「いらっしゃーい」。
伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。
プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。
伊良部シリーズ第一弾「イン・ザ・プール」。
短編集なので読みやすい。
バカバカしくて笑える…と思っていたら、いやその通りなのだが、人の心の痛い点を突いてくる。
黒くて痛くて大笑いできてちょっと笑えて、スカッと爽快な気分。
ただキャラクターがはっちゃけており(そこがまた魅力なんですが…)、好き嫌いが分かれると思われます。
笑い飛ばしてやるぜ!という気持ちで手に取ってみて下さい。
不安な精神状態のときにはちょっとやめておいた方が…;;
大丈夫か不安なら「家日和」の方がいいかも。
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