御品書
■ はじめに
■ 小学生の方へ
■ 中学生の方へ
■ ネチケットについて
■ 引用について
■ 利用規約について
■ 直リンク禁止について
■ 掲示板・メールについて
■ 素材屋のマナー
■ リンクについて
■ 間違ったネチケット
■ ネチケットについて

 当サイトは「素材屋さん」とその素材の「利用者」についてのネチケットサイトですが、ここでは一般的なネチケットについて説明します。

 ネチケットとは、インターネット上のマナーであり共通認識です。
 そのあり方は、ネット上でどのような環境により接しているかにより変化します。例えば、インターネット上では『敬語で話すべき』といったところで、そのルールの及ぶ範囲は日本に限定されますし、『機種依存文字を止めるべきだ』といったところで、日本語をインストールしていないパソコンにとっては「まる1」も「あいうえお」も等価であるのは言うまでもありません。
 絶対多数という意味では、2004年現在インターネットに接続されるパソコンの8、9割はウィンドウズ系のOSで動作し、ブラウザに至っては9割以上がインターネットエクスプローラーかその機能を利用したタブブラウザと言って良いでしょう。かつて管理人はUNIX+ネスケという環境でWWWに接続していましたが、その頃の「ネチケット」をここで披露すると、罵声を浴びそうなので控えておきます。
 ここ(このコーナー)で言うネチケットは、あくまで現状を鑑みた上で、日本の企業・個人のサイトに通用する範囲のネチケットと解釈していただけるとありがたいと思います。

■ 尊重
 言うまでもないことかもしれませんが、ネチケットは自分と他人がいて初めて成立する概念です。どんな他者であれ、自分と価値観や環境が全く同一ということはありえません。互いを尊重する姿勢が無ければ、コミュニケーションが成立しないことをまず念頭におくべきと考えます。

■ 挨拶
 初対面の人には挨拶をしましょう。
 といっても無理にすることはないと思います。したくなければしなくていいわけですが、挨拶を要する局面を考えてみると、大抵自発的にコミュニケーションを取ろうとしているわけで、その対象と良好な関係を築きたいと思うならば、挨拶がマイナスに作用することは無いでしょう。
 挨拶は自分に有利に事を運ぶための手段だとも言えます。
 感謝のお礼にせよ、対象となる人物やその周囲と先々付き合っていく可能性があるならば、しておいて損はないと思います。
 自らの言動がいずれは自らに還ることを忘れてはならないでしょう。
 挨拶など非常に単純なことですが、礼儀を弁えない人間がどれほどマイナスイメージを背負うかを考えれば、疎かにできないのではないかと思うのです。
 無論、挨拶を強要するなどといったことは、明らかにマナー違反であろうと思うので、参考程度に考えて下さい。

■ 誹謗中傷
 の全てを否定はしません。しかしながら、他者を否定するにはリスクを伴うことを自覚せねばならないでしょう。賛同できない者の持つマイナスイメージ、悪くすると自分への批判を招く可能性があります。
 匿名であれハンドルネームであれ、わざわざ好んで敵を作る必要もないでしょう。時として、人と競合したり論じ合う必要性はあるかもしれませんが、周囲との良好な関係の構築を目的にするならば、オススメするものではありません。
 主張することの意義についてまで、どうこうと言うものではないのはご理解頂けるところかと思います。言論や表現の自由を束縛するものはあってはなりません。

■ 強制
 ウェブサイトは、全世界に対し公開されているものであって、明確な権利に基づくルールで無い限り、管理人が閲覧者に対してルールを強いることはネチケットに反すると考えます。
 ウェブサイトそのものは管理人の創作物かもしれませんが、そこにアクセスする人間は管理人の所有物ではないのです。(本件については『間違ったネチケット』参照)
 また、同様に管理人の創作物であるウェブサイトに対して、利用者が強制力を持つことは通常考えられないことです。どのようなサイトであれ、公開は管理人の自己責任で行なわれています。利用する側には「来ない」ことを選択する自由もあると考えられます。
 ネチケットも、誰かが誰かに強制するものではありません。
 ネチケットは特定の個人のために存在するわけではなく、強いて言うならば関わる全ての人間のために存在します。
 個々のウェブサイトにおいて、固有の不文律が存在することは否定も肯定もしませんが、それは管理人からの「御願い」であったり、使用者からの「要望」の結果によるものであるべきです。

