネルらしく圧迫感なく、若干緑がかった
白色照明で明るい。トンネル内は緩やかに左右にカーブしている。
この区間は宮津与謝(みやづよざ)道路とも呼ばれており、宮津市街地や天橋立部分をバイパスするように
トンネルが掘られており、京都縦貫道とも直結しているので、特に海水浴シーズンなど混雑期のバイパス効果が
期待できる。宮津天橋立ICから入って宮津与謝道路に向かう場合、京都縦貫道の有料区間との境目にある関係か、
いったんランプのゲートで通行券をとった(orETCで通過した)あと、本線に入り、直後に出てくる本線料金所を
0円で通過するという方式をとる。無料区間を通るのに料金所を通るため、初めて利用するときは、
間違えて有料区間に入ってしまったのかと焦ってしまう。
鳥取豊岡宮津自動車道は丹後半島を横断しながら豊岡を経由して最終的に鳥取まで接続する構想がある。
大江山トンネルは京都縦貫道(国道478号綾部宮津道路)の舞鶴大江IC〜宮津天橋立IC間にある長大トンネル。
綾部宮津道路は1998年3月8日に綾部JCT〜舞鶴大江IC間が、2003年3月2日に舞鶴大江IC〜宮津天橋立IC間が
開通した。現在暫定2車線、舞鶴自動車道は高速道路無料化実験に組み込まれているが、京都縦貫道のこの部分は
有料区間であるので留意が必要である。
立峠トンネル・・・・長野・・・・・・長野自動車道・・・3629m
一本松トンネル・・・長野・・・・・・長野自動車道・・・3203m
明科トンネル・・・・長野・・・・・・長野自動車道・・・2540m
長野自動車道豊科IC〜更埴JCTの3つの長大トンネル。立峠トンネルは豊科ICと麻績IC間にあり、
上りが3598m、下りが3629mある。竣工時は会田トンネルと呼ばれていた。
豊科ICと麻績ICの間は23.2kmあり、IC間の距離では長いほうである。細かなカーブが連続する
長野自動車道の難所と言える。
一本松トンネルは麻績ICと更埴IC間にある。ちなみに鉄道(篠の井線)は冠着トンネルをくぐる。
明科トンネルは上り2510m、下り2540mである。
城山八王子トンネル・・・東京〜神奈川・・国道468号(圏央道)・・約3600m
愛川トンネル・・・・・・神奈川・・・・・国道468号(圏央道)・・・2703m
八王子城跡トンネル・・・東京・・・・・・国道468号(圏央道)・・・2380m
菅生トンネル・・・・・・東京・・・・・・国道468号(圏央道)・・・2360m
小倉山トンネル・・・・・神奈川・・・・・国道468号(圏央道)・・・2110m
青梅トンネル・・・・・・東京・・・・・・国道468号(圏央道)・・・2095m
東京3環状の最外部にあたる圏央道のトンネル。青梅トンネルと菅生トンネルは
2002年3月29日の日の出ICまでの開通時に供用を開始、八王子城跡トンネルは
2007年6月23日の中央道JCTまでの開通時に供用を開始した。
八王子城跡トンネルは、中央道JCTからすぐのところにあり、外回り方向は、
合流が収束するより先にトンネルに入るので、入口断面が4車線分とられている。
菅生トンネルや川口トンネル(外回り方向1960m)は、トンネル側面が緑色っぽいタイルが
張られており、トンネル内が明るく感じる。この付近は半地下構造になっている箇所もある。
青梅トンネルは市街地をくぐる地下トンネルで、上下2段式の卵型の断面になっている。
外回り方向が下を走り、最初は四角の断面だが、中央付近は卵型の下半分に相当する部分
(上が広く下が狭い)断面になっており、なかなか面白い。
供用中の区間については、そのほか天合峰トンネル(外回り方向1360m)あたりが長い。
現在工事中の区間についてもいくつか長大トンネルが存在する。
八王子南IC〜城山ICに位置する城山八王子トンネルは城山湖と津久井湖の間の山岳部を抜けており、圏央道の中で最長の山岳トンネルになる見通し。
相模原IC付近の愛川トンネルは、愛川町の台地の下を通るトンネルで、下り2703m、上り2613mの予定。
城山ICの南側に位置する小倉山トンネルは、当初約1410mの予定であったが、トンネル出口の沢に大量の不法投棄土砂が
存在していることから、この沢を橋梁で越える案から沢の下をくぐりぬけて隣のトンネルとつなげる案に都市計画変更を進めているようだ。
トンネル内で下り坂→上り坂という線形になるので、サグ渋滞対策が必要であろう。
なお、圏央道の神奈川県区間はさがみ縦貫道とも呼ばれている。
福智山トンネル・・福岡・・・・・・九州自動車道・・・3597m
金剛山トンネル・・福岡・・・・・・九州自動車道・・・2200m
小倉南ICと八幡ICの間にあるトンネル群で両者近接しており、福智山トンネルが東側にある。
福智山トンネルは門司方向が3590m、福岡方向が3597m、金剛山トンネルは門司方向が2200m、福岡方向が2177mである。
九州自動車道は、熊本より北は
ほとんど平地を走り、トンネルは皆無に近いのだが、ここだけトンネルが集中している。
この区間は、もともと交通需要が多い上に、長大トンネルが続くことから、
休日を中心に混雑する。このトンネル以外にも、福岡IC付近や、休日の夕方は関門橋を先頭に小倉東ICあたりから20kmくらい
のろのろ運転が続くこともあり、このあたり一帯はよく混雑する場所である。
牛頭山トンネル・・広島・・・・・・中国自動車道・・・3573m
加計東トンネル・・広島・・・・・・中国自動車道・・・3370m
加計西トンネル・・広島・・・・・・中国自動車道・・・2690m
中国自動車道広島北JCT〜戸河内ICの長大トンネル群で、直線と複数の長大トンネルで構成された「中国自動車道らしくない」区間である。中国自動車道はほとんどの区間が細かいカーブの連続と坂の上り下りが繰りかえし続く
構造となっており、交通量は少ないが結構疲れる。
中国自動車道を下り方面(西行き)に走るとき、
広島北JCTから先も引き続き中国自動車道を走りたいときは左の側道に入らなければならない。
そのまま本線を直進すると広島自動車道を経由して広島方面に行ってしまう。
こうして広島北JCTを越えるとすぐに牛頭山(うしづやま)トンネル(下り:3560m、上り:3573m)が現れる。
大きな山塊に圧迫感のあるトンネル入口と、中国自動車道最長トンネルの貫禄が漂う。トンネル内はほぼ直線、
その後、平(ひら)トンネル(下り:1040m)、船場トンネル(下り:990m)、澄合トンネル(下り:710m)と
中距離のトンネルが連続する。その後の加計東トンネル(下り:3370m、上り:3277m)は最初右カーブその後左カーブとカーブが続く
トンネルである。これを越えると直線の加計西トンネル(下り:2672m、上り:2690m)である。
このトンネル、下り方向は登り勾配なのだが、逆に上り方向は下り勾配で速度が出やすく、
しかも直線で80km/h制限なので、トンネル出口での取り締まりには要注意である。
ちなみにここ戸河内ICから広島北JCT、千代田JCTを経て浜田道大朝ICまで
の距離は42.1kmもあり、おそらくIC間最長距離だと思われる。
ただし、最近、加計東トンネルと加計西トンネルの間にETC専用の簡易出入口ができた。
雷電トンネル・・・北海道・・・・・・国道229号・・・・・3570m
刀掛トンネル・・・北海道・・・・・・国道229号・・・・・2754m
大森トンネル・・・北海道・・・・・・国道229号・・・・・2509m
豊浜トンネル・・・北海道・・・・・・国道229号・・・・・2229m
川白トンネル・・・北海道・・・・・・国道229号・・・・・2106m
沖歌トンネル・・・北海道・・・・・・国道229号・・・・・2051m
雷電トンネルは、2003年3月17日開通のトンネルで、岩内町の雷電岬部分の
防災対策を目的として作られたトンネルである。
刀掛トンネルは岩内町〜蘭越町の不落の洞窟部分をトンネルで抜けるもので、2003年
2月27日開通
神恵内村川白岬部分は川白トンネルが2003年1月28日に開通している。
大森トンネルは、神恵内村に位置するトンネルで、2004年の台風により、
大森大橋が流された災害により、同区間をトンネルで抜ける新ルートにより建設された新トンネル。
当時完成したばかりの新ウエンチクナイトンネル内部に接続する形で作られ、2007年に開通。
沖歌トンネルは2004年2月5日開通のトンネルで、崩落事故がおこった積丹半島
豊浜トンネルのすぐ西側に位置する。豊浜トンネルは崩落事故後、ルート変更により
延長が2000m以上に延びた。旧豊浜トンネルの途中で分岐させ、およそ1200mを
新トンネルでバイパスさせて、セタカムイトンネルと一体化するというものである。
いずれも北海道の日本海沿岸部の防災/改良を目的としており、2003年以降
急速に開通している。
東山トンネル・・・・愛知・・・・名古屋高速・・・3560m
名古屋高速2号延伸部分である四谷〜高針区間、東山公園の少し南をくぐるトンネルで
2003年3月29日に開通した。トンネル東側で環状2号線(東名阪自動車道上社JCTから
さらに南に伸ばす環状道路で現在高針JCTまで開通)に合流する。3560mというのは東向きに走ったときのトンネル入口の看板によるもの。
トンネル西側はずっと掘割区間で、中央にあかりとりが設けられている。東向きに走ると、そのままトンネルにつながる。
トンネル内はけっこうくねっており、待避所にはアクアラインと同じ速度超過注意の
