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Latest Update 2003/5/8

東急デヤ7200+デヤ7290(電気検測車)

東急全線(軌道線を除く)の信号や架線など、電気設備全般を検査する車輛です。種車はデハ7200、クハ7500(アルミ製試作車)で、晩年「子供の国線」で活躍したあとにデヤ3001の後継車として1991年に改造されました。全線に入るためATCやATSなど各線区での運転に必要な機器を全て搭載しているほか、池上・多摩川線の車両を長津田工場に回送するため、牽引車として必要な装備も持っています。

2002年のリアルモデルコンベンション(RMC)に出品し、同年のRM MODELS(NEKO PUBLISHING刊) 12月号および、2003年1月に発売されたNゲージハイパーモデリング2(同社刊)に掲載されました。ハイパーモデリング2に紹介されている通り、ベースはGMの東急7000系です。しかし先頭車から改造したわけではなく、別項で紹介している東急7700系ワンマン車を2本作った際に余った中間車から製作しています。つまり余り物の処理品です。改造に当たってまずは側板を切り継いで運転台化し、そのあと本題のデヤへの改造を行っています。

デヤ7290(左) デヤ7200(右)

側板の片側に付属の乗務員ドア部分のパーツを切り継いで、箱にした状態です。折り妻側の乗務員室ドアは当該部の窓を埋め込んだあと、TAVASAの新型用手すり付き乗務員扉をはめ込んでいます。なお切妻の前面は東急8000系のものを加工して使っています。加工箇所は貫通ドアの縁を削ること、方向幕の埋め込み、おでこのカーブ合わせなどです。

デヤ7200

ベースにした7200系の前面をほぼそのまま使ってますが、ディテールアップのためライトと手すりを別パーツ化し、ワイパーを追加しています。ワイパーはTAVASAのロングアームワイパーです。カプラーはTOMIXの密自連型TNカプラーですが、カプラーポケット用を加工して、車体にダイレクトに取り付けています。このようにしたのはATS時代の東横線で見られた切妻側を先頭に走る姿を再現するためです。

デヤ7200 切妻

こちら側は多摩川線や池上線の車両を長津田工場に回送する時に見られますが、普段は正面に出ません。しかし徹底して作り込んでみました。貫通ドア脇の手すりは小田急1000形用の物です。なお、実物同様に7700系を挟んで運転させるため、ボディーマウント密自連型TNカプラーを装備しています。

屋根上

配管と白いベンチレータ、ヒューズボックスがアクセントです。なお切妻側のランボードにはトレジャータウンの東急7200系用ランボードを使用して、実車通りの既設側と増設側の違いを再現しています。パンタ脇のヒューズと避雷器は他のキットから調達しました。

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