
チョット専門的な話になります。自律神経の項でも書いたように自分の意思で動かしたり出来る事全てを支配してるのが体性神経、逆に自分の意思で制御出来ないこと全てを担ってるのが自律神経。
例えば、今お腹が減ったとしましょう。
お腹が減ったら手で食べ物を取って口に入れ、咀嚼(そしゃく)しますね。このような意志によって行なう働きを制御しているのが「体性神経(たいせいしんけい)」です。
しかし、お腹いっぱい食べたから早く食べ物を消化しようと思っても、胃の動きはあなたの意志の通りには動かせません。このように無意識の働きを制御しているのが「自律神経」です。
自律神経は、主に内臓の働きを制御している神経です。
自律神経失調症=自律神経のバランスが崩れてる状態。
クルマに例えるとアクセルしかないクルマ、ブレーキしかないクルマ。
これじゃしっかり運転できません。車をちゃんと運転するにはアクセルとブレーキの両方が必要です。
これと同様に内臓を支配する神経、自律神経にもアクセルとブレーキがあります。例えば、心臓は交感神経(アクセル)によって働きが活発になります。逆に副交感神経(ブレーキ)によって心臓の働きは低下します。
このアクセルとブレーキが、お互いに適度に働くことで内臓の働きは正常に保たれるのです。車に乗っていて、アクセル又はブレーキどちらか一方が壊れてしまったらどうでしょうか?
アクセルが壊れたら車は止ってしまいます。逆にブレーキが壊れたら車は暴走してしまいますね。
自律神経失調症とは、まさにこのアクセルとブレーキのバランスが崩れてしまった状態なのです。例えば便秘、動悸、冷え、発汗などはアクセル、つまり交感神経の活動が高くなりすぎた状態です。では、なぜ自律神経は乱れるのでしょうか?
簡単に言いますと、身体全体の信号が一旦星状神経節に集められます、そこである程度入力してきた情報を整理し更に上にある視床下部に情報を送ります。そこで入力してきた情報に基き脈拍、呼吸、体温を調整するのです。
ところが現代社会は情報過多、つまり星状神経節への入力過多の為混乱したまま視床下部に情報を入れ視床下部は混乱しアクセルとブレーキの調整が出来なくなるのです。
一口に自律神経失調症と言ますが、大きく分けて3のタイプに分かれます。
その1)先天的、つまり生れつき星状神経節のキャパシティーが低い人。
その2)ストレスや普段の生活習慣の乱れなどが原因の場合自律神経機能検査は正常。
その3)最も多いタイプ心身症型、自律神経機能検査で異常を示す。
以上3タイプに分かれ、当然治療法もそれぞれの原因によって違ってきます。
自律神経失調症に見られる症状
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尚、仮面鬱病などのように一見自律神経失調症と見分けにくい疾患も有りますので必ず心療内科、精神科の受診をして下さい。
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