電光板が設置されている(速度が高い車が近づいたときのみ反応する電光板)。
仙秋鬼首トンネル・・・宮城〜秋田・・・国道108号・・・3527m
こけしで有名な鳴子温泉のある宮城県鳴子町と、小野小町で有名な
秋田県湯沢市(旧雄勝町)を結ぶトンネル。付近には鬼首温泉郷もある。
この鬼首トンネルを含む13.7kmの部分は1996年8月に開通し、「鬼首道路」「鬼首エコロード」と呼ばれている。この部分の開通のおかげで冬季も通行が可能になった。
この付近一帯は栗駒国定公園に属するため、道路は自然をなるべく壊さないよう
に工夫されている。例えば経済的だが自然への影響が大きい盛り土、切り土を
なるべく減らし、橋梁やトンネルは景観を破壊しないようなデザインになっている。
鬼首道路に詳細な説明がありますのでどうぞ。
関門トンネル・・・山口〜福岡・・・国道2号(関門トンネル)・・・3461m
昭和33年に供用が始まった、大変歴史の古いトンネル。なんと計画され
たのが昭和7年なのである。当時はトンネル案と橋梁案の2つがあり、
検討された結果、橋梁案に傾きかけたのであるが、戦争が不可避という情勢に
なると、防空上の見地から橋梁案は却下されて、トンネル案に変更された。
工事が始まったのは昭和12年。流通をアップさせるために戦争中も
工事をやっていたのだが、結局終戦後の混乱などで一時中断。昭和27年に
工事が再開され、昭和33年に完成した。工事に21年をかけている。
当時は世界でも有数の長大道路トンネルであったという。
トンネルが開通したときの写真を見ると、自動車が古い!いわゆる三輪トラック
が走っているのだ。
当時画期的な長大トンネルだった関門トンネルは、現在でも現役である。
本州、九州を結ぶ分岐点とも言えるこのトンネルには特別の雰囲気が漂う。
普通車で200円、トンネル入口のトールゲートで料金を支払うときに、
これから九州に上陸するぞという高揚感が湧く。そして、大型トラックに挟まれながら
ひたすら海底へ下っていくときのわくわく感や、最近のトンネルでは見かけない
トンネル中央付近でのカーブなどがなかなか良い。ただ、大抵の同乗者は
景色のいい関門橋を通りたがるようだ。そういうものなのかもしれない。
銀河トンネル・・・北海道・・・・・国道39号・・・・3388m
上川支庁上川町層雲峡にあるトンネルで比較的新しい。
付近に銀河の滝、流星の滝があり、特に紅葉シーズンは絶好の観光ポイントとなっている。
笹谷トンネル・・・宮城〜山形・・・山形自動車道・・3385m
1981年の完成。完成当時は国道286号の有料道路という位置づけで
あったが、現在は山形自動車道に編入されている。国道286号を通る車も、笹谷トンネル区間はほぼ全車が
トンネルを利用する。というのも旧道である国道286号笹谷峠は1.5車線の狭小区間にヘアピンカーブが延々と
続く区間である。峠は、いかにも鞍部であることが実感できるような地形となっており、高圧送電線も
笹谷峠を越えている。また、峠は風が強くあまり高い木が育たないせいか、見通しが良く、
特に山形側はすばらしい風景を見ることができる。
土湯トンネル・・・福島・・・・・・国道115号・・・3360m
福島県猪苗代町と福島市を結ぶトンネルで、付近は非常に景色の良いところである。
改良された土湯峠の道路は雪をかぶった安達太良山や吾妻山を見ながら高速で走れ、
非常に快適である(ただしGW等行楽時は数珠繋ぎで局所的に渋滞も発生)。福島市側は
新道がすべて完成しておらず、麓付近で旧道を使うことになるが、2車線確保されており、
通行に問題はない。
新道でも十分景色はよいが、土湯峠旧道を通るともっと楽しめる。
特に猪苗代町側は雄大な景色が広がり、ぜひ走ることをおすすめしたい。また、
土湯峠から接続する磐梯吾妻スカイラインは、変化ある景色を楽しめ、
通行料は多少高い(普通車1570円)がそれだけの価値がある
(道の駅つちゆで割引券を発売しており、約1割引になります)。
浮島トンネル・・・北海道・・・・・国道273号・・・3332m
旭川の東、上川郡にあるトンネルで、北海道では昔からある長大トンネル。
すぐ近くには浮島湿原がある。文字通り、湿原の中に数十の島が浮かんでいるらしい。
国道273号のこの部分、山深い谷間を登りきって、そのままトンネルに突入し、再び
谷底を下ってしまう。この美しい湿原を見るためには、トンネル手前の旧道に入る必要がある。ここを訪れる際には、ぜひ湿原に立ち寄り、ゆっくり時間を取って湿原の種種の美しい植物を鑑賞したいものだ。
関戸トンネル・・・・山口・・・・・・山陽自動車道・・・3325m
黒河内トンネル・・・山口・・・・・・山陽自動車道・・・2710m
竜ヶ岳トンネル・・・山口・・・・・・山陽自動車道・・・2320m
金剛山トンネル・・・山口・・・・・・山陽自動車道・・・2210m
富岡トンネル・・・・山口・・・・・・山陽自動車道・・・2020m
山陽自動車道山口県内にある長大トンネル。
関戸トンネルは大竹IC〜岩国ICにあるトンネルで、山陽道で最長であり、
上りが3325m、下りが3217mある。トンネル内はゆるいカーブが続く。
トンネルの南側(山口県側)は夜は夜景が美しい。
黒河内トンネルは山陽自動車道の最西端にあるトンネルで、上りの場合、
中国自動車道から分岐してすぐに現れる。
山陽自動車道では、これら長大トンネルや、トンネルが連続する箇所では例外なく車線変更が禁止となっている。
兵庫県内では車線変更禁止のトンネルはないが、岡山県では笠井山トンネルの1箇所、
広島県に入るとぐっと増えて、郷分トンネル+山手トンネルの区間、その後すぐに赤坂トンネル+神村トンネルの区間、
竹原トンネル+入野トンネルの区間、志和トンネル、武田山トンネルの5箇所になる。
山口県は小瀬トンネル+関戸トンネルの区間、竜ヶ岳トンネル、金剛山トンネル、富岡トンネル+嶽山トンネルの区間、黒河内トンネルの5箇所が車線変更禁止区間である。
また、徳山東ICの東側には短いトンネルが5つ連続する区間がある。上り下りどちらの方向でも最初のトンネルの
入口壁面に星のマークがあるので目印になる。なお、このトンネル群付近で周南市の夜景を一瞬見ることができる。
湯の沢トンネル・・・群馬・・・県道45号・・・3323m
南牧村と上野村を結ぶトンネルで、2004年3月24日に開通。開通当初はふるさと林道湯の沢線であったが、
その後県道45号に路線名が変更された。同時に旧道である塩之沢峠は県道から降格した。
トンネルは最近多いすっきりとしたコンクリート壁に白色照明が比較的少なめに設置されているが、
トンネル内の中央線にポールが立てられて物理的に追越が出来ないようになっているのが特徴。
また、見通しの良い直線トンネルなのであるが、制限速度が40km/hとなっている。
トンネル前後の道路も1.5車線ながらそれほど不便ではないつくりであるので、
下仁田〜上野村の南北の移動が大変便利になった。
ちなみに、上野村から南側に位置する上野ダム付近にトンネルが連続する道路がある。
標高を稼ぐため、内部でヘアピンカーブになっているトンネルもあり、このトンネルを
登り方向(南側にむけて)走ると、入口付近は直線だったトンネルがいきなり右カーブするので
注意して走らないと危ない(反射板などでカーブがわかるようになっているので普通に走っていれば
問題ないと思う)。この道路は、日航機墜落事故現場である御巣鷹山への慰霊登山で使われる道であり、
登山道入口の駐車場までは、きれいに整備がなされている。
また、付近には、上野村と長野県南相木村を結ぶ御巣鷹山トンネル(延長約2.1km)というトンネルもある。
上野村側はダートの中ノ沢林道を延々登ってようやく現れるというアクセスの悪さもさながら、
現在は南相木ダムの建設のための専用道路となっており一般開放はされておらず、
トンネル内は9%の急勾配になっているらしいなど、気になるトンネルではある。
国見トンネル・・鹿児島・・・・・・県道561号・・・3300m
大隈半島の東に位置する肝付町(旧内之浦町〜高山町)にあるトンネルで、2002年12月18日の完成。
内之浦町の案内標識にも国見トンネルの文字があり、トンネル開通をアピールしている。
トンネルまでは2車線快走で、付近の国道448号より速く走れる。トンネルも高規格であるが、
なぜか制限速度40km/hと異様に低い。
舞子トンネル・・・・・兵庫・・・・・・国道28号(神戸淡路鳴門道)・・・3293m
シブレ山トンネル・・・兵庫・・・・・・山陽自動車道・・・・・・・・・・2510m
山陽道三木JCTから明石海峡大橋に向かう途中にある2つの長大トンネル。
途中の神戸西ICを境にして、北側が山陽自動車道の支線、南側が神戸淡路鳴門自動車道(国道28号)である。
舞子トンネルは明石海峡大橋のすぐ北にあるトンネルで、下り(南行)が3254m、上り(北行)が3293m。
垂水JCT側から走ってきた場合(南行)、珍しくも後半からトンネル出口に向かって上り坂になる。
そして、この舞子トンネルを抜けると目の前に明石海峡大橋の橋塔が迫るのが圧巻だ。
トンネルは3車線の横長幅広トンネルであるものの総じて交通量は少なめ。
なお、快晴の日は明石海峡大橋からの景色が非常によい。特に神戸の町並みは、
あのナポリを思わせるような美しさを持つ。同じ神戸でも三ノ宮や東灘区とはまた違った趣だ。
米山トンネル・・・島根〜山口・・・中国自動車道・・・3260m