■ 引用と転載
 引用は著作権上も問題の無い行為です。もちろん、出典や典拠は明らかにすべきです。引用の全てが許可されるものではありません。詳細はこちらを御覧下さい→『引用について』
 対して全部転載となった場合は、問題があります。
 文章だけでなく、ウェブサイトや画像等についても気をつけなければならないでしょう。例えば、リンクの対象がフレーム内に表示されるような構造をとった場合、閲覧者がフレーム内サイトの著者を誤解する可能性があります。
 即トラブルに発展することもないでしょうが、避けたほうがよいと管理人は考えます。

■ 掲示板
 どのように使おうと問題はありません。が、管理人を含めその掲示板を閲覧する全ての人に、不快感を与えるような言動は慎んだ方がよいと考えます。
 掲示板には、例えば素材屋の使用報告用掲示板であるとか、ゲストブックであるとか趣旨や目的があり、また個々に雰囲気もあるでしょう。
 発言はあくまで発言者の自己責任ですが、その調和をあえて崩すようなやり方は、肯定できかねます。使用者は「発言しない」「閲覧しない」ことも可能だということを忘れてはなりません。あくまでルールではなくマナーとして、場と個に応じた対応を求めるものです。
 その意味で、ギャル文字(というのかわかりませんが)や顔文字なんかも、場所を選んだほう無難と、ご理解いただけることかと思います。
 また、管理人は掲示板の任意の発言を削除することが可能です。
 その行為は、マナーとして決して認められるものではありませんが(参考:掲示板の書き込みが著作物になる可能性があります。)、明らかに全体の調和を乱すものであれば、止むを得ない部分もあるでしょう。
 かといって、自分に不利益な書き込みを全て削除するような管理人のあり方は、発言者を馬鹿にしたものであり、ネチケットに反すると断言します。管理人には「掲示板を設置しない」「発言者を制限する」ことも可能であることを付しておきます。

 さて、少々具体的な話ですが、ある発言に対して管理人より先に(あるいはやりとりに割り込んで)レスをする「横レス」。これがマナーに反するかどうかについて考えみましょう。
 管理人には、先ほども申し上げたとおり「発言者を制限する」ことも可能です。そうしないのであれば、誰かが先にレスをすることについて管理人がどうこう言える話とは思えません。一対一の会話を楽しみたいのであれば、メールやメッセンジャーで事足ります。故に、「横レス」が失礼などというのは妄想でしかありません。
 逆に、発言に対して管理人がレスを返さなくてはいけないものではありません。スルーするもしないも、管理人の自由なのは言うまでもないことです。管理人にレスする意思があるかないかは発言者にはわかりません。が、かといって催促するようなことはマナーに反すると考えます。

■ メール
 個人的な用件は、掲示板ではなくできるだけメールで済ませたほうが、掲示板の雰囲気に関与することがなくベターだと管理人は思います。
 ただし、先ほど掲示板の項でも述べましたが、メールに対して必ず返答があると期待するのは、少々勝手かもしれません。掲示板のレスやメールの返信は、管理人さんの善意によるものです。サイト管理人と利用者がサポート契約でも結んでいれば話は別ですが、そうでないなら一定の時間と労力を相手に割かせることになることを発信者は自覚すべきです。
 しかし、(誰に対しても)全くメールを無視し続ける、レスを返さないと言う話になると少し事情は違ってくるでしょう。
 掲示板も設置しなくて良いし、メールアドレスも掲載する必要が無いためです。それならば返信できない旨、書き添えておくことが管理人に求められるネチケットと思います。
 さて、掲示板の書き込みにしろメールにしろ無視された場合の対処法なんですが、少なくともその機能(掲示板・メール)については、そのサイトは(使用者にとって)無価値と考えれば良いでしょう。黙って去ればよい話かと思います。無価値なものに固執しても意味は無いですし。

