ここはオススメな本を紹介する、「晴読雨読」のサイトです。暇潰しにどうぞ。


最近読んで面白かった本の紹介です。

私の中で作品単位での評価は
☆0個…金と時間を返せボケがあ!
☆1個…暇つぶしにはなったね
☆2個…まあそこそこ
☆3個…普通に面白かったよv
☆4個…誰かれ構わず布教してえ!
☆5個…
生きてて良かった!!
という感じです。

当サイトでは基本「作者ごと」の紹介なので、こちらはメモ書きに近いものと思ってください。
☆3〜5個、あるいは0、1個のものの紹介です(←怖)。上に行くほうが新しいです。


あさのあつこ「晩夏のプレイボール ★★★

互いの抱えるトラウマや家庭環境を乗り越え高校野球に熱中するエースと友人。
「女の子はグラウンドに立てない」と一度は野球を棄てた少女の”再生“。
亡きわが子の姿を偶然甲子園に見た、老夫婦の感慨……。
グラウンドにこぼれている物語を丁寧にすくい上げた、限りなくいとしく、そして懐かしい味わい。野球小説の新たな傑作。

色々な立場から「野球」への思いを切りぬいた綺麗な短編集。
人数が足りなくて最初から甲子園に出ることすらできない野球部、
野球は好きだけど才能はないと分かっている三年生、
何も才能がない、とことん「普通」でしかないと親に見放された少年が見つけた野球の練習光景。

勿論現実はこんな綺麗ごとばかりではないのでしょうが、読み終わった後、「ああ野球って凄いんだな楽しいんだな」と思いました。
もっと読みたいと思いましたが、これらは短編だからこそ面白いお話なのでしょうね。

Amazonで購入
楽天ブックスで購入
bk1で購入


菅野彰「女に生まれてみたものの。 ★★★

アイドル修行で女義太夫、女子アナ目指して紙芝居!?ひょんなことから始まった「大人の女」修行。宿敵長州娘と日本全国西へ東へ大暴走!愛と涙の勘違い珍道中を描いたノンストップ爆笑エッセイ。

会津と長州の確執を見ました。
「大人の女になるための修行!」のはずですが、まあそれは置いておいて。
作者は会津出身、担当編集者は長州出身。

そもそもの出だしが、
編集:「よろしくお願いします(以下挨拶)」
作者:「おや…この訛りは?すいませんがご出身は?」
編集:「…言えません。」
というような流れから始まります。
ああ今も生きる確執あれこれ。
会津人の長州紀行、長州人の会津紀行、はそれぞれ考えさせられました。

「爆笑エッセイ」、とありますが爆笑はできません。
会津と長州のお話以外にも、保育園や老人ホームの体験レポートなど、しみじみと胸に痛いお話でした。

Amazonで購入
楽天ブックスで購入
bk1で購入


荻原浩「あの日にドライブ 」 ★★★★

元エリート銀行員だった牧村伸郎は、上司へのたった一言でキャリアを閉ざされ、自ら退社した。いまはタクシー運転手。公認会計士試験を受けるまでの腰掛のつもりだったが、乗車業務に疲れて帰ってくる毎日では参考書にも埃がたまるばかり。営業ノルマに追いかけられ、気づけば娘や息子と会話が成立しなくなっている。
ある日、たまたま客を降ろしたのが学生時代に住んでいたアパートの近くだった。あの時違う選択をしていたら…。
過去を辿りなおした牧村が見たものとは?

「俺は本当ならこんなところでくすぶってる奴じゃないんだ」
「仕事もうまくいかない、家族も俺を相手にしない」
「別の女と結婚していたら、別の就職先にしていたら幸せな人生が」
最初はそんな風に、中年オヤジが愚痴愚痴愚痴愚痴…
「かくあるべき」な妄想の世界に入り込んでいます。
読んでいてうざったく、この本を選んで失敗したかなと思っていました。
しかし、そのうち人生巻き戻したって仕方ないと、周囲にいる人間たちを侮っていてはいけないと気がつき、前向きな努力をしていきます。
その心の動きがとても自然で、感情移入しながら気負わずに楽しく読めました
最初はつらかったけど、投げ出さずに最後まで読んで良かった。