冠山トンネル・・・広島〜山口・・・中国自動車道・・・2198m
米山トンネルは中国自動車道六日市IC〜鹿野ICにあるトンネルで、この付近では最も長く、
下関方面が3260m、吹田方面が3154mの長さを持つ。トンネルは入口から
ずっと緩いカーブとなっている。
冠山トンネルは、吉和IC〜六日市ICにあるトンネルで、米山トンネルより少し東に位置する。
下関方面が2198m、吹田方面が2140mの長さを持つ。山口県の最高峰である寂地山があり
この付近は山地が延々と続く場所で、中国自動車道は細かいカーブと5%を越える急坂で
同自動車道の最高地点である標高721mに達する。山陽自動車道の最高地点が本郷IC付近の375mなのに比べると
ずいぶんと登らなければならない。
併走する国道434号はもっと悲惨で寂しさ漂う1.5車線のうねうね道である。特に
冠山トンネル西側入口には松ノ木峠へ続くZ字のカーブになっており、最初は中国道をくぐるが
急速に高度を上げていき、そのうち中国道をはるかに見下ろすまで標高をあげていく。
峠に向かって行きつ戻りつする国道434号を通ると、冠山トンネルで一気に越える中国自動車道が
ありがたく思える。
中国自動車道のこのあたりは交通量が皆無と言っても良い状態で、ほぼ貸切状態で走れる。
その代わり、厳しいカーブの連続と急坂の上り下りが繰り返しやってくるため、運転は大変である。
特に厳しいのは、北房〜新見(下り方向)の60km/h制限の区間、東城〜庄原の区間、そして冠山トンネルが
含まれる吉和〜六日市を挙げておきたい。
両国トンネル・・・広島〜島根・・国道375号・・・・・3233m
広島県と島根県の県境に位置し、2006年5月開通のトンネル。
国道375号は江の川にひたすら沿って1.5車線が延々と続く道路である。
それにもかかわらず意外に交通量が多く(特に国道54号交点〜433号交点)、
離合が大変である。両国トンネルの旧道に当たる部分も1.5車線の
ブラインドカーブが繰り返し出てくる、時間のかかる道路であったが、
トンネル開通により一挙に短縮される。なお、付近に三江線宇都井駅があるが、
ここは駅が江の川を渡ったすぐの高所にあり、駅までかなりの階段を上らなければ
ならないことで有名な駅である。
敦賀トンネル・・・福井・・・・・・北陸自動車道・・・3230m
今庄トンネル・・・福井・・・・・・北陸自動車道・・・2775m
北陸自動車道の敦賀IC〜今庄ICにあるトンネルで、敦賀トンネル付近では上下線が
別れている珍しい地点である。
敦賀ICから今庄ICに向かっては、かなりの高度差がある上りになっているので、
上り勾配を少しでも緩やかにするためにだろうか、上越方面はわざと大回りしたルートを取っている。
細かいカーブと短いトンネルが連続し、現地看板のとおり山岳高速の様相を示す。
この区間を走っていると、いくつかの変わった錯覚を感じることがある。
たとえば、上下線が分かれており対向車線が見えないので、追い越し車線に他車がいないと、
あたかも白破線のセンターラインの2車線道路を走っているような錯覚を受ける。
また、上越方向は一部区間ですぐ左側を国道476号線が併走しているので、
国道476号線に対向車が走ってくると、アメリカのように右側通行のフリーウェイを走っているような
錯覚も感じる(特に夜間)。
地図上では、上り線と下り線が左右逆になっており、葉原トンネル付近では両線が近接しているので、
本当の意味での右側通行が体験できそうな気がするが、
昼間に限りトンネル南側の地点で反対車線が遠くにあるのが見える程度で、あまり意識することはない。
この左右逆の関係は敦賀トンネルまで続き、トンネル内で立体交差し上り下りが正しい位置関係に戻る。
当然のことながらトンネル内では立体交差を意識することはないが、おそらく上越方面が上になるよう
立体交差していると思われる。敦賀トンネルを越えると、一転急激な下り坂に転ずる。
R=400mの急なS字カーブもあり、引き続き運転に注意が必要な場所。
そして、S字を下りきった勢いそのままに、直線の今庄トンネルに突入する。
今庄トンネルは坑口が上り線と下り線で一体になっており、非常に大掛かりな特徴的なつくりとなっている。
鳥坂トンネル・・・・愛媛・・・・・・松山自動車道・・・3210m
明神山トンネル・・・愛媛・・・・・・松山自動車道・・・2566m
黒岩岳トンネル・・・愛媛・・・・・・松山自動車道・・・2310m
新松尾トンネル・・・愛媛・・・・・・国道56号・・・・2031m
明神山トンネル、黒岩岳トンネルは伊予IC〜内子五十崎IC間のトンネルで、2000年7月28日に開通した
この両トンネルは標高が高く、大洲側からも伊予市側からも結構な上り坂となる(大洲側4%、伊予市側5%)。
そのため、ゴールデンウィークなど混雑期にはこのトンネルを先頭に渋滞することもある。
鳥坂トンネルは、2004年4月17日に開通した松山自動車道(大洲道路)大洲北只IC−西予宇和IC間の
トンネルである。すっきりした坑口で対面通行でありながらもさほど圧迫感を感じない。大洲市内から
鳥坂トンネルまではそこそこの上り坂となる。
松山道は、大洲市内で無料の国道56号大洲バイパスに接続しているため、
この無料バイパス部分でいったん無料になった後、大洲北只IC以南で再び有料になる。
そのため、大洲北只ICの南に本線料金所が設置されている。
松山自動車道は今後、西予宇和ICからさらに南進し、宇和島で国道56号宇和島道路に接続する。
宇和島道路は、宇和島市内をバイパスする高規格幹線道路(無料)で、市中心部のバイパス部分からさらに
南下して津島町の津島高田ICまで開通している。新松尾トンネルは宇和島市(旧宇和島市〜津島町)の
峠越え部分に位置し、出来たばかりなので坑口のコンクリートは真っ白である。この宇和島道路、無料のため
比較的利用者が多く低速車も多いので、有料高速道路の対面通行区間と比較して巡航速度はかなり低い。
なお、国道56号現道には松尾トンネル(1700m)が存在、さらに旧道には旧松尾トンネルがある。
笠井山トンネル・・岡山・・・・・・山陽自動車道・・・3200m
山陽自動車道山陽ICと岡山ICの間にあるトンネルで広島方向が3180m、神戸方向が3200mである。
1000m前後のトンネルがやたら多い山陽自動車道の中で、珍しく長いトンネルである。
また、トンネル内は車線変更が出来ない。
笠井山トンネル付近ではトンネルが集中し、坂もあるところなので、
特に帰省シーズンを中心に渋滞が頻発する箇所である。
山陽自動車道と聞いて、海沿いを走るので東名のごとくほとんどトンネルが
ないのかと思いきや、相当トンネルの数が多い。むしろ、中国縦貫のほうが
トンネルが少なく曲線が多い。
八十里越トンネル・・・福島〜新潟・・・国道289号・・・3173m
国道289号の未開通区間、福島〜新潟県境の八十里越を越えるトンネル。未開通区間は14のトンネルを含む
八十里越道路として現在工事中で、このうち新潟県側から10番目に位置する第9号トンネル(仮称)が
県境を越える最長トンネル(3173m)となる。このほかには、第6号トンネル1169m、第7号トンネル915m、
第11号トンネル1417mが長い。新潟側は標高234mから八十里越道路に入り、5%以内の上り坂をトンネルと橋梁を繰り返しながら
ひたすら登る。県境の第9号トンネル部分も3%の上り坂がひたすら続き、トンネルを出たところで最高標高地点650mに
達する(県境の峠は1048m)。ここから下っていき、八十里越道路の福島側末端では標高419mとなる。
本区間は豪雪地域に位置することから、12月〜5月という長期間休工せざるを得ず、必然的に工期が長くなっているようだ。
この付近で、現在福島〜新潟県境を越える道路としては国道252号六十里越があるが、ここは冬季通行止めとなるため、
遥か北の越後街道(国道49号)か磐越自動車道まで迂回が必要になる(もしくは只見線利用)。
八十里越道路が冬季通行可能になるかどうかが興味深いところだ。
みちのくトンネル・青森・・・・・・みちのく有料道路・3172m
比較的古くからあったトンネル。十和田市と青森市を短絡するみちのく有料道路は
21キロとかなり長い。しかし、料金は普通車820円と良心的である。
途中に天間ダムがあるので、景色はいいのではないかと思う。
早坂トンネル・・岩手・・・・・・国道455号・・・3115m
国道455号の最大の難所である早坂峠部分を解消する早坂道路のトンネルで、2007年10月8日に開通した。国道455号は小本街道と呼ばれ三陸沿岸小本と盛岡を結ぶ重要路線であるが、
最大9%の急傾斜やヘアピンカーブがあり、早坂峠の標高が905mあることもあって
特に冬季は難所の区間である。トンネルの開通により、最高点は約700mまで下げられ、ヘアピンカーブと
急勾配が続く区間は解消された。トンネルは東側(小本側)入口が標高624m、西側(盛岡側)入口が標高700mと、ずいぶん標高差があるので、トンネル内の傾斜がそこそこあるかもしれない。
トンネル開通により利便性は高まるものの、早坂峠は見事な白樺林と牧場の風景で有名であり、
また早坂高原といった見所もあるので、旧道は通行止にならないでほしい道路である。
新日本坂トンネル・・・静岡・・・・・・国道150号・・・・・3104m
日本坂トンネル・・・・静岡・・・・・・東名高速道路・・・2555m
