2005 US GP 観戦記(LAGUNA
SECA)
2005年6月上旬、7月上旬から仕事でLA(ロス・アンジェルス)の事業所に出張することが決まった。
日程をよく見てみると、ラグナセカで行われるUS
GPに行ける日程である。
しかもラグナセカは同じカリフォルニア州。これは行くっきゃない!
と、さっそくラグナセカの所在地の調査を開始。
調査の結果、ラグナセカはモンテレーというところに
あるらしい。
距離を調べてみると、滞在予定のホテルがあるLA
郊外のトーランス市から片道約340マイル(約540
km
: 1マイルは約1.6km)。
これはちょっと厳しい。 ほぼムリかなと諦めモード・・・
と同時に出張自体も行く気が失せていった。
とはいえ、予定通り出張に赴き、時差ボケと寝不足のダブルパンチに翻弄されつつも、1週間の激務を
終え、US
GPの週末を迎えた。
・・・果報は寝て待て・・・ではないが、現地に駐在中
のメンバーが3人、日曜日に車でラグナセカに観戦に
行く予定との情報をキャッチ!
便乗させてもらうこと
になり、急遽ラグナセカ行きが現実のものとなった。
やはりこの出張日程は運命だったに違いない。(^^ゞ
ラグナセカといえばコークスクリュー・・・お約束ですね。
現地時間
2005年7月10日(日)am 4:30
(日本時間 10日(日)pm 8:30)
滞在しているトーランス市のホテルを出発。
USアコードに5人乗車である。
さすがのUSアコード
も、5人乗車で日帰り往復1100km弱の旅はつら
そうだ。
運転してもらえるだけで、「よし」としよう。
7:00頃に郊外のレストランで食事を採ることに。
ちなみに私は英語はまったくダメなので、同行者
頼み状態になるはずだった。
しかしながら、英語が達者な人は誰もいないという
ことが判明。
ま、何とかなるさ・・・で、アメリカの大味な朝食を
食べてから、再び気の遠くなる程の真っ直ぐな道を
走り始める。
途中、燃料補給の為にスタンドにピットイン。
USではスタンドには必ずといっていい程、コンビニ
のような店が併設されている。
ちなみにガソリンは水より安く、1ガロン2.6$ぐらいが
相場(US1ガロンは約3.785リットル、GB1ガロンは約4.55リットル)。
コーラよりはちょっと高い。(^^ゞ
日本でも近年セルフ給油が増えているが、USでは
昔からセルフ給油が一般的。
写真のタンクローリーは、日本の大型タンクローリー
を2台つなげて引いている感じ。
物も人も食べ物も味も、とにかく何でもかんでもでかい・・・それがアメリカ。
肝心のレースのチケットは、前売りが完売だった為、我々の頼みの綱はダフ屋のおっちゃんである(当日券があるかどうかも不明
な為)。
ちらほらとレーサーレプリカ系のバイクを転がしているライダーが増えてきて、ラグナセカが近いことを感じさせてきた頃、サーキットまで
あと15マイルぐらいというところのスーパーマーケットの駐車場から、車道に向かってチケットらしきものを持って手を振っているおっちゃんを発見。
あれはきっとダフ屋だ。「Uターン、Uターン」と、ドライバーに指示を出す。
スーパーの駐車場に車を停め、ダフ屋のおっちゃんと商談開始(日本と違い、USではダフ屋は合法とのこと)。
値段は1枚60$、5人分あるということで商談成立。
英会話が出来なくても何とかなるもの。
日本の感覚だと、GPのチケットが60$なんてありえない!(予算300$をキャッシュで用意していた)安い!
でもチケットをマジマジと眺めると、何だかカラーコピーして造ったような品質に不安を覚える。
日本の有価証券を見慣れていると、どうしてもニセ物に見えてしまう。
これがUSの標準的な品質なのだろうか?
間もなく到着するラグナセカの入り口でその答えは出るだろう。
am
11:00頃、ラグナセカの入り口に到着。
駐車場に向かう丘の上の一本道が延々車でつな
がっている。
レーススタートまでに辿り着けるのだろうか・・・?
案内は全て英語である(当たり前か)。
読んでも理解不能な場合は、すかさず電子辞書で。
入り口から1時間かけてようやく車が停められた。
スタートまであと2時間。
チケットは堂々と提示してみたらOKだった。やはり本物だったようだ。でも手にも取らず、半券も切らず・・・う〜ん
アメリカっていいかげん・・・ノープロブレム。
当日券は売っているよう(日本GPには当日券ってないんだけどね)。
価格は65$。
ダフ屋から購入して大正解。
ラグナセカ名物といえばコークスクリュー。
コース図を見てさっそくコークスクリューを目指して歩く。
コークスクリューに限らず、ラグナセカのコースの高低差の凄さは、前知識として知っていた。しかし、「百聞は一見にしかず」。
ハンパな高低差じゃない。ジェットコースターでも走るのかと思うほどにすごい高低差。
こんなところで競争をするGPライダー、アメリカンライダーはやはりどこかおかしいと思った。このコースを目の当たりにしたら、もてぎの
ダウンヒルなんてちょろい、ちょろい。(^^ゞ
コークスクリューに着いた頃、まだレーススタートまで1時間程度あった為、1人でお土産を物色に出掛けた。
日本でもどのサーキットでもある、お土産屋のテントが連なっている場所があり、そこ
にはヤマハマーケットプレイスという名前がついていた。
11年振りの開催を待ちわびたGPファン
でごった返し、人、人、人で溢れていた。
なかでも結構なパーセンテージの人が着ていたTシャツに目が行った。
2005
US GPの記念Tシャツだ。
これをゲットするしかない! と、出店のテントを探すも見つからない。
いくら探しても見つけられず、レースのスタート時間も迫ってきていた為、着ている人に聞いてみることにした(どうやって?)
なるべく親切そうな人を探して(何を判断基準に?)、「どこで買ったのかおせーて」
その親切そうな人は、私が話し終わるまで、最後までじっと待って聞いてくれた。
答えは・・・、
「自分が買ったのはあの店で、他では何処で売ってるかは知らないけど・・・」と言ってくれたのだと思う。
丁重にお礼を言って、教えてもらった店に入ってみた。あった!
しか〜し!
サイズがない。
私は日本ではXLを愛用しているが、どうみても
Mがいいように思う(アメリカンサ〜イズ)。
女房はSだな。
でもレジの女性に聞くと(どうやって?)、Lしかないという。
仕方なしにLを2枚購入。
着られるかどうかは日本に帰ってからのお楽しみということで・・・。
さて、とりあえずお土産をゲットした為、急いでまたコークスクリューへ戻る。
すると実況アナが国歌を斉唱し始めた。
早くコークスクリューまで戻りたかったが、観客は皆
立ち上がって、神妙に聞いているところなので、ちょっと歩きづらかった。
しかたなく終わるまではアメリカ人のふりをして一緒に聞くことにした。(^^ゞ
何とかフォーメーションラップが終わるまでには間に合った。ホント、ギリギリ。
いよいよ、レーススタート!