階段昇降機のいす式と車いす用を機械の構造や大きな特徴の説明や
コスト面での疑問点等を出来るだけわかり易く説明しております
時には大まかな値段を聞かれて非常に驚かれるお客様もおられますので
階段昇降機の大まかな概要をお読み下さい


いす式階段昇降機とは?

曲線型とは

いす式昇降機の曲線型 途中に踊り場のある階段
90度コーナーのL字
180度回転のU字
らせん階段等が
曲線階段となります

曲線階段は傾斜角度も段数もコーナー数も違いますのでその階段に
合わせたレールが特注で製作されます
曲線型は階段形状により水平部や階段独自の傾斜角度で走行する
必要がありますので、当然ながら、傾斜角度が変化しても座面は常に
水平に保持される必要があります
又、コーナーを廻る為のローラーの構造が必要となります
一方、「直線型」は一定角度の直線レール上を走りますので
コーナー回転やレール傾斜度の変化が無い為に機械の
構造も簡素化されております
つまり、曲線型直線型は見た目は似た階段昇降機ですが
機械の構造上は全く別の機械と言えるでしょう
その為に、曲線型はお値段の上でも時には直線型の3倍もの価格になる事も有る訳です

レール製造の説明

カーブレール
  • コーナー付の曲線階段は傾斜角度、有効巾、下から上までの距離、 コーナーまでの距離等の全ての面で規格外の階段で、それぞれの階段にレールを設置するには 受注生産以外に方法が無く、手作りのレールとなっております。
  • しかも、曲線型のレールはミリ単位の正確さを要求されており、万一、 20mm以上の狂いが生じた折にはレールを作り直されるケースもあります。 いす式階段昇降機の品質を左右するのもレール次第とも言えるでしょう
  • それだけに、階段の採寸作業が非常に重要で細心の注意が必要とされ、又、レイアウト図も 正確に作成の必要がある訳です
  • 又、お使いになる方の事情に合わせて安全性と使い勝手の良さを考慮したレールの設計が重要となります
    せっかくいす式階段昇降機を設置致しましても使い勝手が悪ければ結果的には日々のご利用に幣害が生じる 事にもなる次第です

一本パイプレール

内回り 殆どの他機種は2本レール方式が採用されている様ですが、 フローリフトは世界で初めて一本パイプレール方式が開発されました。 最大の利点として、走行時の摩擦係数が大幅に軽減された事と レール上を走行すつ駆動部と座面を水平に保持する構造が別離した事に 依り最大傾斜角度が70度まで可能となり、らせん状の階段の内回りが可能となりました
ちなみに、2本レール構造の場合は最大傾斜角度は52度〜55度が限界の様です。 これ以上ではいす全体が不安定で走行時の摩擦係数も大きく走行出来ません。 又、一本パイプレールに依り階段の内回り(通常は摩擦係数が大きくて 2本レールでは難しかった)にも強くなり、しかも、ねじれレール(3D曲げ)も問題なく スムースな走行が可能となりました
この様な機械の構造と特徴により恐らく日本では最初と思われる360度のらせん階段 の内回りにも弊社がフローリフトを設置出来た訳です

座面水平保持

水平座面 曲線型はスタートから停止までのレール傾斜角度が変動致します。 例えば、階段では50度の角度でも2階のフローアーでは水平となります。 又、階段途中に踊場が有れば、この踊場では水平となります。 つまり、どの角度でも座面を水平に保持する必要が有る訳です

殆どのいす式階段昇降機は2本レールを採用されている様です

2本のレールはいすを水平に保持する役割と階段昇降機自体をレール上で 走行させる為に上下の二ヶ所の支点を確保する役割を担っております

これに対して、フローリフトは世界でも初めて開発された一本パイプレール
方式で、レールの角度が変わりましてもいすの座面は常に水平に保たれる
駆動部といすの構造となっております

構造は、いすの座面を水平に保持する為には座面の下に水平感知センサーと モーターが連動して常に座面が保持される仕組みとなっております

階段昇降機でも直線型は傾斜角度が一定の為に駆動部の傾きに合わせていすを固定すれば事が足りますが 曲線型は上記の様にレール若しくは機械の構造や機構で保持装置を別途組込む必要が有り、これらも 曲線型のコスト高につながっております