まず、東名高速道路の日本坂トンネルであるが、記載されているのは
1998年3月27日開通の下り線新トンネルの長さである。上り線で使われている旧トンネルは2173m。
旧トンネルの方は1979年7月11日の夜に、下り線トンネル内で約170台が炎上し、7人が死亡すると
いう史上最悪のトンネル火災事故が起こったことで知られている。(日本坂トンネルの事故に関する説明も
あります)。
日本坂トンネルのある焼津付近は車が集中し、慢性的に速度が落ちる区間であったが、
現在は車線増加の工事により上り下り合計4車線から7車線になっている。
旧トンネルは上下線2本とも上り線に転用され、下り用に3車線の新トンネルが新設された。
下り用新トンネルの入口は近未来のトンネルを思わせる斬新なデザインで、
内部は白色照明で非常に明るい。たしか、汚れがつきにくい工夫がされた照明を使っており、
照明清掃の頻度を落とすことができたそうだ。東名高速道路では最長トンネルである。
平行して国道150号にも長大トンネルが存在する。大崩海岸の旧道のうねうねを
一挙にバイパスできる画期的な道路ができたのが1978年5月のこと。2車線対面通行の
新日本坂トンネル(2206m)と石部トンネル(755m)の2トンネルで焼津、静岡間を結んでいた。
これも交通量の増加により慢性的に渋滞していたのだが、2003年8月6日に4車線化され、
非常に快適になった。新しく掘られた新日本坂トンネルは石部トンネルとひとつになったため、
延長3104mと大幅に長くなり、上り線として使われている。
これにより、高草山の下には、東名高速のトンネル3本、国道150号のトンネル2本、新幹線のトンネル1本と
6本のトンネルが集中することになる。このようなトンネル集中地域に、新しいほうの新日本坂トンネルを掘る
必要があったため、高度な技術が必要だったそうだ。
三坂第1トンネル・・・・愛媛・・・・・・国道33号・・・3097m
国道33号の難所である三坂(みさか)峠の下にできるトンネルで、地域高規格道路「高知松山自動車道」の
一部である三坂道路になる。三坂道路は全長7.6kmで、三坂第一トンネル(3097m)と三坂第二トンネル(1300m)の
2つのトンネルがある。三坂峠は標高720mあり、冬季は積雪や凍結も起こるが、トンネル開通により
最高点は標高610m(三坂道路高知側終点)まで下がり、道路も高規格化されるため、便利になると思われる。
三坂第一トンネルは松山側から高知側に向かって2.65%の上り勾配がずっと続く。2012年3月開通予定。
五箇山トンネル・・富山・・・・・・国道304号・・・3072m
富山県の南砺市にあるトンネルで、チューリップで有名な城端と合掌造りで有名な平を結ぶ。
付近は五箇山県立自然公園となっており、秘境のイメージがただよう。
トンネル入口の巻きだし部分は合掌造りの屋根の形をイメージしたのか、
かなり特徴的な作りになっている。また、トンネル内部に一箇所、外が見える箇所がある。
トンネル付近もなかなか特徴的で、平村側は立派な橋梁が続き(相当深い谷を渡ります)、
城端町側は、路側に花が植えられている。また、城端町側は非常に長い登坂車線が
続くのだが、車のトリップメータで距離を測ってみたら4.0kmも続いていた。
横道にそれるが、一般道の日本一長い登坂車線はどこか興味がある。北海道日勝峠の清水町側に約8.0kmの長い登坂車線が
あり(カーナビで測定)、私の知る限りではこれが最も長い。
その次が、この五箇山トンネルの登坂車線だが、近年次々に立派な登坂車線が誕生しているので、
もっと長いものがあるかもしれない。
また、国道156号を少し南にいった県境には有名な合掌大橋もある。
八草トンネル・・・岐阜〜滋賀・・・国道303号・・・3025m
岐阜県と滋賀県を結ぶ八草峠の下を掘ったトンネルで、2001年4月25日に開通した。
トンネル入り口には鳥が描かれている。内部はオレンジ照明。
トンネルができる前の八草峠は非常にもろく、すぐに土砂災害などで通行止になっていたので、
トンネルの完成により、通年安心して通ることができるようになった。トンネル開通当初は、狭小区間が残存していたが
現在はその部分もバイパス開通により、全線を通して2車線が確保されている。
対照的に旧八草峠は年々荒れてきているようで、滋賀県側の走破は四輪ではかなり厳しいようである。
八鹿トンネル・・・兵庫・・・・・・国道483号・・・・・・・・・・・・・・・・・3015m
遠阪トンネル・・・兵庫・・・・・・国道483号(北近畿豊岡自動車道)・・・2585m
遠阪トンネルは、兵庫県丹波市春日町と豊岡市を結ぶ北近畿豊岡自動車道(現時点での開通は春日町〜和田山)に位置し、
「とおざか」と読む。北近畿豊岡自動車道は国道483号で原則無料で通れるが、遠阪トンネル部分のみ有料(普通車300円)である。
もともと、兵庫県丹波市(旧青垣町)と朝来市(旧山東町)を結ぶ遠阪トンネル有料道路(普通車360円)として
遠阪トンネル部分だけ先に開通していたが、2006年7月22日に北近畿豊岡自動車道が和田山まで延伸し、
そのときに遠阪トンネルは北近畿豊岡自動車道に組み込まれて通行料金がわずかながら下がった。
遠阪トンネルの旧道ともいえる国道427号遠阪峠は、山東町側はヘアピンが連続するものの、
2車線が確保されていてそれほど苦しい道路ではない。
一方で、遠阪トンネル以外の北近畿豊岡自動車道無料区間は、
並行する県道7号,国道427号がだらだら流れ、特に県道7号は渋滞する場合もあったため、
春日ICから和田山まで自動車専用道路で結ばれたのは意義が大きい。大変パフォーマンスの
良い高規格道路であると思う。そのためだろうか、休日の和田山(一本柳交差点)付近の渋滞が酷くなった気がする。
但馬に行楽に来て、大阪や姫路方面に帰る車が、播但自動車道と北近畿豊岡自動車道の和田山IC目指して
一本柳交差点に集中するのが主要因である。
北近畿豊岡自動車道は和田山八鹿道路として北伸の予定で、八鹿トンネルが長大トンネルになる。
籠坂トンネル・・・山梨〜静岡・・・国道358号(東富士五湖道路)・・・2995m
中日本高速道路が管理している東富士五湖道路のトンネル。トンネル入口はシダが生い茂っており、
トンネル内部はセンターラインにポールが設置されている対面交通になっている。
東富士五湖道路は中央道富士吉田線の河口湖ICと直通であり、基本的に2車線区間、
静岡県側の急坂部分などに登坂車線が存在する。
最初に河口湖〜山中湖IC間が1986年に開通し、その後1989年に須走ICまで延伸した。
富士山が間近に見える雄大な道路であるが、若干割高である。2011年3月末までは無料化社会実験の対象路線になっており、
週末の夕方は須走IC付近でひどく渋滞する。
新送毛トンネル・・・北海道・・・・・・国道231号・・・2992m
日方泊トンネル・・・北海道・・・・・・国道231号・・・2900m
太島内トンネル・・・北海道・・・・・・国道231号・・・2454m
ガマタトンネル・・・北海道・・・・・・国道231号・・・2076m
国道231号はオロロンラインと呼ばれており、日本海沿いを石狩市から留萌市まで結ぶ。
日方泊トンネルは2004年10月28日に開通した増毛町に位置するトンネルで、国道231号で最長のトンネルである。
このトンネルは、供用済の延長約1kmの天狗トンネルを途中から分岐させ、天狗トンネル出口の落石崩落危険箇所を
トンネル化によりルート付け替えしており、これにより、天狗トンネルは日方泊トンネルに名称変更となった。
北側(留萌側)からトンネルに入った場合、しばらくは新トンネルのきれいな断面が左右に緩やかにカーブしながら続くが、
途中、若干きつめの左カーブが現れた後、古い天狗トンネルの断面および路面に急遽切り替わり、出口まで直線で続く。
この付け替えによるトンネル内雰囲気の変化が楽しめる。
なお、新トンネル付け替えによって旧ルートとなった天狗トンネルの一部区間は完全にふさがれ、
旧ルートの形跡は微塵も残っていない。
太島内トンネルは厚田郡厚田村の断崖部分を抜ける部分で、2003年3月14日に開通した。
ガマタトンネルは1993年8月12日開通した浜益村雄冬岬付近のトンネルである。
北側(留萌側)からガマタトンネルに入るときには、ものすごい断崖絶壁にトンネルの入口があり、圧倒される。
全国数々のトンネルの中でも、個人的には最も印象に残るトンネルのひとつである。
いずれも防災を目的としてトンネル化が進められている箇所で、(景色と引き換えであるが)
特に気候の厳しい冬はより安全に国道を通行できるのであろう。この付近の路面は、厳しい気候に適した
コンクリート路面が続いており、保守工事が絶えない。
ガマタトンネルを抜けた後、浜益村の中心地に達するが、ここで数少ないエスケープルートとなる国道451号と
分岐する。分岐手前には、いくつか海鮮の食堂が並んでいる。ここで食べた紫うに丼は絶品であった。
なお、増毛町カムイエト岬付近にある大別苅トンネルは1990mと、わずかに2000mに足らない。
また、浜益村から厚田村に至る峠の区間にある送毛(おくりげ)トンネルは1977年の完成、延長1901mであるが、近々、少し山側に
新送毛トンネルの建設が予定されている。これだけ延長の長いトンネルが付け替えになるのは珍しいケースであるが、
山の地盤が動いており、送毛トンネル内部も少しねじれていることから、より安定した地盤のルートに付け替えるようである。
