中部教区総会にて震災関連2議案を可決


議案6 能登半島地震被災教会・伝道所および関連施設の再建のために中部教区が主体的に取り組む件
                      提案者:常置委員会
1.2007年3月25日に起こった能登半島地震、およびその余震によって被害を受けた 教会・伝道所並びにその関連施設の再建のために中部教区はその主体となって取り 組む。
2.上記の目的を達成するために以下の活動に取り組む
(1)中部教区内募金活動
(2)日本基督教団内募金活動
(3)その他の団体・個人に広く呼びかけての募金活動
(4)日本基督教団に募金のための委員会を作るよう求める
(5)その他、復興支援のための重要な活動

(趣旨説明)
 2007年3月25日に起こった能登半島地震とその後の余震によって、能登圏の諸教会・ 伝道所と関連施設、魚津教会が被害を受けました。その被害の概略は以下の通りです。

・輪島教会‥‥牧師館の改築と教会堂の改修が必要。  教会堂(木造モルタル)の建物にひび割れが多数発生した他、牧師館が基礎の破  壊等により2〜3年内に建て替えが必要となっている。西側に隣接する商店(木  造モルタル)が危険建物の指定を受け、南側に隣接する民家(木造)が余震によ  って倒壊しつつある。
・七尾教会と関連施設‥‥牧師館の改築が必要であると共に、礼拝堂も改築の判断  を迫られる見通し。関連施設は改修が必要。  礼拝堂(ブロック造)の後方が地盤の沈下によって沈み込んでおり、全体が傾き  つつある。それに伴い建物の亀裂が拡大しつつある。牧師館は建物全体が打撃を  受け、転居を勧告されている。  七尾教会の建物と一体の七尾幼稚園舎(鉄骨造・一部ブロック造)の一部が傾い  たほか、内外の壁に亀裂多数。
・羽咋教会‥‥教会の建物、及び関連施設の改修が必要。  羽咋教会関連施設である「ゆりっこ児童クラブ」(鉄筋コンクリート造:羽咋教  会礼拝堂)の柱と壁に多数の亀裂。  羽咋白百合幼稚園(鉄骨造)も多数の亀裂。羽咋白百合幼稚園子育て支援センタ  ーは、軽微な損傷。
・富来伝道所…・改築が必要。  かつて一信徒によって献げられた伝道所の建物(木造)が倒壊の危機にあり、改  築が必要。
・魚津教会…・改修が必要。  牧師館と一体となった教会堂(鉄骨造)の内外の壁等に亀裂が多数発生し、一部  に雨漏りが発生。
・その他、各教会・伝道所、及び関連施設では、相当数の備品が破損し、使用不能  となりました。
・以上のうち幼稚園は学校法人となっていますが、能登に於いて幼稚園は教会の宣  教の重要な担い手となっており、また学校法人に対して公的補助は今のところ見  込めないのが実情です。

 以上のような甚大な被害からの復興は被災教会だけの手では、とうてい不可能な 状態にあります。被災教会は、いずれも現住陪餐会員も少なく、もともと財政が厳 しい状況にありました。また、いずれも広い地域に当教団の教会としては一つしか 存在しない伝道の拠点教会であり、それらの教会・伝道所を失うようなことになれ ば、それぞれに属していた信徒は四散することになります。したがって私たちは、 それらの教会・伝道所を守り抜かなければなりません。また、能登の被災地では、 輪島塗などの地場産業、そして主力の観光産業が大きな打撃を受けており、今まで の過疎化に、さらに拍車がかかることも予想されます。
 このような状況を鑑み、被災教会の属する私たち中部教区は、それらの地域の伝 道に資する形での復興・再建に全力で取り組む決意をもって、与えられた課題に当 たっていくべきと考えます。

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議案7 能登半島地震被災教会・伝道所および関連施設の再建のために中部教区諸教会・伝道所で2007年度に3600万円を目標額として献金を募る
                           提案者:常置委員会

(趣旨説明)
 2007年3月25日に起こった能登半島地震とその後の余震によって受けた甚大な被害 を鑑みると、中部教区内の諸教会が再建のために献金の主な担い手となる必要があ ります。
また、何よりも再建に迅速さが必要とされていることから、早急に献金を募る必要 があります。専門家による建物診断の結果を待って被災教会・伝道所が再建計画を 立てるためにも、教区として目標額を定め、全国募金を行いたいと願っています。 その中核として、まず中部教区諸教会・伝道所より3600万円を目標に募金を行いま す。これは2007年度負担金総額に相当します。諸教会・伝道所におかれましては、 まことに厳しい財政事情のこととは思いますが、被災教会の苦境と伝道上の重要性 をご理解の上、献金をお願いする次第です。


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