| JWCS / WSPA(世界動物保護協会) クマ保護キャンペーンを展開 クマを絶滅の危機から救いましょう! −クマの胆のう取引に規制を− |
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| クマの胆のうはユウタン(熊胆)と呼ばれ、古くから漢方薬として用いられてきました。これは1グラム数千円以上で取引されるとても高価な医薬品であるため、クマはいまもなお捕獲されつづけているのです。絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約がクマの国際取引を規制していますが、多くの国で胆のう目当ての密猟が今も絶えません。 日本でもツキノワグマ約7000頭とヒグマ2000〜3000頭が生息していますが、毎年全生息数の15%にあたる約1500頭が、スポーツハンティングや、人里に出てきたり、畑を荒らしたという理由で有害獣として駆除されています。しかし、実際には被害もおきていないのに、山の中まで入り込み、冬眠から覚めたばかりのクマを胆のう目当てに撃つことまで有害獣駆除としてまかり通っているのです。日本では、どの場合もクマの胆のうはクマを撃ち殺したハンターが使ってもいいことになっています。日本のクマを保護するための規制は整っていないのです。 日本では17世紀から18世紀にかけてクマの胆のうがユウタンとして薬に使われるようになり、その後、ますます大量に作られました。現在でもユウタンが入った薬は広く販売されています。製薬にするために使うユウタンの総量は年間200kgくらいだといわれています。この量は何とクマ1万頭分にも匹敵するのです。 JWCSでは2000年10月から2002年2月まで、日本の漢方薬店でユウタンの流通状況を調査しました。その結果、日本国内でユウタンを取扱っている漢方薬店は全体の76.6%に及びました。 現在ワシントン条約では全てのクマの輸入が規制されています。 日本国内で有害獣駆除されたクマの胆のうの売買は違法ではありません。だから今もなお、日本ではクマの乱獲が進んでいるのです。 また、中国では200以上のクマファームがあり、約7000頭のクマが胆汁を搾り取るために飼育されています。胆のうにチューブを入れられ、毎日2回、胆汁が搾り取られているのです。 中国のクマファームからのユウタンの輸入は禁止されています。(注:中国クマファームの97%はツキノワグマで、ワシントン条約で国際取引が禁止される付属書Tにリストされています。) |
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