地芳トンネル・・・愛媛〜高知・・・国道440号・・・2990m
愛媛県久万高原町(旧柳谷村)と高知県梼原町を結ぶ地芳峠の直下を通るトンネルで2010年11月13日に開通した。
カルスト地形の直下を掘るため大出水に見舞われたり、一度は建設が凍結になるなど難産の末の開通であった。
旧道の峠道は1〜1.5車線のうねうね酷道で、冬季は積雪している場合があり雪装備が必須であった
(チェーンをつけずに坂道をばりばり登っている軽トラも見かけたが…)ので、時間短縮効果や冬季の通行の
利便性は大幅に向上したと思われる。なお、国道33号からの分岐の箇所は、深い谷間をループ状に上っていき
山の中腹を豪快にトンネルで抜けるという、国道169号伯母谷ループもびっくり、これはやりすぎだろうと思うような
道路の取り付け方をしている。
臼津トンネル・・・・大分・・・東九州自動車道・・・2990m
尺間山トンネル・・・大分・・・東九州自動車道・・・2600m
九六位トンネル・・・大分・・・東九州自動車道・・・2290m
2001年12月27日開通の東九州自動車道大分宮河内IC〜津久見IC間のトンネル。
九六位(くろくい)トンネルは大分宮河内IC〜臼杵ICにあり、この区間には、
臼杵トンネルという長大トンネルもあるが、1920mとわずかに2000mに足らない。
臼津(きゅうしん)トンネルは臼杵IC〜津久見ICにあり、臼杵と津久見の頭文字をとった
名前だと思われる。また、津久見トンネルも1090mある。
また、2008年6月に佐伯ICまで開通し、尺間山トンネルが供用された。最近開通した区間だけあって、
トンネルのコンクリートも真新しく、照明が明るいので側面に反射板は取り付けられていない。
東九州自動車道は、北九州市から、大分県、宮崎県の海岸沿いを経由して、鹿児島県加治木にいたる高速道路で、
現在は、北九州空港付近、大分県、宮崎県の一部区間が開通している。
仏経山トンネル・・・島根・・・山陰自動車道・・・2986m
2009年11月28日に開通した斐川IC〜出雲ICの間にあるトンネル。この部分、山陰自動車道の中では比較的
山がちなところを通っており、長めのトンネルが連続する。仏経山トンネルのほかには、
船津朝山トンネル(1960m)、知谷古志トンネル(1420m)あたりが長い。
ちなみに山陰を走る高速道路は有料区間と無料区間が混在する複雑な構成をしている。
松江玉造IC〜出雲ICは高速自動車国道であるので、間違いなく山陰自動車道であり、当然有料である。
そのほかに、安来道路、江津道路が有料区間であるが、
これらは国道9号の自動車専用道路(正式には高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路)の位置づけなので、
厳密には山陰自動車道ではない。ただし、休日特別割引も含めた各種ETC割引が適用されるので、
実際には高速道路と同じような感覚で走ることが出来る。
そのほかにも無料区間として、米子道路、松江道路、萩・三隅道路など、自動車専用道路が散在しているが、
これらはいずれも距離が短くブツ切れ状態であり、都市部のバイパスまたは山間部のショートカットコースとしての意味合いが強い。
船越トンネル・・・兵庫・・・・国道178号・・・2984m
香住トンネル・・・兵庫・・・・国道178号・・・2041m
両トンネルとも香住道路(自動車専用道路)のトンネルで、香住トンネルが2005年3月27日に、船越トンネルが2010年12月12日に開通した。
香住道路の区間は、奥佐津から香住の市街地を越えて餘部駅付近までを一挙に短絡するルートで、
香住病院付近の狭い部分やワインディングの連続する海岸をバイパスできるため、
柴山付近の風光明媚な日本海を眺められなくなったのは残念だが、ルート的にはショートカットになるので、
通過時間短縮になるためなかなか良いルートにバイパスを作ったと思う。
香住道路は開通当初は県道4号の東までの部分開通であり、
県道から西部分のセンターラインのない橋や市街地部分を通らなくてはならなかったが、2010年12月の余部ICまでの開通により
香住の市街地を完全にパスできるようになった。
なお、最終的には、地域高規格道路鳥取豊岡宮津自動車道の一部となる。同自動車道の兵庫鳥取県境部には東浜居組道路が建設される予定で、七坂トンネル(1821m)が作られる予定。
オランダ坂トンネル・・長崎・・・国道324号(ながさき出島道路)・・・2970m
長崎トンネル・・・・・長崎・・・長崎自動車道・・・・・・・・・・・・2570m
西山トンネル・・・・・長崎・・・国道34号(長崎バイパス)・・・・・・2470m
長崎自動車道は開通当時、長崎多良見ICまでの供用で、
そこから長崎市中心部までの15km程度は長崎バイパスや西山トンネルなどの一般道を
使用しなければならなかった。このたび、長崎多良見ICから長崎ICまでの11.3kmが暫定2車線で
開通し、中心部までのアクセスが向上した。新規開通したこの区間は、長崎トンネルをはじめとする
トンネルが連続し、走りやすくなっている。
オランダ坂トンネルは、2004年3月27日に開通した「ながさき出島道路(国道324号バイパス)」のトンネル。
長崎県最長(長崎市街地方向が2970m、長崎道方向が2920m)で、
ながさき出島道路3.4kmのうちの、約3kmをこのトンネルが占める。
この部分、住宅が密集する地域であり、しかも土被りが低い箇所が相当あったようで、
騒音対策なども含めてたいへんな難工事だった模様。事実、トンネルすぐ真上は
ちょっとした高台の住宅地になっており、トンネルでたらすぐに町の中心である。
ながさき出島道路の料金は普通車で100円だそうです。
西山トンネルは、長崎市街地の東側を走る長崎バイパスのトンネルで、1991年3月27日開通。
長崎バイパスB区間にあたり、普通車150円である。
新主寝坂トンネル・・・山形・・・・・・国道13号・・・2944m
国道13号の山形県最北部、主寝坂(しゅねざか)峠を貫くトンネルで、2005年11月5日に開通した。
旧トンネルは、延長808mの主寝坂トンネルで昭和34年の完成。国道13号で最も古く、
大型車同士はすれ違いできない小さい断面であった。このたび、新主寝坂トンネルを含む自動車専用道路(主寝坂道路)の
一部が開通し、カーブや勾配が緩和された。
新大峠トンネル・・・高知・・・国道439号・・・2928m
杓子トンネル・・・・高知・・・・・・国道439号・・・2430m
2002年4月21日に開通した国道439号大峠(おおとう)バイパスのトンネルで、
高知県いの町(旧吾北村)と仁淀川町(旧池川町)を結ぶ。トンネル入口は石造りの模様をしており、
出口がきれいに見える一直線のトンネルである。
旧大峠トンネルは(908m)を含む旧道はうねうねと
カーブが連続する幅狭の道であることから、時間短縮効果は大きい。
トンネルを含む改良部分は2車線が確保されていることから、大型車の走行も増えると思われる。
また、計画段階であるが、大正町と四万十市を結ぶ杓子峠にもトンネルが掘られる計画がある。こちらは杓子バイパスの
一部で、現時点で2015年の完成。杓子峠は完全1車線かつガードレールなしの未改良部分があるため、
トンネルによる時間短縮効果は大きいと思われる。
ヨサク(国道439号)といえば、かつてはほぼ全域が未整備1車線の酷道というイメージがあったが、最近はそれなりに
改良されてきているようだ。また、離合不能な1車線区間でも、付近に代替の道路がないため、意外に交通量が多いので、
ブラインドカーブでは注意が必要だ。
新佐敷トンネル・・・熊本・・・・・・国道3号・・・2919m
新赤松トンネル・・・熊本・・・・・・国道3号・・・2140m
南九州自動車道(南九州西回り自動車道)の無料区間にあるトンネル。
南九州自動車道は高規格幹線道路のひとつで、路線としては国道3号に分類され、
有料区間と無料区間が混在している。
熊本県では、九州自動車道と接続している八代JCT〜日奈久ICは八代日奈久道路として有料であるが、
日奈久ICの手前で本線料金所があり、日奈久ICから南は無料になる。田浦ICまでは2005年2月27日に開通し、
二見トンネル(1940m)と新赤松トンネル(2140m)の2つの長大トンネルがある。
新赤松トンネルは白照明のコンクリート舗装。南側からアプローチすると、標高の低い田浦ICを過ぎてすぐに
トンネルに入り、出口までずっと左カーブしながら上り坂が続く。
2009年4月29日には田浦IC〜芦北ICが開通し、新佐敷トンネル(2919m)が供用開始となった。
新佐敷トンネルは、白照明、アスファルト舗装の明るいトンネルであるが、特に南側からアプローチすると
トンネル入口から結構な上り坂になる。大型車も多く走っているのでトンネル内は排気ガスが充満しており、
新しいトンネルの割には天井が黒くなっている。中央部から下りに転じて、トンネルを出ると標高の高い橋を渡る。
このとき、八代海を見ることができる。
新佐敷トンネルは三代目となっており、初代が佐敷隧道(明治36年完成、延長433m、レンガ造り)、
二代目が現在の国道3号で供用されている佐敷トンネル(昭和40年完成、延長1570m)である。
現在工事が行われている津奈木ICまでの区間には、新津奈木トンネル(延長1848m)ができる予定である。
