天国に続く道に架かっている『虹の橋』。

誰かに愛されていた動物達は、死んでしまうと

『虹の橋』を渡るための旅に出ます。

ひとりぽっちの孤独な旅です。



橋の手前には、広大な草原が広がっていて、

動物たちは一緒になって走ったり遊んだりするのです。

太陽の光が降り注ぐその草原には美味しい食べ物や

水が沢山あって、私達と別れた動物達は、

そこで暖かくて快適な日々を過ごします。

地上では怪我をしたり、病気にかかっていたリ

歳をとったりしていても、ここに来ると健康と活力を取り戻し、

元通りの丈夫な体を取り戻す事が出来るのです。

それは私達の心の中に生きている、いつも勇気をくれた頃の

彼らの姿そのものです。


動物たちは仲間達ととても幸せに暮らしています。

幸せなのに、なぜか淋しい…

やっぱり自分を愛してくれたあの人にもう一度会いたい…

そして頭をそっとなでて欲しい…



動物たちは淋しさを抱えながら仲間達と一緒に

走ったり遊んだりして時を過ごしています。

しかし、ついにある日、そのうちの一匹が足を止めて

遠くに目を向けました。

目はきらきらと輝き、体は今にも走り出しそうに震えはじめます。

突然、彼はみんなから離れて、緑の草原を跳ぶように走っていきます。

「ずっと会いたかったよ!」と叫びながら。

そう、あなたにも橋を渡るときが来たのです。



再び出会ったあなたたちは、抱き合って再会を喜びあいます。

もう二度と別れることはありません。

体中で喜びを表す彼のキスを受けたり、

かしい手触りの頭や体を撫でたりした後、

あなたは信頼と喜びにあふれたその瞳をもう一度のぞきこみます。

あなたの人生から長い間姿を消していたけれど、

一日だって忘れた事の無かったその瞳を。



そして、あなたたちはついに『虹の橋』を一緒に渡っていくのです。


このお話は作者不詳(原作は英語)のままインターネットの世界に広く知られるようになった詩です。
インディアンの人々に古くから伝わる伝説という説があるそうですが、詳しくはわかりません。
なつママは2002年に友人から原文を送られました。
苦労して翻訳すると私がずっと求めていたお話が現れました。
あまり幸せではなかった動物達のための第2部のような詩もあります。
ネット上にはいかにも直訳ですといった『虹の橋』が多く、前からチョット違うなぁ…と思っていたので、この詩は
なつママのアレンジが加わっていることをご了承下さい。



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