人生何があるか分からないけれど、どんなジャンルであれ「これを選んだらそれだけで成功!」するわけではなく、相応の努力が必要なのだと思いました。

Amazonで購入
楽天ブックスで購入
bk1で購入


加藤恭子(編)「私は日本のここが好き!―外国人54人が語る」 ★★★

 本書は『文藝春秋・特別版・私が愛する日本』(2006年8月臨時増刊号)に掲載された「大特集・外国人52人が語る 私は日本のここが好き!」を元に、新たに2名のインタビューを加えて単行本として刊行したものです。
 当時はちょうど中国や韓国で反日デモや暴動が頻発した時期でした。我々はこんなにも近隣諸国から嫌われているのか、と多くの日本人はショックを受けました。
 しかし、反日ばかりではない、日本が大好きな外国人も大勢いる。彼ら「外の眼」に映る今の日本の姿をきいてみよう、ということで始まったインタビューは、雑誌掲載後、「日本の良さを再認識した」「当たり前だと思っていたことが大切だと気づかされた」等々、大きな反響を呼びました。
 あれから数年が経ちましたが、混迷する世界の中で、依然として私たちは、自らの立ち位置を見失いがちです。日本がこれからどうあるべきか、何を守り伝えていかなければならないのか、今一度「外の眼」に映る自らの姿に真摯に向き合う必要があるようです。

日本人として「当たり前」思っていたことに、「特別」で「素晴らしい」、「大好き」と言って貰えます。
日本が好きになれましたvそして同時に、他国の価値観も少々わかります。
改めて自分の国を再認識する為に、良い一冊でした。

Amazonで購入
楽天ブックスで購入
bk1で購入

柴田よしき「Miss You」 ★★★

有美は26歳、文芸編集者。業界ではかけだしながら生真面目さと熱意で仕事は軌道にのりつつある。しかし同僚の女性が殺され、元流行作家の妙な電話を受けてから有美自身も狙われはじめた。事故か。人ちがいなのか。婚約者、新人作家、流行作家などの輪が平凡なヒロインを目眩く翻弄する。

主人公は今まで大きな挫折をしたことのない真面目な優等生タイプの編集者。
それがいきなり大きな、しかも見えざる他人の大きな悪意に晒される
同僚の女性の死、婚約者の元に送られた中傷のビデオ、担当作家たちの謎の言動。事故か狙われているのか分からない。犯人はいるのか、誰なのか。
ささいなことで他人から向けられる悪意や害意にぞっとします。
しかしながら、その他人の悪意の源泉もきちんと描き切っているのでつい納得させられてしまうのが怖い
主人公の成長物語でもあります。

Amazonで購入
楽天ブックスで購入
bk1で購入

以前の面白かった本

西加奈子「さくら」
浅田次郎「壬生義士伝 」
大崎梢「配達あかずきん 」
北森鴻「孔雀狂想曲 」
森絵都「いつかパラソルの下で」
浅田次郎「プリズンホテル」
蒼井上鷹「九杯目には早すぎる 」
坂木司「ワーキング・ホリデー」
山田宗樹「天使の代理人」
日明恩「埋み火―Fire’s Out」
ルイス・サッカー「穴 HOLES」
東野圭吾「赤い指」
市川拓司「いま、会いにゆきます」
石川英輔「大江戸神仙伝」
谷原秋桜子「天使が開けた密室」
弓透子「老女さらい」
奥田英明「空中ブランコ」
茅田砂胡「クラッシュ・ブレイズ 大峡谷のパピヨン」
浅田次郎「椿山課長の七日間」
紅玉いづき「ミミズクと夜の王」
山本幸久「幸福ロケット」
桜庭一樹「少女には向かない職業」
山田悠介「リアル鬼ごっこ」
桐野夏生「魂萌え!」
森谷明子「れんげ野原のまんなかで」
長野まゆみ「東京少年」
梨木香歩「村田エフェンディ滞土録」
呉善花「ワサビの日本人と唐辛子の韓国人」
西澤保彦「腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿」
米澤穂信「ボトルネック」
須賀しのぶ「天翔けるバカ flying foois」
米澤穂信「夏季限定トロピカルパフェ事件」
東野圭吾「時生」
今野敏「ST 為朝伝説殺人ファイル」
貫井徳郎「鬼流殺生祭」
乃南アサ「ボクの町」
有川浩「クジラの彼」
米澤穂信「クドリャフカの順番――『十文字』事件」
太田忠司「甘栗と金貨とエルム」
貫井徳郎「さよならの代わりに」
宮部みゆき「名もなき毒」
西尾維新xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」
加納朋子「沙羅は和子の名を呼ぶ」
梨木香歩「西の魔女が死んだ」
貴志祐介 「ISOLA―十三番目の人格(ペルソナ)」
早川いくを 「へんないきもの」
乙一 「銃とチョコレート」
有川浩 「空の中」
有川浩 「図書館戦争」

トップへ戻る