赤松太郎峠、佐敷太郎峠、そしてこの先にある津奈木太郎峠を総称して三太郎峠と読んでおり、
薩摩街道の難所であった。
国富トンネル・・・・・福井・・・・・・舞鶴若狭自動車道・・・2897m
丹波第一トンネル・・・兵庫・・・・・・舞鶴若狭自動車道・・・2361m
野坂岳トンネル・・・・福井・・・・・・舞鶴若狭自動車道・・・2270m
黒谷真倉トンネル・・・京都・・・・・・舞鶴若狭自動車道・・・2210m
高浜トンネル・・・・・福井・・・・・・舞鶴若狭自動車道・・・2035m
舞鶴若狭自動車道の長大トンネル群。
国富トンネルは2014年度開通予定のトンネルで小浜ICからすぐ東の位置にある。
野坂岳トンネルも同じく2014年度開通予定で美浜IC〜敦賀JCTの位置にある。どちらも中日本高速道路の管轄区域である。
丹波第一トンネルは、最初に開通した丹南篠山口IC〜福知山ICにあり、舞鶴方面が2361m、吉川方面が2357mの
トンネルで多紀連山の山塊を一挙にくぐる。並行する国道176号は鐘ヶ坂トンネルで越えている。
吉川JCTからこのトンネルまでR=400mの少々きつめのカーブを織り交ぜながらひたすら上っていく。
途中、藍本トンネルを出たあたりで山深い景色から一転、水田が広がる中に福知山線が走るという
なかなか良い景色の区間がある。
丹波第一トンネルを越えると、わりと平坦な土地が広がり、春日ICへと達する。
なお、丹波第一というからには丹波第二トンネルも存在するが、
舞鶴方面1438m、吉川方面1458mのこのトンネルは丹波第一トンネルからずいぶん離れたところにあり、
春日ICを越えて、別の名前のトンネルを越えた後にようやく出現する。
舞鶴若狭自動車道は現在、福知山IC以北は暫定2車線で、舞鶴西IC直前に現れる黒谷真倉トンネルは
長大トンネルながら対面通行である。最近になって照明がオレンジのナトリウムランプから白色照明に
付け替えられたが、少し年季が入っていて壁も真っ黒になっているので、トンネル内が暗く圧迫感を感じて
通行のボトルネックとなっている。特に休日午後は吉川方面でこのトンネルを先頭に渋滞することもある。
ここより北でもトンネルが断続的に出現し、舞鶴西、舞鶴東IC付近のトンネルは入口がレンガ模様になっている。
ここまでの区間では比較的半径の小さいカーブが良く出現する線形であるが、
舞鶴東ICを越えると急に線形が良くなり路面も新しくなる。2003年3月9日に開通したこの区間、
日本海に近いとはとても思えないような山中に、トンネルがふんだんに使われている。
この区間で最長の高浜トンネルはその中でも最も大きな山塊をくぐっている。
そのほか、現時点での終点である小浜西IC直前にある飯盛トンネルも長く、延長1743mある。
本自動車道はもともと舞鶴自動車道という名称であったが、小浜西ICまで延伸した際、
舞鶴若狭自動車道に名称変更された。
丹波第一トンネルのすぐ南にある西紀SAは舞鶴若狭自動車道の唯一のサービスエリアであるが、若干手狭だ。
休日は店内がごった返し、レストランも並ぶので、拡張してほしいと思う。
また、福知山ICを越えたところに、古墳の下をくぐるトンネルがある。南側からアプローチすると
この私市円山古墳が良く見える。夜間はライトアップもされているようだ。
白地トンネル・・・徳島・・・・・・・徳島自動車道・・・・2892m
新境目トンネル・・徳島〜愛媛・・・・徳島自動車道・・・・2794m
太刀野トンネル・・徳島・・・・・・・徳島自動車道・・・・2400m
徳島自動車道で2000mを越えるトンネルは3つである。この中で
一番東にあるのが太刀野トンネルで、美馬ICの西、三野町と三好町の
境にある。続いて、井川池田ICの西に白地トンネルが、そして川之江JCT
のすぐ東に、徳島愛媛県境をまたいで新境目トンネルがある。
平成新島トンネル・・東京・・・・・・都道211号・・・2878m
2004年4月24日に開通したトンネルで、名称のとおり新島にある。新島北東部にある都道211号には
もともと新島トンネルが存在していたが、このルートが2000年に発生した新島・神津島近海地震により崩れ、
海岸沿いの迂回路でしのいでいたが、抜本的にルートを変更し平成新島トンネルにつけかえることで完全復旧した。
現在、離島にあるトンネルでは最長ではないかと思う。また、中央環状新宿線の山手トンネルが開通するまでは、
小仏トンネル、首都高速千代田トンネル(1900m)、多摩川トンネル(1550m)、環八の練馬トンネル(1764m)、井荻トンネル(1263m)などを抑えて、
東京都で最長の道路トンネルであった。
(※練馬トンネルと井荻トンネルは半地下構造で結ばれているが、これを1本のトンネルとするかどうかは微妙。ここでは、名称が違うので別々のトンネルと判断)。
新都心トンネル・・埼玉・・・・・・首都高速・・・2870m
首都高速埼玉新都心線(S2)の新都心西出入口と新都心出入口(西行出口、東行入口)を結ぶ地下トンネルで、
現時点で首都高速最長である。埼玉県内では、雁坂トンネルに次ぐ長さになる。
2004年5月に新都心西出入口〜新都心出入口(東行出口、西行入口)が暫定開通し、
そのときに約1.8kmの新都心トンネルができた。その後、2006年8月4日にさいたま見沼出入口まで開通した時に
トンネル部も延長され、2870mになった。埼玉新都心線は、片側1車線ずつの暫定開通であるが、新都心トンネルの
東寄り部分のみは譲り車線と称して片側2車線ずつになっているそうだ。料金は、大宮線(S5)と共通で普通車400円。
木ノ庄トンネル・・広島・・・・・・尾道自動車道・・・2830m
尾道JCT〜三次JCTを結ぶ尾道自動車道の、最も尾道JCT寄りにあるトンネルで2010年11月27日に開通した。
尾道自動車道は新直轄方式であるため無料ではあるが、木ノ庄トンネルは、
山陽自動車道から分岐する尾道JCTから最初のICである尾道北ICまでの区間にあるため、
実質的にはお金を払わないと通ることができない。
尾道自動車道は、尾道JCTから北上し、終点まで一貫して上り勾配である。
ほかには岩根トンネル(1210m)、宇津戸第一トンネル(1140m)あたりが長いトンネルである。
用瀬第二トンネル・・鳥取・・・・・・鳥取自動車道・・・2827m
智頭用瀬トンネル・・鳥取・・・・・・鳥取自動車道・・・2472m
鳥取自動車道のトンネル。鳥取自動車道は中国道の佐用JCTから分岐して鳥取にいたる高速道路で、
全線が新直轄方式による無料区間である。現在は部分開通となっており、全線の開通は2012年ごろになる予定だ。
長大トンネルは鳥取県のトンネル連続区間に存在する。南から北に向かって走行した場合、トンネル入口に
たぬきの絵が描かれたあわくらトンネル(525m)をまずはくぐる。その後も集落を見ながらゆるい上り勾配を
登ると、いきなり県境の志戸坂トンネル(1630m)が現れる。ほとんど峠とも思わないくらいに唐突に現れるので
驚くくらいだ。このトンネルだけは1981年と古い時代に作られただけあり、年季が入っており、断面が多少狭く
感じる。また、このトンネルだけは歩行者等も通行できる一般道路である。志戸坂トンネルを抜けて
鳥取県にはいると、トンネル連続区間となる。延長1000m台のトンネルをいくつか抜けた後、
上市場トンネルと智頭宿トンネルが現れる。両者の間は短いシェルターでつなげられており、入口の看板には
両トンネル名と両者合算の延長2231mが書かれている。実際は智頭宿トンネルがほとんどの長さを占めており、
おそらく単独では2000mに近い延長になると思われる。この両トンネルを抜けた後、智頭ICに達し、
この先が2009年に開通した区間となる。引き続きトンネル連続区間として、智頭用瀬トンネル(2472m)、
用瀬第一トンネル(1464m)、用瀬第二トンネル(2827m)、用瀬第三トンネル(1402m)を一気に抜ける。
河原ICには道の駅があり、鳥取自動車道本線にも狭いながら駐車場があるが、この駐車場からは
一般道路を渡って道の駅に入り込む構造となっている。もちろん下道(国道)からも道の駅に入ることができ、
こちらの駐車場のほうが建物に近い。
岩瀬トンネル・・茨城・・・・・・北関東自動車道・・・2820m
北関東自動車道笠間西IC〜桜川筑西ICのトンネルで、友部方面が2810m、栃木都賀方面が2820mあり、
2008年4月12日に供用開始した。北関東自動車道の最長トンネルであるとともに、茨城県でも最長の道路トンネルである。
トンネル入口はすっきりした現代風の断面でトンネル入口はオレンジ照明、その後白照明となっており、緩やかなカーブとなっている。
北関東自動車道の東北自動車道〜常磐自動車道区間はトンネル数は3つと少ないが、岩瀬トンネル以外に
大政山(だいしょうざん)トンネルが1600m、唐桶山トンネルが1060mと比較的長いトンネルで構成されている。
そのほか、友部ICは、付近にゴルフ場があるからなのか、茶色の網で囲まれているのが印象的である。
現在北関東自動車道は東北自動車道〜常磐自動車道区間は全通、関越自動車道〜東北自動車道は太田桐生IC〜佐野田沼ICのみが
未供用であるが、2011年のGWまでには全通の予定である。
水ヶ峠トンネル・・愛媛・・・・・・国道317号・・・2804m
愛媛県今治市(旧玉川町)と松山市を結ぶトンネル。かつては不通区間であったが、
しまなみ海道開通とほぼ時を同じくして開通した場所である。トンネル前後はワインディングが
