家族の願いは無条件撤退

 
私たちは、平和を願い、戦争への道に反対の声をあげて立ち上がった自衛隊員の家族と元自衛官です。米国をはじめ海外では、イラク占領をやめさせるために現役・退役を問わず軍人や家族が声をあげています。 
 しかし、日本では、自衛官と家族の不安や怒りの声が圧殺されています。
 わたしたち家族や友人そして元自衛官は、この状況を変えていくために何とかしなければならない、とやむにやまれぬ思いで立ち上がりました。
 
自衛官は、誰ひとり、外国で戦争するために自衛隊に入隊したわけではありません。就職活動として、また純粋に国を守りたいとの気持ちから入隊しています。
 しかし、今回のイラク派兵によって、自衛隊が誕生以来はじめて、戦場に足を踏み入れ、実際に戦争をする軍隊になりつつあります。
 
これまでの任務であった「専守防衛」の建前をかなぐり捨てて、日本に対していわゆる「直接侵略」も「間接侵略」も行う可能性の兆しすらないイラクに対し、軍事占領を行うために陸海空の自衛官に出兵を押し付けています。
 
この派兵を認め、従ってしまえば、今後さらに戦場への派兵が繰り返され、拡大し、泥沼化するのは確実であり、その中で、軍事占領に反対するイラク民衆や、罪なき人々をわが国の自衛官が殺害し、あるいは自らも犠牲者とならざるを得ないのです私たちは、自衛官をこのような境遇に追い込むことを絶対に認められません。
 政府は、イラクに派兵した自衛官たちを直ちに撤退させよ。一切の追加要員の派兵、交代要員の派兵を即時中止せよ。
 
隊員家族のみなさん、元自衛官のみなさん、自衛官の命と家庭―家族を守りましょう。平和を求めイラクの軍事占領に反対する世界の人々と力をあわせて、自衛隊をはじめ全占領軍の早期―完全撤退を求める行動を起こしましょう。
 米・英・韓をはじめとする全世界の占領軍兵士の家族と手をつなぎ、一日も早く侵略と占領を終わらせ、イラクをイラク民衆の手に戻させましょう。

                      2004・4

 趣旨追加   
 2006年7月、衛隊がイラク・サマワから撤退しました。しかし、今なお航空自衛隊の派兵は続き、米軍を中心とする多国籍軍を輸送しています。
 また、2007年11月にインド洋から撤退した海上自衛隊は、米艦艇への給油のために、2008年1月再びインド洋へ派兵されました。
 これら自衛隊の海外派兵は、偽りの「国際貢献」(米国への貢献)を大義名分とし、侵略軍の一端を担っているのです。
 今この国は、自衛隊の海外派兵を踏み台とし、平和の礎を担ってきた非戦の誓い「憲法9条」を捨て去り、「戦争ができる・する国」へ変わろうとしています。
 私たちは二度と過ちを繰り返さないためにも、過去の戦争を省み、戦争につながる動きを阻む勢力として活動していきます。
 自衛官のみなさん、その家族のみなさん、すべての民衆のみなさん、団結しましょう!


                                2008・2  
*趣旨追加については、第4回総会において討議され、08年2月の事務局会議において決定しました。      

                      とめよう戦争! 
                      隊員家族と元自衛官連絡会
   
                            

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 24万人の自衛官、100万人の家族、数十万人の元自衛官の中にこの運動を広げ、戦争を阻止する兵士と民衆の団結した闘いをきりひらくために、皆さんのご協力・ご支援をよろしくお願いします。

 
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