上巳
五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)に因んだ
人形などをご紹介していきます。
平成十八年の旧暦の三月三日は 三月三十一日です。
今年の干支の戌に因んで
今は作られることの稀になった「狆曳きの官女」をお目にかけます。
文字通り襷(たすき)の官女(大腰袴(おおごしのはかま))が
座敷犬の狆を曳いている人形です
明治中期から昭和の初めまで雛人形に添えて飾られる事が好まれました。
日本古来の犬種である「狆」が上流で好まれて飼われていた事
(明治天皇の愛犬が六号という名の狆であった)
まだまだ幼児の死亡率の高かった時代に
子供の健やかな成長を願う親の願いが
育ち易い犬に結びつき好まれて飾られました。
残念な事に毛植えの技術に優れた職人達の戦死や
世の中の好みの変化により戦後は姿を見る事が殆どなくなりました。
丸平では毛植えの狆を木彫りに替えて
お客様のたってのご注文で
平成に入ってからもお作りした事がございます。
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| おぼこ(子供)狆曳き官女 |
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