続くが、2車線が確保されており、走りやすい。国道沿いには、鈍川温泉や奥道後温泉がある。
新三国トンネル・・・群馬〜新潟・・・国道17号・・・2800m
国道17号の三国トンネルに代わって計画中の新トンネル。現役の三国トンネルは延長1218mで
1957年にできたトンネルである。卵の断面のような印象を持つこのトンネルは、幅が狭く老朽化もしているものの
県境越えの印象に残るトンネルで、もうしばらくは現役でいて欲しいと感じる。
なお、危険物車両にとっては関越自動車道関越トンネルが通行できないため、三国峠越えが唯一のルートである。
御坂トンネル・・山梨・・・・・・国道137号・・・2778m
山梨県笛吹市(旧御坂町)と富士河口湖町(旧河口湖町)を結ぶトンネルで、平成6年に無料化された。
西側に甲府精進湖有料道路が開通し、両方まとめて償却、となった為
無料化が先送りになったそうである。
トンネル前後の国道137号は登坂車線が延々と続いており、
流れは大変スムーズになっている。
なお、トンネルを通らない旧道の方は非常にまがりくねった峠道で
冬季通行止となっているが、いちおうセンターラインのある道路で、
紅葉の季節は大変美しい。こちらもどうぞ。
国見トンネル・・宮崎・・・・・・国道265号・・・2777m
九州中央部を縦断する国道265号の難所、国見峠をくぐるトンネル。トンネル内はオレンジ照明で
断面は普通の対面通行サイズだが、センターラインにポールが一定間隔に設置されているのが特徴。
また、制限速度は40km/hに抑えられている。かつての酷道区間もかなり改良が進み、
集落から比較的近いトンネル北側では2車線確保され、厳しいつづら折れもない状態になっている。
なお、トンネル北側付近から、日本最南のスキー場五ヶ瀬ハイランドスキー場へ向かう道が分岐する。
トンネル南側は1.5車線区間が一部残っているものの、国道327号交点付近が橋とトンネルに付け替えられて
快適な2車線になるなど、改良が進んでいる。国道265号で大変な区間は、国道327号交点から南の飯干峠の区間で
1車線が続く。この厳しい区間を南下してたどりついた国道388号との交点は、
国道同士の交点にもかかわらず、深い山林の中の1車線同士の交差点であり、この付近の厳しい道路事情が垣間見える。
日足トンネル・・・栃木・・・・・・国道122号・・・2765m
日光市と旧足尾町(現日光市)を結ぶトンネルで昭和53年に開通した。片側1車線の対面通行。
このトンネルの開通によって、
両者の交通の便が非常に良くなり、日光と足尾を結ぶ路線バスもこのトンネルを経由している。
足尾銅山の見物をしてから日光へ向かう観光客も
多いようだ。
トンネルの断面は四角形にちかく天井が低いため、
少し圧迫感を覚える。ただ、最近の格一化されたトンネルとは趣を異にして
いるところがなかなか良いと思う。
ちなみに、旧道となった細尾峠越えは、修行の路、足尾銅山関連の
往来など、歴史のある道であるらしい。昭和にはいってから自動車道として
整備され大幹線道路となったが、日足トンネル開通後は静かな旧道となった。
新川合トンネル・・奈良・・・・・・国道309号・・・2751m
奈良県吉野郡天川村に入る際に連続してくぐるトンネルのうちの1つで、
北側にある新笠木トンネルが長さ1693m, 1984年9月の完成である。南側にあるのが
新川合トンネルで、長さ2751m, 1997年10月に開通したトンネルである。両トンネルの
開通によって天川村へのアプローチが劇的に良くなり、いままで笠木峠と川合峠を
1車線の狭い道路で苦労しながら通っていたのとは大違いである。
天川村には洞川(どろかわ)温泉やみたらい渓谷、鍾乳洞もあるので、
この2つのトンネルの開通による地元の経済効果は非常に大きいと思われる。
新笠木トンネル、新川合トンネルとも内部の照明が暗く、快晴の日にトンネルに入ると
しばらく視界が慣れないことがある。
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富芦トンネル・・北海道・・・・・・道道135号・・・2729m
北海道の道道135号美唄富良野線にあるトンネルで「とみあしトンネル」と読む。道道では最長トンネル。
西側から富良野に向かうときに利用価値の高く、トンネルまではそれなりの上りになるものの道幅は十分なので
芦別のバイパスとして使うことができる。付近には、国道452号上に三段滝という見所がある。
それほど迫力のある滝ではないが、休憩にはもってこいの場所である。
倉羅トンネル・・・・徳島・・・・・・国道193号・・・2700m
徳島県吉野川市(旧美郷村)と神山町間の倉羅峠に建設中のトンネル。
国道193号は高松市〜徳島県海南町まで、四国を南北に貫く国道であるが、酷道部分が多く、一気に走るにはかなり疲れる道だ。
倉羅峠は、国道192号交点〜国道438号交点を結び、ほとんどの区間で1.5車線のうねうね道である。倉羅バイパスはは、ここを
2車線のトンネルで一気に短絡する。
大沢山トンネル・・・新潟・・・・・・県道76号・・・2698m
2002年11月1日に開通した県道76号のトンネルで、十日町市南部と南魚沼市(旧塩沢町)を結ぶ。開通により、大沢峠部分の冬季通行止が解消されるそうだ。
俵坂トンネル・・・佐賀〜長崎・・・・長崎自動車道・・・2660m
不動山トンネル・・佐賀・・・・・・・長崎自動車道・・・2050m
長崎自動車道の嬉野IC〜東そのぎICにある3連続トンネルのうちの2つが延長2000m以上のトンネルである。
長崎→鳥栖の方向に走行する場合、最初に俵坂トンネル(鳥栖方面2660m、長崎方面2610m)で県境を越え、
すぐに不動山トンネル(鳥栖方面2050m、長崎方面2010m)、うれしのトンネル(鳥栖方面700m、長崎方面680m)が続く。
開通当時は暫定2車線で運用されていたが、現在は4車線化されている。
三頭トンネル・・・徳島〜香川・・・国道438号・・・2648m
徳島県美馬市(旧美馬町)と香川県琴南町を結ぶトンネルで、竜王山の南を貫く。1997年3月完成で、
旧道はかなりくねくねの道であることから、時間短縮効果は相当あると思われる。
そうは言っても、トンネルまではずっと上り坂となり、特に美馬市側はヘアピンカーブを含んで急な坂が続く。
トンネルは、真上に一列のナトリウムランプが続き、飾り気のないすっきりとしたコンクリ断面である。また
出口までの表示が電光表示になっているのが特徴的である。
国道438号が快適なのはここまでで、R192より南側に入ると、いよいよ見の越への狭い道のりが延々と続く。
最初は渓流沿いに集落を結びながら上っていくが、その後は剣山スキー場に向けて急激に標高を稼ぐ。
途中、スキー場までのキロ数が一定間隔で案内されているが、それがなかなか減らないので、
なかなか辛い道のりである。スキー場を過ぎると比較的平坦な道のりとなり、見の越でR439と合流する。
峠部分は1.5車線の短いトンネルで越える。峠を越えると、今度はコリトリまでのキロ数が0.5kmごとに案内される。
コリトリは、国道が穴吹川沿いから離れて急激に標高を稼ぎ始めるヘアピンカーブの地点のことで、
ここまで下ると、道は比較的快適になる。
犬挟トンネル・・・岡山〜鳥取・・・国道313号・・・2626m
岡山県真庭市(旧八束村)と鳥取県倉吉市(旧関金町)を結ぶトンネルで「いぬばさり」と読む。
この区間かつては犬挟峠を越えるルートと犬挟トンネルで抜けるルートと両方とも
国道313号であったが、現在は犬挟峠を越えるルートは降格になっている。
トンネル北側は、山を高い橋でつなぎながら豪快な上りが続くが、ゆずり車線が3個所あるなど大変充実して快適である。
トンネル内は、北側から南向きに走った場合、出口までずっと上り勾配で、トンネルを抜けるとすぐに国道482号との交差点に達する。
峠を越える旧道ルートは、南側からアプローチした場合、R482分岐後すぐ左手に松並木が続き、しばらくのどかな風景の直線道路を快適に上っていけばよいが、あれっという間に峠を越えてしまい、その後一転ヘアピンが連続する険しい坂道に豹変する。このギャップがなかなか良いかも。
月山第一トンネル・山形・・・・・・国道112号・・・2620m
山形県鶴岡市(旧朝日村)と西川町を結ぶトンネル。月山道路という自動車専用道路のトンネルで、
第一トンネルと第二トンネルがあり、月山第二トンネルの長さは1530mである。
1981年完成。他にも数多くのトンネルがあるが、この月山第一と第二トンネルだけが、非常に大がかりな構造の入り口を
持っていて特徴的である。
この月山道路、山形の村山地方と庄内地方を結ぶ幹線道路であり、付近に代替路がないこともあって交通量は非常に多い。
大型車も多く、1桁2桁国道を走っているような雰囲気さえ味わえる。そのため、工事などで交互通行になっていると
渋滞のため通過に時間を要することがあるので、規制情報を事前に把握しておくとよいかもしれない。
また、この月山道路は旧道も国道となっている。旧道は六十里越街道とよばれ、月山スキー場などがある。
こちらは月山道路とは対象的に静かで対向車も少なくストレスなく走れるが、当然道幅は狭いし、よく通行止めになる。
月山第一トンネルと第二トンネルの間にあるランプで降りると湯殿山神社へ通じる有料道路に接続する(普通車400円)。
