インドシナの料理の基本はシェフのツァン家の味付けです。彼女が子供の頃から食べ続けている家ごはんを提供しております。彼女が日本に来たのは25年以上前のこと。彼女が料理を始めるころには既に日本におりました。だからベトナムの食材を使ったベトナム人が作ったベトナムで食べる料理とは違うかもしれません。しかし、味に保守的なベトナム人の家族が慣れ親しんだベトナムの味を忘れるわけもなく、全ての食事が日本食に変わるということも不可能です。シェフの家族が日本にきて25年間、いかに日本で日本の食材をつかってベトナムのごはんを作ってきたか、その知恵と工夫が彼女の作るベトナム料理から伝わってきます。同時にベトナム食のベースがある上に日本での社会生活で身に付いた日本食の感覚もあるからこそインドシナの味があります。インドシナは一部の食材を除いて、現地直輸入とか現地の味というような言葉にこだわりません。無駄なこと不自然なことはしません。家で食べるごはんにそんなことは無意味だと思っているからです。毎日食べても飽きないベトナム家ごはん。たまに食べてみるのもいいかも。