 メールそのものの内容に関しては、やはり書きたいように書けばいいわけですが、一点だけ『質問』については少々考えていただきたいので以下を参照してください。
 また、繰り返しになりますが、あえて波風を立てようとか嫌われたいとかが目的でなければ、相手に不快感を与えるような言い回しや態度には注意しましょう。自らの意見を述べる以前の問題で、挨拶や言い回し等ちょっとした気遣いを大事にしたいものです。これもまた、参考程度に。

■ 質問
 ウェブサイトのホームやサイトの説明事項などに答が書かれていることを、あえて質問することは、挑発が目的でないなら辞めましょう。
 また、ありがちな話ですが「ホームページを作りたいのですが、どうしたらいいでしょう?」とか「パソコンが故障したみたいなんだけど、どうしたらいい?」とか抽象的な質問には、答える意思があっても答えられないことがあるので控えた方がいいでしょう。もちろん、そのような質問をするのは自由ですが、相手から回答が得られにくい質問をあえてするメリットは感じられません。より多くの情報を相手に提示すれば、もしかしたら期待通りの回答が得られるかもしれません。
 同様に、yahoo!Googleといった検索サイトで、すぐに検索可能であろう事項なんかをあえて訊ねるのも、相手方に「多少の努力も怠った」と不快感を与える原因になり、結果として回答を得にくくすることにつながりますので、控えた方がいいでしょう。

 かといって、回答者がそれら(ネチケットに反すること)を理由に質問者を責めたりすることは、いかがなものかと思います。回答者はその態度により人柄や品性を判断されることを忘れないようにしましょう。時間が許すなら、上記のようなことを質問者に諭すくらいの度量が欲しいところです。
 これは当サイト管理人よりのアドバイスですが、質問者においては質問するよりも大抵の場合検索したほうが早く回答が得られます。対人の質問だと回答までのタイムラグもありますし、何より回答してもらえる保障が無い。ウェブサイトを検索するほうが、情報がすでにそこにある分早いと思われます。もちろん、その情報が正しいか否かまで言及できるものではありせんが…

■ リンク・お気に入り・ブックマーク
 『リンク許諾制』という考え方があります。つまり「リンクフリー」であるとか「リンクする場合は連絡を下さい」とか「アダルトサイトからのリンクを禁じます」とか。
 結論から言いますと、そのような指示をウェブサイトに乗せることは、ネチケットに反すると考えられます。
 リンクは、目標サイトの位置情報(アドレス)をブラウザに伝えるものでしかありません。例えば、yahoo!JAPANのアドレスはhttp://www.yahoo.co.jp/ですが、これをアドレスバーに入力すれば誰でもyahoo!JAPANを閲覧できることになります。しかし、ここではリンクをしているわけではないので、『許諾制』の論理から言うと何ら問題はないはずです。対して、先ほど行った作業(アドレスを打ち込むorカット&ペースト)を自動で行う「リンク」を行うと、途端に相手方の方針に従わなければならないというのはあまりにも非論理的な話です。
 無断でリンクを貼ることは、単にそのサイトの位置情報を指し示すものであって、そのサイトそのものには関与していないことから、著作権法上、全く問題の無い行為です。参考までに日弁連の話などどうぞ(当然無断リンク)
 また無断リンク(と言えば非常に聞こえが悪いのですが)はWEBの基本理念でもあります。
 ウェブ上にアップロードした以上、全世界に対し閲覧されることが大前提です。理由もなにもそういうシステムなんですから。また、著作物を公開する行為は責任を伴うと理解すべきでしょう。閲覧を制限したいのならば、そもそも公開すべきではないと考えます。
 リンク許諾制の起源は不明ですが、官公庁のウェブサイトに良く見られることを付しておきます。

