栃木県、山梨県にクマに関する意見を届けてください。
 

(毎日新聞より 2008年5月3日) クマ:宇都宮に出没 猟友会が射殺ー市内で初/栃木

2日午前6時ごろ、宇都宮市大網町の池田昇吾さん(65)が自宅北側の竹林で、ツキノワグマ1頭がイノシシ用のくくり罠(わな)にかかっているのを見つけ、地元の猟友会に通報した。クマは駆けつけた猟友会によって射殺された。 

錯誤捕獲された熊は直ちに放獣することが原則であるにも関わらず、その日のうちに射殺を許可した行政の責任は非常に重いと思います。2度とこのような安易な捕殺をしないよう、そして早急に放獣体制を整えるよう意見を送っていただけたらと思います。
 
(参考意見)
 
栃木県第10次鳥獣保護事業計画」では
「ツキノワグマの生息地域であって錯誤捕獲のおそれがある場合については、地域の実情を踏まえつつ、ツキノワグマが脱出可能な脱出口を設けた箱わなや囲いわなの使用に努めるよう指導するものとします。
また、ツキノワグマの錯誤捕獲に対して迅速かつ安全な放獣が実施できるように、放獣体制等の整備に努めるものとします。」
と、なっています。
@クマの錯誤捕獲に対する放獣体制の整備をしっかり行ってください。
A今後錯誤捕獲がないようにツキノワグマが脱出可能な脱出口を設けた箱わなや囲いわなの使用に努めて下さい。
Bイノシシ用のくくりワナにクマがかからないように輪の直径が12cm以下と規定されていますので、今後錯誤捕獲がないように指導して下さい。
違反者には1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が処せられることも周知してください。
 
宇都宮市長へのメール
 
栃木県自然環境課 
 

(毎日新聞ニュースより 54131分配信) クマ:国道に 猟友会が駆除―身延/山梨

3日午後4時過ぎ、身延町小田船原の国道52号で、男性がツキノワグマ1頭を発見し町に通報した。町から連絡を受けた町猟友会の11人が、近くを流れる波木井川の河川敷でクマを見つけて駆除した。 

山梨県は有害駆除の許可権限を市町村に降ろしており、県には捕殺数などの報告があるのみ。
山梨県レッドデータブックにも登録されている希少動物であるツキノワグマを出没しただけで射殺許可を出したのは大問題です。
身延町では今年1月20日ごろにも入之沢川(富士川支流)にて、ただ出没しただけの雌グマを「有害鳥獣」の扱いで駆除射殺しています。

山梨県第10次鳥獣保護事業計画書

 
第四鳥獣の捕獲等及び鳥類の卵の採取等の許可に関する事項
(9)保護の必要性が高い種又は地域個体群に係る捕獲許可の考え方
生息数が少ない等保護の必要性が高い種又は地域個体群に係る捕獲許可は特に慎重に取り扱うものとし、継続的な捕獲が必要となる場合は生息数や生息密度の推定に基づき、捕獲数を調整する等、適正な捕獲が行われるよう図るものとする。
このような種については、特に有害鳥獣捕獲と紛らわしい形態を装った不必要な捕獲等の生じることのないように各方面を指導するとともに、地域の関係者の理解の下に、捕獲した個体を、被害等が及ぶ恐れの少ない地域へ放獣させる等、生息数の確保に努めることも検討するものとする。
 
第七ツキノワグマの保護管理に関する事
全国的に個体数が減少傾向にあるツキノワグマについては、山梨県ツキノワグマ保護管理指針に基づき、適正な管理を行い人間との共生を図ることとする。
 
身延町の取った行動は県の鳥獣保護事業計画に反する行為であり、共存共栄をしていこうという意志が全く感じられません。
駆除許可が県から市町村に移譲した結果農村部は無法地帯と化し、このままではクマは絶滅してしまいます。
身延町が県の保護管理指針を遵守し、共存共栄の政策をとるようたくさんの意見を送って下さい。
何卒よろしくお願い致します。
 
身延町意見先 

山梨県森林環境部みどり自然課


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