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デビュー作にして「百鬼夜行」シリーズ第一作目、「姑獲鳥の夏」。 東京・雑司が谷の医院に流れる不思議な噂。 娘は20箇月も身ごもったままで、その夫は密室から失踪したという… 舞台は戦後すぐの日本。主要登場人物は変な三十代の中年男たち。 これをミステリーといったら怒ります。(解けねえよ!!) 文学的な雰囲気のある小説。 妖怪が「これでもか!」というほどに概念として出てくる。 しかし「妖怪とは不思議を説明する装置」として語られており、この世にあらざるモノとして実際に出てくるわけではない。 しつこいまでに論理的。 読書に慣れてない方には、ちょっとキツイかもしれないので「巷説百物語」のほうがお勧め。
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