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(3・14とめたいんや戦争!守るんや命!3・14行動より)
長い間、私はこの世界を正義がおこなわれる世界だと信じてき
ました。快い夢の中でまどろんできたのです。夢の中は安全でし
た。正しい人々が罪を犯す者たちに打ち勝つという世界でした。
私は、息子が戦争に行くと知ったとき夢から覚め、周囲を見渡
し生まれて初めて真実を知りました。この戦争を止めるために、
すぐにも何かをしなければと思いました。しかし、どうしたらよ
いかわかりませんでした。そこで、私は「発言する軍人家族の会」
に出会いました。私と同じ苦しみをわかってくれるに人々に出会っ
たのです。彼らから、本当に国を愛すること、それは真実を語る勇気を持つことを教えられました。
自国の政府に反対することは、そんなに簡単なことではありません。(中略)亡くなった人々の顔は、肌の色は様々です。宗教も違います。しかし、その死のもたらした痛手の大きさを感じます。じっと堪えている父や母や妻や恋人、そして子どもたちの顔が浮かびます。
湾岸戦争後、アメリカは国連を動かしイラクに13年間の経済制裁を仕掛けました。これによって、170万人ものイラクの人々が死にました。1996年3月、WHO(世界保健機構)は経済制裁開始以来、5才以下の幼児の死亡率は5倍以上になった。イラク国民の半数以上が半飢餓が状態にあると述べました。最も弱く、最も幼い者たちが我々側の犠牲になりました。そしてこの事実も様々な方法で正当化されて来ました。
2002年、ブッシュは、「フセインはアメリカにとって脅威である。」「フセインは9・11攻撃に関与した。」「イラクには大量破壊兵器が隠されている」と言いました。
大統領の顧問たちは言いました。国連の査察は失敗した。しかし我々は大量破壊兵器がどこに隠されているか知っている。トラックや倉庫が怪しいと。こうしてアメリカ中に恐怖をまきちらしたのです。
イラク侵攻1周年の3月20日、まだ大量破壊兵器は発見されていません。トラックも倉庫ももぬけの殻でした。
私たちの軍が発見したのは、危険ではなく、フセインの悪政と経済制裁で永い間に苦しんだ来たたくさんの人々だったのです。
戦争を正当化するための話はどれも本当ではありませんでした。すべてが不当な戦争を正当化するためのうそだったのです。
イラクの人々に必要なものは何か。
普通のひとりの母親である私にもよくわかります。
最近、ある人が私に言いました。「次の大統領選挙には、もっとイラクに兵隊を送って欲しい」と。なぜなら、「石油の値段が下がるから」と。
いったい、いつから、自分たちの石油のために息子や娘たちを犠牲にするほどの冷淡さを、この世界は持つようになったのでしょう。
占領を終結させましょう。兵士を家族のもとに帰還させましょう。
私はもうまどらわない。目を開き、目覚め、そして沈黙することはしない。
「発言する軍人家族の会」は、イラクへ送られている米軍兵士の約1000家族で作られています。「占領の中止」と一日も早い兵士の帰還を求めて、ブッシュ政権と闘っています。
ヴィッキーさんはイラクに送られている兵士の息子を持つお母さんです。勇気を持って発言するアメリカの女性たちの声を聴きましょう。日本でも、自衛官の家族が苦しんでいます。戦争反対の輪をもっともっと大きくして、派兵をとめましょう。

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