レールの曲げ加工

  • レール コーナー部のレール曲げ加工も特殊技術を要する事もあります。 駆動装置の構造上、回転半径に限度があり2本レールの駆動装置では階段の内回りに弱点がありました
  • いす式階段昇降機は原則的には自走式(いすの下の駆動部にモーターが 組込まれて走行する)で駆動部のギアーがレールに取付けられた”ラック若しくはチェーン” を噛みながら走行致します
  • 殆どの場合、コーナー部分では傾斜角度が付いて”ねじれ”が生じますが、 レールの”ねじれ”だけで無くラックの”ねじれ”加工が非常に難しく特殊技術を要しております。 ラックの加工が悪ければギアーがラックに噛みこまなくなりますのでいす式階段昇降機が走行 出来なくなります
  • 極力、狭い半径での回転と急勾配での昇降が可能で有る機械構造として理想的なのが 一本パイプレール方式でフローリフトが世界で初めて開発に成功した階段昇降機です
  • レールに関して申せば、オーダーメイドで特殊曲げ加工が必要なレールの為 に価格的に高価ないす式階段昇降機となる次第です

いす式階段昇降機の直線型

最近の機種では成型アルミレールが主流の様です
1本を2.5メーターに裁断して現場へ搬入してから据付時に
2本をジョイントして利用するのが一般的です

直線型レール 直線型レール


いす式階段昇降機の直線型は構造も簡素化されております
階段に沿って傾斜しておりますがレール自体は真直ぐな一直線で 座席や足置台等は水平の状態で駆動部に固定すれば事足ります
ケーブルカーの様に座面が傾斜角度に合わせて水平の状態で全体が上下走行するだけです
上階での「いす回転」もレバー操作でいす回転のロックを外してご利用者が体反動を付けて回転させるか、 手すり等を利用して座面を回転させます
この折には足置台は回転いたしません
つまり、直線型は座面を水平に保持する機構もカーブを廻る構造も不要で駆動部の機能が 階段昇降機の品質を決定する機械とも言えるでしょう

この様に直線型はレールも材質はアルミニュームですので最初に型を準備すれば製造は 一定の量を製造して在庫も可能となり、又、駆動部も単純化されておりますので製造コスト自体 曲線型と比べるとはるかに低コストで製造が可能となる訳です

車いす用

車椅子 車椅子用階段昇降機は利用者が車椅子に座った状態で 車椅子ごと用意されたテーブル(プラットフォームとも呼ばれる) に乗り込んで階段を昇り降りする為の昇降機です
いす式と比べて大型機械と言えます
いす式階段昇降機の最大積載量は100キロ程度ですが 車椅子用は180キロ以上となりますので一般改定の階段には 適しておりません。尚、車椅子用としてエレベーターの様に 垂直移動の段差昇降リフトも利用されており、段差昇降リフトの 小型は一般家庭でも利用されておりますが、殆どの機種は 車椅子用のみでいす式の段差昇降リフトはありません
直線型
車椅子用直線型 一直線のレールを階段の傾斜に沿って取り付けて、 このレールに依ってモーターが組み込まれた駆動部と 車椅子ごと乗込むプラットフォーム(テーブルとも呼ばれる)が上下走行します
レールは一定の角度で、途中で角度の変更は出来ません
途中で階段の踏み面が広い場合は直線型でなく曲線型が必要になるケースもあります
曲線型
車椅子用曲線型 直線型で対応できない階段は全て曲線型が必要となります
例えば、途中に踊り場のある階段や90度のコーナーのある階段等です
又、機械の構造上(プラットフォーム)、90度のコーナーのある階段は内回りしか出来ませんし、 回転の為に 広い階段巾が必要となりますので一般家庭の階段では稀です

車椅子用の階段昇降機の場合は特に下段での車椅子の乗込み及び下車の為の スペースを確保する必要があり、場合に依れば階段から2Mのスペースが必要となりますのでご注意下さい

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