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小野 不由美

12国記で有名。完璧に異世界を作り出し、読者を引き込む鬼才。
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一番最初にこの人の作品を読むなら?

月の影 影の海〈上〉 十二国記 
講談社X文庫―ホワイトハート

12国記シリーズ第一弾。

「あなたは私の主、お迎えにまいりました」学校に、ケイキと名のる男が突然、現われて陽子を連れ去った。海に映る月の光をくぐりぬけ、辿りついたところは、地図にない国…

異世界ファンタジーだが絶対にこれ少女小説じゃない(暴論)。
あまりに主人公が不憫で、涙なしには読めない。
「酷過ぎて嫌ー!」と放り投げたくなるが、そこは我慢して最後まで読んでいただきたい。

できれば小野不由美初心者には、「悪霊がいっぱい?!」をお勧めしたいが、残念ながらこちらは絶版中で入手困難なのである。無念。

作品一覧
12国記シリーズ
現在の世界とは異なるパラレルワールド。
中華風ファンタジー、というのが近い。
世界観が地理気候・政治・経済・風俗・食生活・宗教など、しっかり構築されている。
その世界では12の国に分かれている。
一つの国に一人の王と一人(一匹?)の麒麟がおり、麒麟と、麒麟の選んだ王が共に国を治める。
そんな12人の王様と12人(12匹?)の麒麟と、その取り巻きの人たちのお話。
月の影影の海、風の海迷宮の岸、東の海神西の滄海 、図南の翼は独立している話。後は順に読まないとわからない。
  中嶋陽子 (字「赤子」)
平凡な女子高校生からいきなり異世界へ。
現在貧乏国「慶」の新米王。
裏切られたり騙されたり売られかけたり暗殺されかけたり行き倒れたり。 
  延麒  (字「六太」)
外見12歳実年齢500歳、大国「雁」の麒麟。
能天気に見えて、繊細で有能。
捨てられたり誘拐されたり監禁されたり騙されたり。
  泰麒(高里 要) (字「蒿里」)
戴国の黒麒。
謙虚で親切、内向的。
虐待されたり裏切られたり殺されかけたり恐れられたり迫害されたり。
  供王珠晶 (「蔡晶」)
12歳で登極、史上最年少の王。90年在位。
勝気でわがままプライドが高い苛めっ子。
頭が良くて、生真面目に責任感が強く弱者に優しい。
騙されたり盗まれたり馬鹿にされたり殺されかけたり死にかけたり。



三コマ目までも、嘘ではない。


悪霊シリーズ
「悪霊がいっぱい!?」からはじまる。
心霊現象を科学的に調査・分析する「渋谷サイキックリサーチ(SPR)」の活躍を描く。
少女小説向けで、特に初期は低年齢層を意識している。
ネタばれがあるので、絶対に順番に読んでください。
「悪夢の棲む家」以外絶版中ですが、絶対に順番に読んでください。
漫画化されているので、そちらで読むしかないかも。
  谷山 麻衣
主人公。16歳の女子高校生。
潜在的センシティブ。
明るくて前向きで、まさに少女小説のヒロイン。
物語後半ではなんか知らんがすごい技を身に付けているようないないような。
  ナル(渋谷和也)
「渋谷サイキックリサーチ(SPR)」所長。
ナルシストのナル、と麻衣が命名。
顔はいいが性格は悪い(麻衣談)。
常に黒い服を着ている謎の多い少年。
 
 

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