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Latest Update 2005/10/29

他社製カプラー取り付け法
〜カプラー統一への道〜

日本のNゲージ車両にはさまざまなカプラーが使用されています。主な製品ではカトーから発売されている「KATOカプラーN」「KATOカプラー密連型」「アメリカ形車両用ナックルカプラー」「マグネマティックカプラー、トミックスから発売されている「密連形TNカプラー」「密自連形TNカプラー」があります。

形状や機能の面でそれぞれ一長一短あり、ユーザーは用途に応じて選べば良いのですが、残念なことにカトーの「カトーカプラー」シリーズとトミックスの「TNカプラー」シリーズには互換性がありません。当然他社製品に対しての取り付けは特に考慮されていないので、他社製品を取り付けるには必要に応じて加工しなければならないのが現状です。

カプラーの互換性の問題が最も顕著に現れるのが、おそらく機関車と客車、貨車ではないでしょうか?特に貨車はメーカーごちゃ混ぜで走らせる機会が多いので、カプラーの壁を感じずにはいられません。

とまれみよ工場長的に、機関車に最も適しているカプラーはカトーの「アメリカ形車両用ナックルカプラー」ではないかと考えています。理由は形状、機能(自動連結/解放)ともに優れているからで、これをなんとかトミックス製品に装備できないか考えた結果、良い案が浮かんだので紹介します。

今回はカプラーが台車にマウントされているトミックスの在来製品への取り付け方法を紹介します。

台車の加工

まず台車を分解し、カプラーとマグネットをはずします。

マグネットをはずすと溝が見えるので、赤丸で囲んだ部分の凸モールド(マグネット押さえ)を左右均等にナイフで削ります。この時底面の凸モールドは削ってはいけません。

次の工程で出てくるカプラー押さえの後端が収まるように現物合わせで加工しますが、多少のガタを許容できるなら全部削ってしまってもかまいません。

カプラー押さえの加工

赤丸で囲んだカプラー押さえの2本のツノと、底面の角を左右とも切断します。ツノは付け根から、角は端から約1mmまでです。

次の写真を見てもらうと干渉する部分がわかると思います

カプラー取り付け

加工が済んだらカプラーを組み立ててポケットに収めます。この時カプラーが中心に来るように調整し、スプリングを飛ばさないようカプラー押さえを軽く押し込みます。あまり押し込むとスムーズに首を振らなくなるので要注意です。

 

接着する必要はありませんが、心配ならば最終調整後に少量の瞬間接着剤を流しても良いと思います。

最終調整

これで取り付けは終了です。あとはカプラーやピンの高さを調整し、実際に車両を連結させてみます。

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