 このリンク許諾制の亜種として「リンクは必ずトップページに」があります。
 当然これも、ネチケットとしては疑問のある表現です。当ページの上部にある『強制』に相当するかと思われます。許諾制を強いる権利は、ウェブサイトの管理人にはありません。
 トップページ以下のページにリンクすることを『ディープリンク』と言いますが、これも問題の無い行為です(ロボット型検索エンジンはディープリンクが基本ですし)。ただし、この場合リンク先の都合(サイトリニューアル等)でページが喪失する可能性があるならば、あまり利口なリンクの方法とは思いません。リンク先にはそのページのURLを保守しなければいけない理由はありませんし、リンクした側は修正を迫られるためです。(URLを)保持するのが管理人のマナーとの声も聞こえてきそうですが、そこまで求めるのは利用者からの『強制』に当るのではないかと考えます。

 余談ですが、個人ページには『裏』というものが存在するものも多いようです。つまり本ページからリンクしていない、あるいは位置が非常にわかりにくいページという意味です。
 このような『裏』のURLを公開したりリンクを貼ったりする行為がネチケットに反するというような意見を目にしますが、それがいかに馬鹿げた主張かはご理解頂けるところかと思います。繰り返しになりますが、隠したいのであれば、WEBに公開することが間違いであるし、パスワード付のページにでもすればよい話です。
 ウェブサイトはあえて書かずとも原則としてリンクフリーなんですが、理解した上で「リンクフリー」を表記するのは、管理人から許諾制に縛られている閲覧者へのサービスと考えればマナーに反すると言えるものではありません。もちろん、無断リンク禁止等は論外ですが。

 次に「お気に入り」について考えてみましょう。
 お気に入りやそれに類するものは、あくまで『ブラウザの機能』に過ぎないことを、まず理解しましょう。気に入ったページをいち早く表示する、大抵のブラウザにはついている履歴等の機能を補完するものと考えられます。
 この『機能』についてウェブサイトの管理人が閲覧者に制限をかけることは、甚だしく閲覧者を見下した行為であり、マナーの観点からも許されざるものと考えます。
 その意味では「お気に入りは必ずトップページへ」は、リンクのそれより質(たち)が悪いと思うのです。
 トップページを表示させたいと管理人が考えることは自然なことかもしれません。カウンターもアクセス解析もあるでしょうし。しかし、それを強要することは単なるエゴであり何ら正当性のないものだと述べておきます。

■ 競合
 さて、長々と駄文を綴りましたが、最後に実際問題として「ネチケットに反するなぁ」と思う出来事・サイト等に遭遇した場合、どうするべきかを考えましょう。
 例えば、あなたにとても気に入ったページがあったとします。しかし、そのサイトの管理人や掲示板に連なる面々はリンク許諾制を信奉する人たちで、当然そのサイトにも、強制と思わしき書き方で「リンクは絶対トップページへ」と書いてある。気を利かして、掲示板に「それはどうかと思いますよ」と書きたいが、どうもその発言は場違いなものに成りそうだし、メールしようにもそもそもアドレスもメールフォームも見当たらない。

 このような場合、どうするべきでしょう。

 答えはご自分でお考え下さい。正答などないでしょう。指摘するもよし、黙ってるもよし、そのサイトを去るもよし。ただ、当サイト管理人の意見を言わせていただくなら、ネチケットにそれほど目くじらを立てる必要もないのではないかと思うのですよ。所詮はマナーの類なんです。絶対厳守しなければいけないルールを、人はマナーとは呼びません。ステーキを箸で食べる人がいるとして、そこに目くじらを立てるのもまた大人気ない話です。
 私の考えるネチケットは、許容と尊重から成っています。
 管理人が嫌だと思う、あるいは閲覧者が嫌だと思う行為をあまり勧めるものじゃありません。たとえ間違いや不備を発見しても、些細なことと許容できる広い心に勝るネチケットなど存在しないような気もします。
 娯楽としてインターネットに触れる人間ならば、それは尚更のことではないかと、そう思うのです。


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