
いつの世でもどこの国でも物語は人の心を酔わす
或るは麻薬のように新作を欲しがり貪り読んでは戸口を閉ざす
或るは眉をひそめその害をとうとうと語っては溜息を漏らす
時が経って駄作が記憶から消え去った時
幾多の批判に耐えて残ったものはついに国の宝となる
西洋にはホメロスやベーオウルフがあり
わが国にはここに源氏物語
ジャパンクールの曙光の輝き
いといみじ(まじやばい)
これを仏陀の教えとするも良し
耽美な妄想を膨らますも良し
読む人によって千変万化する物語の不思議
ここに蘇れ