ただし、自家用車で登れるのは中腹の大きな鳥居がある駐車場までで、そこからさらにバス(片道200円、往復300円)に乗り換えて
ようやく湯殿山神社に到達する。湯殿山神社は「語るなかれ」と言われ写真撮影も禁止されている神秘の霊場である。
越路トンネル・・・富山・・・・・・国道360号・・・2620m
2000年8月28日に完成したトンネル。工事の時には細入トンネルと呼ばれていた。細入村の国道41号から
分岐してすぐのところに位置し、宮川沿いの細くうねうねした区間を短絡したものである。
若彦トンネル・・・・山梨・・・・・・県道719号・・・2615m
山梨県富士河口湖町と笛吹市とを結ぶ大石峠のトンネルで、国道137号御坂トンネルの少し西側に位置する。
2010年3月27日に開通し、現地の標識で若彦トンネルへの案内が丁寧に行われているので、迷わずトンネルにたどり着けると思われる。途中、ブドウ畑をみながら2車線確保された県道36号を登っていくが、
鳥坂トンネル付近にはうねうね道があり、総じてかなり登らされると言う印象である。
そのため、御坂トンネルの代替路とはなりうるが、交通量分散とまでは行かないかなと思う。
トンネルは白色照明、入口は扇のような巻き出しをしており、内部はシンプルな壁面で制限速度は50km/h、
トンネルを抜けると周りが一面杉林というところを下っていき、途中河口湖が見える場所がある。
高丸山トンネル・・三重・・・・・・紀勢自動車道・・・2612m
馬越トンネル・・・三重・・・・・・紀勢自動車道・・・2272m
菅合トンネル・・・三重・・・・・・紀勢自動車道・・・2270m
道瀬トンネル・・・三重・・・・・・紀勢自動車道・・・2041m
紀勢自動車道大宮大台IC〜尾鷲北IC間のトンネル群。
菅合トンネルは大宮大台IC〜紀勢大内山IC間のトンネルで2009年2月7日に開通。
トンネルの形状は、最近できた対面通行区間のトンネルらしく、すっきりした入口の形状に白色照明、
アスファルト路面で走りやすい。この区間では、他に大紀トンネル(1720m)などの長いトンネルもある。
紀勢自動車道は勢和多気JCTで伊勢自動車道から分岐し、紀伊半島を南下する自動車道。
勢和多気JCTはかつての勢和多気ICのランプウェイをそのまま流用している。
全線にわたり紀伊半島らしい深い山中をトンネルと高い橋梁で抜けており、遮音壁も少なく、
明かり区間では美しい景色を見ることができる。時々見える集落の田んぼの風景は特に良い。
無料化社会実験の期間中は、このような山中の自動車道にもかかわらず交通量は多く、
追い越し区間の少ない対面通行なので、50〜60km/hくらいでのんびり走っている軽自動車を先頭に何十台もの車列が
数珠繋ぎになっている状態が頻繁に見られた。現在は無料でなくなったので、交通量は減っていると推測する。
紀伊長島IC〜海山ICでは紀伊長島トンネル(1040m)、道瀬トンネル(2041m)、始神(はじかみ)トンネル(1465m)、海山(みやま)トンネル(1591m)、海山IC〜尾鷲北ICでは高丸山トンネル(2612m)、馬越トンネル(2272m)といった長大トンネルができる予定である。
海山IC〜尾鷲北ICは2012年3月20日開通予定。
高尾野トンネル・・・鹿児島・・・・・・国道504号・・・2605m
鹿児島県出水市の南側に当たる高尾野町、高尾野ダム付近のトンネル。地域高規格道路「北薩横断道路」の
一部にあたる「紫尾道路」として2003年3月25日の完成。自動車専用道路として、暫定2車線で開通している。
また、将来的には有料道路になる予定だが、現時点では暫定的に無料になっており、この自動車専用道路の入口に
「国道504号は無料です」という案内標識がわざわざ設置されている。
国道504号堀切峠付近は1.5車線の未改良区間で急坂の区間が続く。高尾野トンネルが開通したものの
高尾野町側のごく一部が改良されたに過ぎず、峠区間の狭い区間は健在である。
そのため、通ったときには交通量は非常に少なかった。
三濃山トンネル・・・兵庫・・・・・・播磨自動車道・・・2604m
2003年3月29日に一部開通した播磨自動車道の最長トンネル。山陽自動車道の龍野西IC〜赤穂IC間に
新設された播磨JCTから分岐し、このたびは播磨新宮ICまでの12.8kmが片側1車線の対面通行で開通した。
播磨新宮ICは世界最大級の大型放射光施設(SPring-8)をはじめとする研究施設が並ぶ播磨科学公園都市への
アクセスとして用いられることが想定されているが、従来の兵庫県道44号もそれなりに便利なので、
期待どおりに利用されるかどうかは不明。なお、兵庫県道44号にも同名の三濃山トンネルが存在する。
弓張トンネル・・・長崎・・・・・・国道497号・・・2600m
2010年3月20日に開通した西九州自動車道(国道497号)佐世保中央IC〜相浦中里ICのトンネル。
西九州自動車道は佐世保中央ICまでは有料、その先の弓張トンネルを含む区間は無料である。
猪子山トンネル・・・広島〜島根・・・・・・浜田自動車道・・・2595m
浜田自動車道大朝IC〜瑞穂ICにあるトンネルで、「いのこやま」と読む。1991年の完成。浜田自動車道は、石見街道に沿って浜田〜千代田を結んでおり、片側1車線である。冬場は冬タイヤ規制がかかることが多く、このような時は猪子山トンネル付近の路面が凍りついているときもある。
釜伏トンネル・・・埼玉・・・・・・国道140号(寄居皆野道路)・・・2570m
2001年3月末に開通した寄居皆野道路(有料)のトンネル。地域高規格道路として
制限速度も80km/hとかなり良い道路で、そのなかで最も長いトンネルが
この釜伏トンネルになる。埼玉県内では、雁坂トンネルに次ぐ県内第2位の
長さである。
三才山トンネル・・・長野・・・・・・国道254号(三才山トンネル)・・・2511m
松本トンネル・・・・長野・・・・・・国道254号(松本トンネル)・・・・2477m
ともに国道254号の終点に程近いところにあり、ともに有料道路である。
三才山(みさやま)トンネル有料道路のトンネルで、松本市と丸子町を結ぶ。
料金は普通車500円と割高な気がしないでもない。
松本トンネルは普通車300円と三才山トンネルに比べると割安である。
こちらは山岳トンネルというよりもどちらかというと地下トンネルという雰囲気である。
日和トンネル・・・島根・・・邑南広域農道・・・2485m
邑南広域農道は島根県の真ん中やや西にあり、美郷町(旧大和村)と邑南町(旧石見町)を結ぶ東西約21kmの農道である。
トンネルは、農道2期工事部分の矢上地区と日和地区を結んでおり、農道で最長のトンネルである。
高見トンネル・・・奈良〜三重・・・国道166号・・・2470m
奈良県東吉野村と三重県松坂市(旧飯高町)を結ぶトンネル。国道166号は一部狭い部分も
あるものの、おおむね快適に走行できる2車線であることから紀伊半島横断の
推奨ルートの一つであろう。標高900m近くまで上り詰める旧道に比べると
このトンネルでの峠越えはずいぶん楽なのであろうが、それでもループを含んで
ばりばり登っていくルートで、冬は猛烈な雪が降っていることもある。
新鹿路トンネル・・・奈良・・・・・・県道37号・・・2466m
2003年9月17日完成した奈良県桜井市と吉野町を結ぶトンネルで鹿路は「ろくろ」と読む。
この開通により、旧トンネル南側(吉野町側)の極狭区間が解消された。極狭区間には一部
国道308号暗峠を思わせるようなコンクリート舗装の急坂区間がある。くわしくは
こちらをどうぞ。
なお、桜井市側には多武峰という紅葉の名所があり、吉野町側は彼岸花で有名な場所である。
秋に訪れるには良いところだ。
中山トンネル・・・宮崎・・・・・・ふるさと林道中山夜狩内線・・・2452m
秘境椎葉村を縦断するひむか神話街道の最後の難所、中山峠部分を
トンネルでつないだもので、2003年6月8日の開通。これにより、高千穂町から熊本県高原町を
結ぶひむか神話街道は全通した。椎葉村から南下するルートとしては1車線が続く国道265号よりも
走りやすいルートであり、この付近の行き来が大変便利になったが、やはり九州中央山地の奥深い山中だけあって、
立派になったのはトンネル部分だけで、その前後は1.5車線が続く。林道と言ってもきれいに舗装されており、
比較的整備も行き届いているので、この付近のメインルートたる存在といえる。
日立トンネル・・・茨城・・・・・・常磐自動車道・・・2442m
常磐自動車道の日立南太田IC〜日立中央IC間にあり、下り2442m、上り2439mと、常磐自動車道最長のトンネルである。
この一帯の区間は、日立市街をバイパスするように山間部を連続するトンネルで抜けており、常磐自動車道のトンネルの
約半数がこの一帯に集中している。水戸あたりの平坦でカーブが少ないのが印象的な常磐自動車道の中で、
この区間だけが趣を異にしている。
才谷トンネル・・・島根・・・・・・県道39号・・・2422m
島根県出雲市(旧湖陵町〜佐田町)にある県道39号のトンネル。2004年4月25日に完成。
旧道は1車線の峠であったが、このトンネル開通により2車線が確保され、たとえば
出雲大社から三瓶山方面に行くときに便利になった。トンネルは白色照明、県道規格の若干幅狭ながらも
天井が高い断面をしている。トンネル入口は急斜面の山塊が迫っており、トンネルの直上はコンクリートで
固められている。トンネル南側は、すぐに国道184号に達する。